◇あとがきのコーナー◇

ボクとパパの一番長い朝

久しぶりに書いてみました、「雨色*螺旋」数年後の一家の様子です。連載終了後に後日談をUPした際、「要くん視点の話が読みたい!」とのリクエストがいくつも届きました。う〜ん、そのときには全く何も考えつかなかった訳ですが、今回この作品をじっくりと読み直す機会に恵まれまして、そうしているうちにこのようなお話が生まれました。

皆様、お分かりになったと思いますが、これは「エミちゃんと須田くんの結婚式」の朝の木原ファミリーです。小鳩とエミちゃんは友達だし、木原氏と須田くんは同僚なので一家揃ってご招待となりました。要には大役も与えられています、本人は冷静ぶってますが、内心はかなり気が高ぶっている様子です。
要は5歳児の設定、家族もひとり増えています(笑)。チビッコ樹よりもだだっ子春霖よりもさらに可愛くない彼ですが、どうも生後6ヶ月から通っている「公文式教室」では現在数学は高校教材、国語と英語は中学教材をやっているらしいので、こんなになっちゃいました。
それでもやっぱりコドモなので、突っ込みどころは満載です。皆様ご自由に楽しんでいただけたらと思います。

息子と父親のぎこちない関係って、いつ見ても楽しいなあ〜。これって私にとって究極の「萌え」設定なのでしょうね。

    

2009.11.20  Powder Moon 管理人/Kara(から)