茅の輪



なごしのおおはらえ
夏越しの大祓
茅の輪
(ちのわ)





茅の輪の由来

茅の輪(茅草で作られた大きな輪)は、正月から6月までの半年間の罪穢を祓う夏越しの大祓
(6月30日午後6時執行)に使用され、それをくぐることにより、疫病や罪穢が祓われるいわれ
ています。                                                  
 くぐり方は「水無月の夏越しの祓する人は、ちとせの命のぶというなり」という古歌を唱えつ
つ、左回り・右回り・左回りと、八の字を書くように3度くぐり抜けます。こうして、心身ともに清ら
かになって、あとの半年間を新たな気持ちで迎えるのです。                     
 茅の輪の起源については、善行をした蘇民将来(そみんしょうらい)が素盞鳴尊(すさのおの
みこと)から「もしも疫病が流行したら、茅の輪を腰につけると免れる」といわれ、そのとおりに
したところ、疫病から免れることができたという故事に基づきます。                
 
     

<茅の輪の出来るまで>

                           
都内某河川敷きに群生する、茅(ちがや)

 
青々とした茅が鬱蒼と生えている。


葉の両端が鋭いため、長袖・軍手は必需品。


刈り取った茅の束。


輪にした心棒に茅草をならべる。


櫻木神社睦会の有志の手伝いで、
心棒に茅草をくくり付けていく 。  
約15センチ間隔で、シュロ紐を使い
結んでいく。根気の要る作業である。


今回、お手伝いを戴いた、睦会
会長・副会長。          



6月13〜17日撮影
サ・ク・ラ・サ・ク、櫻木神社
トップへ
トップへ
戻る
戻る