面積が40坪弱の敷地を東西に計画道路が走っいる。 道が完成すると敷地は10数坪になる。発注者の思いは現在の敷地状態でも生活ができて、道が整備され残された敷地状況でも生活ができる家にしたいのだが‥。当然のことだが自分が生まれた場を離れることなく生き続けたいとのことであった。だれが引いたか判らない計画線を中心に敷地内に建設可能な壁を立ち上げて建築とした。

計画道路内は木造2階の建築とし、将来も残る建築は鉄筋コンクリート3階建てとした。物見塔が付いているので4階と言ってもいいほどなのだが、一部に2坪ほどの屋上庭園(?)を設けた。そこからは眼下の町が庭園と化して季節ごとに生活を楽しませてくれる。

全体の形態は多数の建設条件を加味して残る図がL型をしていたので、あらゆる部分がL型を基調に仕上がるようにした。
ガラスに刻まれたL字文様
床に現れるモアレとライン
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