2010年8月31日(火)

本日はオランダで目覚め
朝散歩に出た

ホールン駅の
花屋さん

駅にこんなにたくさんの花を置いている
花屋さんがあるなんて・・・
やっぱり生活の中に花があるのね
値段はそんなに安いわけでないわけで
それなりのお金を払って
ガーデニングをしたり
花束を贈ったり、アレンジしたり
使われているのだろう


朝のホールンの街

なんか実はちょっと迷子になりかかっていたが
なんとかホテルに帰りついたのであった


ということで
いよいよ
オランダ研修2010開始

パプリカやトマトの品種で
有名なエンザ社へ


直行組とも合流して45名となって視察
3班に別れて、いろいろ見せてもらった。



創業当時のハウス
稲の育苗ハウスくらいの大きさ

オランダの場合
どこの企業も最初は家族経営の
農家からスタートして
どんどん発展して今のような形態になっている


お昼をいただいて
それから
ウェストラントへ



バーン社長の
コパートクレス社へ

昨年作るよと言っていた
LED利用の4haのハウスが
閉鎖系で、地中に蓄熱蓄冷熱交換も揃えた最新型で整備中だった。




それから
いろいろバーン社長のプレゼンを
みなで聴かせてもらったりした。


それから
私はK大の先生とIショチョーと
Oモリさんと4人で
みなと別れて
インホラント大学へ

2時間たっぷりと
オランダの人材育成の話を伺えた。
中国の努力と発展はめざましく
このオランダの素晴らしい人材育成のしくみ
学校教育のしくみから勉強しようと
大学の先生ら10人が8日間も
勉強に来たそうだ。
そして、帰って即しくみづくりをして
受け入れ体制を作って
次の年には
インホラント校で半年間、中国の講義をして
なんと240名が半年間の研修で
中国のいろんな企業や大学に勉強に行ったそうだ。

インホラント校では
3年生の時に半年間、4年生の時にもまた半年間もの
留学研修を実施する。
それも、テーマを決めるのも
研修先を決定するのも
そしてその段取りから先方とのアポ取りをするのも
全部学生が自ら行う。

これがすごい。
だから、オランダの農家なり企業に就職する際に
その農家の輸出先や企業の取引先の、海外の企業などに
半年研修に行くわけで、
しっかりの実務レベルでの仕事を覚えて
その企業に就職することができるようになり
就職したら即戦力として
その国、その企業の担当になれるというような
しくみなのである。

日本の
授業を受け身で聞くだけ
試験を受けるだけ
学校は学校だけの閉じた社会
というような
教育のしくみや
就職のしくみ
などとは
根本的に違うのである。

企業も学校にいろんな形で協力する
なかなかすぐにはマネできないかもしれないが
少なくとも、教える立場にある方は
こういうやり方で
学生の自主性を圧倒的に高めることができる!
という手法を勉強しておく意味は大きい
と感じるのであった。




ということで
学食ホールで
夕食をいただいて

帰りは鉄道で
ハーグまで帰った。

オランダの方はとても親切な人が多くて
切符の買い方を教えてくれたり

それから
トラムでホテル前まで行くのにも
下りる場所を教えてくれたり
紳士の方は、駅に下りてからも
わざわざホテルまでの道を
丁寧に教えてくれたのであった。


夜の8時すぎまで日程があった
学生交流組もホテルに帰ってきていて
我々が最終だった。

明日からの学生交流の段取りも
だいたいわかったようで
フクブチョー、カチョー、ショチョー
Oモリさんらとあれこれ
打ち合わせをして
夜は更けていったのであった
・・・



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