夢惑う世界 雑記帳 随想録<澪標> 気まぐれ昆虫記 |
4.1.2.9−33 気まぐれ昆虫記 | ||||||||||||||||||||||||||||
2011年5月7日 森みつぐ
札幌に戻ってきてから子どもの頃見たことのあるあの真っ黒いクジャクチョウの幼虫を育ててみたいと思っていたが、なかなかその機会に恵まれなかった。でも、やっとエゾイラクサの葉に4匹で群れていた幼虫を見つけた。(北海道札幌市定山渓)
4匹なのでそれなりに葉っぱも持って帰った。
▼2010年6月28日(月)4齢4匹
4匹がまとまっていた。
▼2010年6月29日(火)5齢35mm4匹
一斉に脱皮していた。
▼2010年6月30日(水)5齢39mm4匹
食べすぎである。4匹もいたらすぐに葉が足りなくなってしまう。
▼2010年7月1日(木)5齢42mm2匹、蛹2匹
新しい葉を与えたら、3匹が貪り始めた。ただ1匹は、じっとしている。夕方、2匹が放浪を始めて、前蛹、蛹になった。
▼2010年7月2日(金)蛹4匹
朝、残り2匹も動かなくなっていた。夕方、2匹が放浪を始めて、前蛹、蛹になった。
▼2010年7月9日(金)蛹2匹、成虫2匹
雄2匹が羽化していた。
▼2010年7月10日(土)成虫2匹
雌2匹が羽化していた。
成長がやけに早いので助かった。今度は、もっと小さいのを見つけて来よう。やっぱり1匹では難しいかな?
2011年5月7日 森みつぐ
いつものジョギングをしていたら、折り返し地点近くで赤茶けたイモムシが歩道上を黙々と歩いていたので持ち帰ることにした。最初、スズメガかなと思って手を出したがすぐモクメシャチホコであることに気が付いた。(札幌市川沿)
中学のとき幼虫を育て繭までは出来たが、結局羽化しなかったことがある。今回は、繭を紡ぎ終わったら、あとは成虫が羽化してくるのを待つだけである。楽しみである。
▼2010年7月20日(火)終令61mm
赤茶けたイモムシが這い回ってる。
▼2010年7月21日(水)繭33mm
ティッシュの中に潜って繭を紡ぎ始めた。
▼2010年7月29日(木)繭33mm
繭を開けてみたが、まだ幼虫のままである。
▼2010年8月2日(月)蛹30mm繭33mm
平たい蛹になっていた。
▼2011年4月26日(火)成虫
何気なく夕方、蛹の入っている網を見ると上部に蛾がへばり付いていた。羽化したようだ。
モクメシャチホコの翅は、意外と美しい模様をしていた。やはり図鑑で見るより実物に限るようだ。
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