栄養一口コラム
- ゴマの栄養とその効果
- 最近は『ゴマ』を使ったいろいろな食べ物がありますね。
私がだんな様に作っているお弁当のご飯にも、毎日のように
“ごま塩”がかかっていますね・・・
なぜ、毎日ごま塩か??
ふふふっ・・・それにはちゃんと理由があったのです!
売っているゴマには、主に“白ごま”“黒ゴマ”“金ゴマ”の
3種類があるようです。栄養成分的にはみんな同じです。
ゴマの栄養といえば、『ビタミンE』、『鉄分』、『カルシウム』、
『亜鉛』、『脂質』、『ビタミンB群』もなかなか豊富です。
さらに、ゴマリグナンに代表されるポリフェノールなどです。
次に、ゴマの効能といって思いうかぶのは、
まず、『冷え性に効く』、『便秘にいい』、『スタミナ回復』、
『男性ホルモンには黒ゴマ』(* ̄▽ ̄*)などなど・・・。
たくさんありますね。
最近、“黒い食べ物が体に良い”といって、
ゴマの中でも黒ゴマが注目されていますね。
栄養的には白ゴマも黒ゴマも変わらないのになぜ??
今日は、ちょっと黒ゴマのことも調べてみました。
そもそも食べ物が黒いというのは、色素のせいです。
黒ゴマも『アントシアニン』という色素です。
そしてこの色素こそが“ポリフェノール”なのです。
ポリフェノール類は赤っぽいイメージがありますが、
色素をどんどん濃くすると黒になります。
白ゴマと黒ゴマが違うところは、この色素=ポリフェノールでしょうか・・・
ポリフェノールの働きといえば、抗酸化作用ですね。
他にも“黒のパワー”がたくさんあるのですが
長くなりそうなので、もし気になったら
参考サイトをのぞいてみてください。
ゴマが冷え性に効くというのは、『ビタミンE』と
この『抗酸化作用』のおかげのようです。
ビタミンEが冷えに良いのは有名ですが、
体が活性酸素にさらされても、冷えを引き起こすのだそうです。
ポリフェノールの抗酸化作用が腎臓や赤血球、
血管を酸化の被害から守り、毛細血管の隅々まで
血液を送るのを助けます。
また、『鉄分』の不足によっても血液の循環が悪くなり
冷えやすくなるのだそうです。
ゴマに含まれている鉄分は、大さじ2杯(20g)で
ほうれん草のおひたし半人前とほぼ同じ。
ただし、ゴマの鉄分は非ヘム鉄なので、
吸収率をアップさせるには『ビタミンC』と
一緒に取るのがいいようです。
ほうれん草のごま和えなんてとっても有効ですね。
ゴマには意外と食物繊維が豊富なので便秘に
いいそうです。ゴマ大さじ2杯(20g)で
きんぴらゴボウ1人前の不溶性食物繊維が含まれています。
ゴマの食物繊維は皮にあるので、市販のむきゴマはだめです。
しかし、そのままでもダメなのですりゴマがいいです。
また、ゆっくりと炒った黒ゴマには
腸内の温度を上げ、ビフィズス菌を増やす効果があり、
便秘に有効です。
さてさて、にゃんこだんなのお弁当に、
毎日黒ゴマがかかっている理由・・・
そう、やっぱりスタミナ回復と男性ホルモンに良いと
聞いたからなのです。(///∇//)テレテレ
皆さんも、愛するだんな様にはいつも元気でいてほしいですよね〜
ゴマには、生殖ホルモンといわれる『ビタミンE』や
セックスミネラルの異名を持つ『亜鉛』が
含まれており、強い見方です!
そして、ゴマの『脂質』に含まれるリノール酸。
リノール酸が不足すると、“皮膚炎”“抜け毛”
“ホルモン異常”が起こるそうです。
男性ホルモンはストレスに弱く、そのストレスに
対抗するには副腎皮質ホルモン・・・と、男性には何かと(女性もですが)
ホルモンが関与しているみたいです。
ただ、このリノール酸は食べ物から摂取しなければならない必須アミノ酸
なのですが、取り過ぎはさまざまな弊害があるので、
油をなんでもかんでもリノール酸にするのはやめた方が良さそうです。
ゴマは1日に20g(大さじ2杯=6000粒)とると良いそうです。
20gをいっぺんに取るのは大変なので、少しずつでも
お料理やお菓子作りに利用したいですね〜。
参考サイト〜黒い食べ物の秘密
http://www.suga.gr.jp/haru/special/blackfoods/page08.html
〜発掘!あるある大辞典「第67回 胡麻」
http://www.ktv.co.jp/ARUARU/