このたびも最後までのお付き合い、誠にありがとうございました。全五話・原稿用紙96枚分という分量の割りにはここに辿り着くまでに時間が掛かってしまいましたが、どうにか無事に幕を下ろすことが出来てホッとしてます。 必死に生きているのにどこか上手くいかなくて、躓いても転んでもそれでも必死で這い上がっていく人間の姿が好きです。きれい事では済まされない日常生活ではひた隠しにしている部分、どろどろとした内面を掘り下げていけたらいいなと願ってます。まあ、作者である私自身が「のんびりのほほん」とした性格ですから、限界がありそうな気がしますが……。 話がまとまらなくなってしまいましたが、この作品をもちまして今年最後の更新とさせて頂きます。どちら様もどうぞ良いお年をお迎えくださいませ、そして来年もまた当サイトに気軽に遊びに来てくださいね。特別なおもてなしは相変わらず出来ないと思いますが、自分自身が限界を感じるそのときまで細く永くこの場所に「生息」していたいです。 それではまた、新しい作品でお目にかかれることを願ってます。ありがとうございました。 2006年12月29日 |