成瀬映画に登場する風景


『禍福 後篇』(1937年)@ NEW 2024.4.28


映画の冒頭、銀座を歩いていた慎太郎(高田稔)と妻・百合恵(竹久千恵子)。
そこで慎太郎の友人・太田(嵯峨善平)に呼び止められ、慎太郎と太田はビヤホールに行く。

二人が入る銀座のビヤホールは、現在も同じ場所にある「ビヤホールライオン銀座七丁目店」だろう。
同店は1934(昭和9)年創建とある。ホームページ参照。管理者もこの店で何度も食事+ビールをしたことがある。

 




公園で考え事にふける豊美(入江たか子)。
後方には日劇(日本劇場)の建物が映る。位置は下記撮影写真の右側(現在はビル)あたりだろう。当時はこの附近に公園があったと思われる。

      

  




慎太郎と百合恵。豊美と友人(北林谷栄=映画初出演が本作とのこと。当時26歳)が観戦する野球の試合。
撮影当時出来たばかりの「後楽園球場」だろう。開場は本作公開年1937(昭和12)年9月11日。本作(後篇)公開は11月11日。
戦後だが、黒澤明監督『野良犬』(1949)や小津安二郎監督『お茶漬の味』(1952)などにもロケ地として登場する。
後楽園球場がロケ地として登場したのは本作が最初かもしれない。

  

 


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