シンデレラの赤い靴

このたびも最後までのお付き合い、誠に有り難うございました！　作者としてもとても楽しみにしていた「初代ヴィーナス」のお話。ようやくこうして一通り書き終えることが出来て、大変嬉しく思っています。途中、ちょっと未来をいじめすぎてしまって可哀想だったかな〜。ま、そこは「見た目と中身が全然違う」実は大変オコサマな彼の仕業だと思って、諦めてくださいませ（苦笑）。

ヴィーナスのシリーズは今まで斜に構えた？ヒロインが多かったので、今回は当サイトの王道とも言える（そうなのか？）乙女な雰囲気にしてみました。この性格で社会人が出来るのか、ちょっと不安でもありますが、まあそこは「先輩」がきちんとフォローしていたんじゃないかと思います。この手の一人称だと、書いてるこっちがだんだんムズムズとして来ちゃうんですけど、それがだんだん快感になってきたりするんですね。いやはや、奥が深い。
作中で語りきれなかった部分もいくつかあったりして、それは後日「木暮氏」視点で種明かし？をしたいなーとか思っています。上手にまとめられるか不安ですが、ま、まったりと頑張ってみますー。

そして、次回作ですが。

しばらく現実社会の話が続いたためか、そろそろ海底に沈んでみたいなあと思ってたりします。 そんな風に言っていても直前になってどっちに転ぶか分かりませんが、どうぞお待ちくださいませ。

ではでは、また次回作の完結時にこちらでお目にかかれることを楽しみに……。

2009.7.3　　Powder Moon 管理人／Kara（から）