夢惑う世界 雑記帳 随想録<澪標> 気まぐれ昆虫記 |
4.1.2.9−17 気まぐれ昆虫記 | |||||||||||||||||||||||||||
2007年9月12日 森みつぐ
石垣島の於茂登岳麓を歩いていた。最近の昆虫採集は、のんびりと歩き回ってはデジカメで写真を採り、葉っぱをいじくりまわして幼虫を探すことが多くなった。そんな折、イネ科の閉じられた葉っぱを開いてみた。
▼2006年6月3日(土) ?令
セセリチョウの幼虫を見つけた。鮮やかな色の幼虫である。
▼2006年6月8日(木) ?令20mm
葉っぱの中に隠れているので、なかなか体長が測れない。
▼2006年6月10日(土) 終令
脱皮してた。
▼ 2006年6月12日(月) 終令22mm
石垣島から持ってきた食草が枯れてきたので、近くの公園から新しいイネ科の葉を持ってきた。
▼2006年6月13日(火) 終令29mm
いっきに大きくなったので、、体を隠すような大きな葉がない。
▼2006年6月18日(日) 終令37mm
タッパーウェアの蓋に止まってる。
▼2006年6月19日(月) 蛹26mm
タッパーウェアで緑色の美しい蛹になった。刺激すると、体を激しく揺する。
大きな葉があれば、葉を綴って蛹になるのだろうが、これも私にとっては、見やすくてよかった。
▼ 2006年6月29日(木) 蛹
蛹の頭部が茶色になり、目が黒くなった。
▼ 2006年6月30日(金) 成虫
無事、ユウレイセセリが羽化した。
巣を作る幼虫は、見つけやすくていい。それに、セセリは、イネ科植物を食べるのが多いので、何処ででも育てられるから、それもいい。
2007年9月12日 森みつぐ
幼虫を見つけると、当然、止まっていた植物の葉っぱを採ってくる(山梨県十島)。モクメカラスヨトウの幼虫を育てていると、小さな糞を見つけた。細い幼虫が、大きな幼虫の影で、こっそりと息を潜めているのを見つけた。
▼2006年6月22日(木) 終令11mm
6月10日に採ってきたエノキの葉に付いていたみたいだが、気にしないでいたらこんなに大きくなっていた。
▼2006年6月27日(火) 蛹
テッシュの中で細く小さな蛹になっていた。
▼2006年7月2日(日) 成虫
可愛らしいメイガが、羽化していた。
選り好みしないで、こんな小さな幼虫も育てなければいけないのだが、無精な私は、そのときの気分次第になってしまう。今回のメイガは綺麗だった。
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Copyright (C) 2008 森みつぐ /// 更新:2008年8月31日 /// |