夢惑う世界 雑記帳 随想録<澪標> 気まぐれ昆虫記 |
4.1.2.9−22 気まぐれ昆虫記 | ||||||||||||||||||||
2007年9月13日 森みつぐ
ススキは、セセリチョウやジャノメチョウの宝庫である。今日も、初めてのセセリチョウの幼虫を見つけた(山梨県十島)。
▼2006年8月11日(金)4令27mm
初めて見る幼虫だ。多分、ミヤマチャバネセセリだろう。
▼2006年8月12日(土)4令29mm
ススキの葉を綴った巣の中裏に、薄い膜があった。
▼2006年8月13日(日)5令30mm
脱皮して終令になった。
▼2006年8月15日(火)5令34mm
葉っぱが気に食わないのか、巣から出てます。ススキの葉を入れる容器にしては、ちょっと小さすぎるのだろう。
▼2006年8月18日(火)5令39mm
巣を放棄しても、大きくなっている。
▼2006年8月20日(日)5令41mm
もうそろそろ蛹かな?
▼2006年8月22日(火)5令35mm
容器の蓋に糸を張っている。
▼2006年8月23日(水)蛹29mm
器用に裏蓋にへばり付いて、緑色の綺麗な蛹になった。
蓋では羽化に失敗するかも知れないので、割り箸に移しておいた。
▼2006年9月1日(金)成虫
やはりミヤマチャバネセセリが羽化していた。
採集しているときは、あまり見かけなかったのだが、意外と多くの幼虫を見つけた。
2007年9月16日 森みつぐ
いつも歩く林道に来ていた(山梨県十島)。今日も、何かいないかと食痕のあるササの葉を裏返しながら、林道を引き返していた。もうすぐ終点のところでササの葉裏に1匹の幼虫を見つけた。クロヒカゲのようである。
▼2006年8月11日(金)4令20mm
食痕のある怪しい葉を裏返していたら、ぽつんと一匹だけ角のある幼虫を見つけた。
▼2006年8月12日(土)4令22mm
葉っぱが枯れる前にいっぱい食べてよ。
▼2006年8月16日(水)5令27mm
脱皮したら、体色が緑から茶色になっていた。
▼2006年8月19日(土)5令37mm
順調に大きくなってきた。
▼2006年8月23日(水)5令42mm
一緒に育てているヒメキマダラヒカゲは、なかなか大きくならないのだが、クロヒカゲの方は、順調に大きくなっている。
▼2006年8月24日(木)前蛹
ササの葉裏で、前蛹になった。
▼2006年8月25日(金)蛹19mm
無事、蛹になった。
▼2006年9月2日(土)成虫
気付いたときには、羽化して翔び廻っていた。
この林道では、まだヒメウラナミジャノメの幼虫を見ていない。次こそはと思っているが、いつも相手にしてくれない。
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