成瀬映画に登場する風景

NEW 2018.4.4 画面写真追加


『鰯雲』(1958年)A 2004.5.29


八重(淡島千景)と大川(木村功)と千枝(新珠三千代)が会話するシーンに登場する小田急線・JR相模線「厚木駅」前。
高架の小田急線の駅と下のJR相模線の駅をつないでいる階段は、映画では屋外にあり、駅も覆われていない。
手前は小さい広場になっていて、千枝(の夫)はそこに自動車を止める。
現在本屋の場所は、映画では「厚木駅前食堂」となっている。
千枝は自動車学校に通っているとの会話があるが、実際に「厚木駅」の近くには自動車学校がある。


 


上の写真の左方向。
映画では八重(淡島千景)と大川(木村功)は、この駅から電車(JR相模線=当時の名称は知らず)に乗って川に向かうことになってるが、
実際にはロケ地は「登戸」あたりの多摩川なので、小田急線に乗るのが正しい。
現在は共通の駅になっているが、映画当時は離れていたように見える。
改札をはいって左側のJR相模線を見ると、小田急線の高架トンネルなど映画当時の風景が少し残っている。


 


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