2006年12月3日(日)




本日は朝ちょっと早めに起きた。
昨日の竹富島があんまりよかったので
今日はやっぱりさらに西表まで行って
マングローブカヌーだあ

ということに夕べ急遽決めたのだが
お天気は回復せず夜のうちの風雨は弱まっていたが、
西表の上原行きフェリーは欠航になっていた。

大原行きの方に乗って40分くらいで
なんとか西表に到着
フェリーが欠航になった場合はちゃんと
フェリー会社のマイクロバスがあって
大原から島の反対側になる上原の方まで
タダで送迎してくれるのであった。

西表のジャングルは確かに
ぜんぜん手つかずのかんじでまさに
ゴジラが出てきそうな島だった。
雨足がだいぶ強くなって
これはほんとに行くだけで
カヌーどころではないぞ
という感じだった。

40分くらいで上原の港へついたが
フェリーも欠航しているし、お天気も悪いので
人っ子一人おらず
うちの4人だけ

カヌー屋さんにとりあえず
ついたよと連絡しようと思ったら
ピックアップに来てくれた。
とっても感じのいいカヌーの先生だった。
それからバンには
若い感じのいいカップルさんが乗っていて
6人でマングローブの方に向かった。
まだ雨は降っていて
カップルさんと
『ちょっと今日はほんとに大丈夫なんでしょうか??』
『もの好きですよねえ・・・』
などと、ちょっとお天気は残念だが
楽しみは楽しみだが
ちょっと心配は心配の会話をしていると
先生は、ニヤニヤと
まあ行ってみましょう!
とやさしく車を運転してくれるのであった。

国道をちょっと入ると
ダートになって
なんか探検ムードが一気に盛り上がってきた。

広場についてから
今日のカヌー探検の説明をうけた。

こぎ方とか教えてもらって
カッパを来て
救命胴着をつけて
それぞれオールを持って
マングローブの川まで下りていった。

それぞれのカヌー屋さんとかの
カヌーがそれぞれいっぱい留めてあったが
とりあえず、本日この川でカヌーをするのは
わたしら6人だけなのであった。

雨もだいぶ小降りになってやみそうになってきた。

蟻塚みたいなシャコエビの巣穴というか
盛り土の巣みたいなのがいっぱいあった。

マコもモリも一人艇にそれぞれ乗り込んで
川にこぎ出した。

いいじゃないかいいじゃないか

http://www.iriomote-pisces.com/album.html#12
(お世話になったぱいし
ずさんのHPのアルバム)

沈しないように
のんびりと川を一旦下っていった。


河口に近いところでマングローブが開けてくると
逆風の風が強くなってきて
わたしらは大丈夫だったが
子どもらは流されはじめて
こいでもこいでも進まなくなった。

結局先生がロープでカヌーを
牽引してくれ
昇ってくれてなんとか全員無事難所を脱した



マングローブの影に入ってからは
うそのように風はなくなり快適な
ツーリングとなった。

調子が出てきたモリ


電線すらまったくなく
見える山はジャングルだし
くねくねと川を上っていくのが
なかなかいい感じだった。



途中カーブを回ると
大きな滝が見えてきた。
お〜なかなかじゃないか

あそこまでいけるのかいな

という感じだったが
けっこうすいすい漕いでいるうちに
あっという間に近くなってきた。

他の沢の音も聞こえたりしていた。
魚がバシャっと跳ねたり
なんかの鳥が鳴いたり
なかなかワイルド

カヌーから下りて
それからこんどは
ちょっとしたトレッキングとなった。
いろいろ植物を教えてもらいながら
上っていった。



30分くらいでだんだん滝の音が強くなって
ついに滝の下に出た。
雨の影響で
なかなかの水量で迫力

雨はやんでいたが
滝のしぶきで近くには寄れない
くらいの水量になっていた。

大きな岩影に入って、先生が
温かいミルクテイーとお茶と
さーたーあんたぎーとか
クッキーなんかのお菓子を
準備してくれ
みんなで食べた。

うまかった!

それから記念撮影をしてもらって


帰路についた。

帰りはのんびり漕いでも
ス〜イス〜イ早く感じた。


マコもちょっと余裕


ミエさんもだいぶ余裕

わたしも大満足

なんとか全員無事
沈することなく帰り着いた。

ほんとは丸一日かけてゆっくり探検したら
もっともっといいだろうなあ。

わたしらは強引かけあし西表入門隊
ということで、しかたなくすぐに
上原の港まで送ってもらい
アベックさんと先生にお別れをして

だれもいない港で
着替えをして

モリはお稲荷さんを食べ

それからフェリーのバスにまた乗って
大原港まで行って
石垣島まで帰った。

フェリーは予定通り40分で
きっちり到着し
それから
わくわく駐車場まで歩いて
3日間お世話になったレンタカーを返して
空港まで送ってもらった。

お名残惜しや八重山


4時ちょいの飛行機に
乗り込んで
那覇まで帰った。





次回はぜひ海のシーズンに
ゆっくり来たいじゃないか


空港からタクシーで
国際通りの近くの
旅館まで行った。
1000円くらいで行けて
運転手さんもとても親切だった。

ホテルだが
旅館みたいなところで
和室で、布団もしいてくれていて
子どもらはまくら投げをして騒いでいた。

夜は国際通りへ出て行って
公設市場でいろいろとお土産を見た

とても気のいい肉屋のおにいさんが
いろいろサービスしてくれ
ブタの顔の前で記念撮影もしてくれた

それから奮発して
伊勢エビと魚一匹買って
上の食堂で料理してもらうことにした。

食堂の方も超満員だったが
15分くらいで席を回してもらって

エビと魚などのお造りと

島らっきょうとか
ゴーヤチャンプルとか
ラフテイーとか
名物を食べた。

ちょうど合い席させてもらった
ご夫婦さんがまたとても感じのいい方らで、
奥さんが那覇マラソンを完走
旦那さんはお付き応援に来たのだとのことだった。
奥さんは、桜島ー錦江湾縦断遠泳大会や
ホノルルマラソンなども完走泳しているそうで
いろいろ武勇伝を聞かせてもらって
とてもおもしろかった。もうすぐ旦那さんは退職
になるので、退職したら八十八カ所も回ってみたいが
奥さんはもちろん歩いて行きたい!が旦那さんは
車で先に行って待っているのがいい!と
ニコニコ笑っていた。
いろいろ楽しい旅の話をしながら飲む
オリオンビール生はまた格別だった

伊勢エビのみそ汁がまたうまかった。


それからマコは
まだだいぶお土産が足らない!と


国際通りをあちこちウロウロして
八重山ー沖縄旅行
最終日の夜はどんどん更けて行った
・・・







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