夢惑う世界 雑記帳 随想録<澪標> 気まぐれ昆虫記 |
4.1.2.9−15 気まぐれ昆虫記 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
2008年1月5日 森みつぐ
ネムノキ?みたいな葉を付けた低木を見つけては、キチョウの幼虫がいないか探していた。アリが枝分かれのところに群がっている。よくよく見ていると一つだけ、シジミチョウの幼虫らしきものがいるのを見つけた。しかし、今日は持ち帰らず、明日以降にすることにした。
▼2007年10月30日(火) 終令12mm
ちょうど、脱皮していたみたいである。アリがまとわり付いている。
▼2007年10月31日(水) 終令20mm
この幼虫も蜜を出しているのか、アリがずっとまとわり付いている。
このネムノキ?の枝別れ部のところに幼虫に似た瘤があって、そこにアリが来ている。瘤から蜜が出ているのかも知れない。ネムノキ?は、害虫から守られているのだろう。そして、シジミチョウの幼虫は、寄生虫から守られているようだ。
▼2007年11月2日(金) 終令19mm
この幼虫は、閉じたネムノキ?の葉が好きみたいである。山でも萎れた葉の中を歩いていた。
▼2007年11月3日(土) 終令21mm
ぜんぜん大きくなっていないけど、糞をいっぱいしているから大丈夫だと思うのだが。
▼2007年11月5日(月) 終令16mm
一緒に入れていた竹の葉の丸まった中で薄汚れた色になって、じっとしていた。
▼2007年11月7日(水) 終令15mm
相変わらず、じっとしている。
▼2007年11月10日(土) 蛹10mm
やっと蛹になった。羽化してくれればいいが。
▼2007年11月25日(日) 成虫
ちょっと小さいけど、雌が羽化した。
ネムノキ?にクエルケトルムマルバネムラサキシジミが止まっていたので、その幼虫かと思っていたが、案の定そうだった。それにしても鮮やかな緑色した幼虫は、萎れた葉の間にいると、近くで見ていても見つけることができないほどの擬態になっていた。
2006年4月17日 森みつぐ
アカネが飛びまわっている秋の甘利山を、ゆっくり下ってきた。山麓まで来ると、今度は、ミヤマサナエが迎えてくれた。車が行き来できる2車線の舗装道路が、山頂まで続いている。
道路を歩きながら川原に密生している草を見ていたら、キク科植物の細い葉にしがみついていた緑色のイモムシ君を見つけた。
▼2005年9月16日(金) 終令30mm
こんな細い葉で、お腹がいっぱいになるの?足りなくなっても、家の近くにもあるから大丈夫!
▼2005年9月18日(日) 終令
ティッシュを丸めて中に入ってしまって、中が見えない。もう少しゆっくりしていても良かったのに!
▼2005年9月23日(金) 蛹22mm
ティッシュを破って中を見ると、蛹になっていた。
▼2005年10月1日(土) 羽化
綺麗な蛾が羽化していた。以前にも捕まえたことのある、金色の翅を持った蛾でした。
金色の翅って、すごく豪華に見えるけど、見ようによっては安っぽくも見えてしまう。でも、生き物は大好き!
2007年9月11日 森みつぐ
秋が深まってきたある日、勤務先の敷地内でうずくまっている棘々の幼虫を見つけた。イラガの幼虫である。
多分、繭を紡ぎ始めるようなので、食草の心配がいらなさそうだ。
▼2006年10月25日(火) 終令23mm
丸々と肥えた美しいイラガの幼虫が塀際を歩いていた。
▼2006年10月26日(水) 終令
早速、容器の中で繭を紡ぎ始めた。
▼2006年11月5日(土) 繭19mm
硬い繭を慎重に少し切り開いてみたが、蛹にはなっていなかった。萎んだ幼虫のまま、冬を越すようだ。
▼2007年5月6日(土) 蛹
扁平な蛹(体長15.5×幅7×厚さ4.5mm)になっていた。
▼2007年6月7日(水) 成虫
緑色の綺麗なイラガが羽化した。。
イラガの幼虫は、美しいのが多いので育ててみたいが、成虫も美しいとは限らない。しかし、今回は、美しいガだった。
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Copyright (C) 2008 森みつぐ /// 更新:2008年4月6日 /// |