夢惑う世界 雑記帳 随想録<澪標> 気まぐれ昆虫記
夢惑う世界4.1.2.9−34 気まぐれ昆虫記

2012年5月4日  森みつぐ

 ヤナギの葉に大きなハエが止まっていた。ヤドリバエのようである。じっと見ていると、ハエの視線の先に久し振りに見たコムラサキの幼虫がいた。“寄生されてなかったらいいのだが!”と思いながら持ち帰った。(札幌市定山渓)

2011年7月6日(水)終齢46mm
 丸々と太った終齢の幼虫である。

2011年7月7日(木)終齢42mm
 葉っぱを食べていたが、まもなく軟糞をして蓋でじっとし始めた。

2011年7月8日(金)終齢
 相変わらず蓋でじっとしている。

2011年7月9日(土)蛹35mm
 鮮やかな緑色の綺麗な蛹になった。

2011年7月17日(日)成虫
 雌が羽化してきた。

 今度は、もう少し若い幼虫を見つけてみたいものだ。とは言えいつも積極的に探してるわけではなく偶然なのだが。


5齢幼虫 蛹
5齢幼虫
成虫  
成虫  


2012年5月4日  森みつぐ

 坂道を自転車を押しながら歩いていると、丸々と太った幼虫が道を横断しているところだった。よく見ると角がある。ラッキー!(北海道札幌市)

2011年7月19日(火)終齢75mm
 道端で拾った。蛹になるのを待つだけか、それとも寄生されている?

2011年7月21日(木)終齢
 大きな糞を2つして、やっと赤っぽい体色になって放浪し始めた。

2011年7月22日(金)終齢50mm
 動かないと思ったら、まだ少し動いている。体色は、白っぽくなった。

2011年7月23日(土)終齢
 やっとじっとしている。

2011年7月25日(月)蛹41mm
 やっと蛹になっていた。繭は作らない。土中か下草の中で蛹になるのだろう。

2011年8月17日(水)成虫
 越冬すると思っていたら、羽化していた。年2化だろうか。

 札幌では、しばしば見かけるアジアホソバスズメの幼虫だった。近くに食草となるオニグルミの木は見かけないのだが・・・?


終齢幼虫 蛹
終齢幼虫
成虫  
成虫(左上はアカタテハの蛹)  

Copyright (C) 2013 森みつぐ    /// 更新:2013年3月31日 ///