◇あとがきのコーナー◇

蝶のうたた寝

突然思い立って、怒濤のように走り続けた連載もめでたく完結です(笑)。まあ、以前はひとつの作品をずっと書き続ける執筆方式を取ってましたから(どーしても、筆が止まったときだけ、他の作品を挟む感じで)200枚くらいの作品だったら半月くらいで完結させていたことも……(確か「並木通りのシンデレラ」とかそうだったはず)。今回も思ってたよりは長くなってしまいましたが、最後まで書き切れて良かったです〜☆
だってね〜、この作品を頭の中に入れたままで生活するのはかなり辛いですよ。まあ、私の場合は引き出しがいくつも頭の中にあって、ひとつ開けた上で「スイッチ、オン!」とやるとお話の再生? が出来るんですよね。お話として文章にしちゃうと引き出しごと消えてしまいますので、構想中&連載中のお楽しみなんですけど。何度も何度もキャラのそれぞれの視点に入りながら、お話を転がしまくると、実際PCに向かったとき楽になるんです。

勢いのあるキャラは好きなのですが、どうしても途中で息切れしたりして。なかなか最初のテンションで最後まで走り続けることが出来ません。今回はどうだったかな? 脱稿直後は少し判断が出来なくなっているので、もうしばらくしたら答えが見えてくるかも知れませんね。

腹黒爺や赤狐(息子)に何らかの制裁はないのか!?というなかなか勇ましいご意見も頂きましたが、私はこれくらいでいいかなーとか思ってます。
っていうかさ、西南にはもっともっと腹黒いお偉いさんもいますし、これくらいでびびっちゃだめですよ(え?)。うう、次回の「蛍火」のお話はマジで18禁かな? 注意書きを付けないとまずいかなと悩み中。別にそれほど濃い描写はないんですけど、設定がねちょっとな。
暇になったら、雪茜と琉砂、ふたりのイラストでも書きたいなと思いつつ。しばらくのんびりと充電したいと思います。

ではでは、今回も最後まで、ありがとうございました。

 

2004.03.09  Powder Moon 管理人/Kara(から)