2005年11月13日(日)

 




朝は7時出発予定だったが
さすがにちょっと遅めになって
7時半に出発


バスにのって
実際に有機農業に30年以上
取り組んでいる農家を訪問した。



お宅と農園の間に
オープンなスペースがあって
農園でとれた
マンゴ、パパイヤ、バナナを
いただいた。





農家の方(右)はとても
実直な感じの方で

10才くらいの時から
お手伝いで農業に携わって、
農薬作業などもしていたが
その頃の農薬は急性毒性なども
強いものも多かったので
健康被害などもいろいろ経験したらしい。

それから
自分の代になってからは
ずっと無農薬無化学肥料での
農業を続けているそうだ。

市場にも出荷しているが
直接農場を訪問したり、注文したりしてくれる
お客さんがたくさんいるそうだ。


熱帯果樹を中心に





なんかよく説明がわからなったが
こういうのとか



池のようなところで
魚も飼っていたり





鯉も出荷しているそうだ



これは
ジャスミンかなんかの畑で
全部の株に




こういう赤い紙が
枝の元に2,3枚つけてあった。


これは
害虫のヨトウみたいなのの
寄生蜂の卵をつけてあって

国の施設から
有機農業に取り組んでいる農家に
無料で配布されるらしい。

設置して数日で
寄生蜂がかえって
やっつけていくらしい。


このカビみたいなのは
別に意味はなくて
設置してだいぶ時間が経っているだけのこと






なんかでっかい
スリップスみたいなのが
花の中にいた。





ナスは家庭菜園用に
数本あった。
カイガラムシみたいなのが
ついていた。



ワタアブラムシもいた。






ヘチマと記念撮影する
リーさんとフェルマさん


Mrコースダイレクターバンジェラス教授もにがわらい



というところで
カメラの電池がなくなってしまった・・・





みなで記念撮影してもらった。





これはすぐ近くのバナナ畑


それから次は
海洋センターに行った。


なかなかきれいなところにあった。






いろいろ
貝とかエビなどの
増殖の研究や
増やして漁民に配布したり
しているらしい



すぐ近くに
ちっちゃな漁船がいっぱいある
船着き場のようなところもあった


それから
いろいろな水槽や生け簀を
見て回った。




お昼は道沿いの
レストランに入った。


いろいろごちそうがあったが



ナス料理が一品出ていた。
長なすを焼いたのに
卵とイカとエビとで
味付けはホットペッパービネガー

なかなかおいしかった。


お昼を食べてから
またバスで海岸縁を移動し


たぶんシンガポールの方までのびている鉄道





何代か前の王様の
偉業をたたえた施設


それから
こんどは
水族館へ案内してもらった。
これはさすがに研修ではなく
ちょっと息抜きの観光ということのようであった。





3時すぎくらいまで
ゆっくりして


帰路についた。
バスで3時間くらいだった。

もう暗くなってから
途中夕食にでっかいショッピングセンターに立ち寄った。


これまたイ○ンよりでっかいくらいの店で
駐車場のバイク置き場だけでも
かなりだった。

1時間ちょっとくらい時間を取って
ショッピングをする人はどうぞということだった。

わたしはMrダイレクター教授が
日本式の焼き肉に連れて行ってくれた。

これがなかなかおもしろいシステムで
焼き肉といっても
ジンギスカン鍋のような真ん中が高くなっていて
周りが低くなっていて水がためれるようになった
鉄板で、
お肉やシーフードや
千切りキャベツやうどんなどを
焼いて食べるというもので

タレは日本のような焼き肉のタレに
ポットペッパーやニンニクを
自由にたっぷり入れれるようになっていた。

けっこう他のレストランより高めだったが
教授によると人気が出てきているのだ
と言っていた。

食事が終わって
バスの集合時間に駐車場へ行ってみると
ちょっとハプニングがあった。

あんまりでっかいもんで迷子になってしまった人がいて
一時間くらい待っていたが合流できなかったのである。
彼は、とても田舎の方の出身なので
こんなにたくさん人がいるところは
実際たいへんだったのだ。
なんとかタイ語が出来るので
なんとか交渉してバイクの後ろに乗せてもらって
研修センターまで安く帰ってこれたようだった。
無事でよかったよかった。





短い一泊研修旅行だったが
いろいろ盛りだくさんで、とても
有意義な時間を過ごせた。



研修センターについたら
もう9時をとうに回っていた。

さすがに疲れて
バタンキューと思いきや
また、パソコン室に集まっている研修生たちもいた。

わたしはもうあと数日で
帰らないといけないと思うと
とてもさびしかった。
こんな調子でみなず〜とまだ一ヶ月近く
同じ釜の飯を食べて、いろいろ語り、いろいろ共通の経験ができると
本当に国を超えた親友がいっぱいできるだろう、、あた
いろんな国のいろんなことを考えたりまとめたりしていると
それぞれほんとに大きく成長できるだろうなあと思った。

やっぱり
井の中の蛙になってしまわず
人間はいくつになってもいろいろ
チャレンジするのは楽しいことなのじゃないか。





11月表紙へ