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あらすじ | 主人公「元樹」と彼女「遊那」はデート中、交通事故に巻き込まれてしまう。
その際、彼女をかばった元樹は瀕死の重傷を負い、意識不明に…。 数日後…。 病室で目覚めた元樹の眼下に、ベットに寝ている自分の姿を見る・・・。 そう、彼は事故のショックで幽体離脱してしまった。 なんとか、体にもどる方法を探すため、学校へ行った彼はそこで、ある衝撃的 な事実を知る。 ・・・彼女は、記憶を失っていた。 事故の事も元樹の事も・・・ このまま彼は忘れ去られてしまうのか? それとも彼女の記憶を取り戻し 元の体に戻る事が出きるのか。 刻々と迫る、死のタイムリミット。 彼は残された時間で何を見るのか・・・。 |
シナリオ | 死を目前に向かえた主人公の視点を中心に物語りは進行します。
霊体になった彼は数人の協力者を得て、自分が生きる為に何をすれば良いのか その命をどのように使う事が正しいのかを悩みます。 この物語りの特徴はヒロインが2人一組である方向性を持っています。 それは、光と影、表と裏のようなシナリオの方向性です。 このゲームは『生きる』と言うより『命(心)』その物をテーマにしたものです。 『自分が生きる為の努力をして、その協力者の娘と結ばれる』そんな単純な ストーリー構成とは違い、本当の『命』とは何かを考える、物語りです。 残念なのはシナリオが中盤まで同じでそこから分岐していく為
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キャラクター/CG | メインヒロインで恋人の 柏木 遊那 同級生の 汐見 翔子
後輩で霊能力のある 橘 小雪 霊能力のある小学生 咲坂 麻衣 の4人 ごとPさんの原画をどのように性格付けするか楽しみにしてたのですが
CGは、ごとPさんの絵柄をどこまで再現できるかですが、イベントCGはOK!
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音楽 | 全23曲中、ボーカル曲(OP)1曲 曲数的には良い方でしょう。
EDの曲が若干弱いのが気になります。 アレンジはピアの曲が特に良いです。 OP曲は最初?の感がありましたが、3回目ぐらいから気に入って口ずさんでます。 特筆するほど良い曲はありませんが及第点以上です。 |
システム | このゲームはアドベンチャーゲームにしては珍しく、選択肢を選ぶ機会は
余り無く、ルームパートでいろんな物をチェックしたり念を送ったり、マップ画面で 移動先を決める事が物語り進行の鍵になってます。 ただ、ルームパートが重いです。しかしルームパートの遊那はメッチャ可愛いです。 まぁプラス、マイナス=0ってことで。 おまけモードも一通りあります。 シーン回想と読み返し機能は欲しかったけど。 |
総評 | 突出したとこは無いけど、なかなかの出来のゲーム。 まぁ及第点プラス2ぐらい。
シナリオの練り込み次第では、秀作レベルには持って行けたはずのゲームです。 また、“ごとPさん”の絵柄を活かす方向で『遊那』の性格を決めて欲しかったです。 ヒロイン遊那の性格付け変更で相当の萌えゲームにする事も可能でしょう。 いろんな意味でもう少し何とか出来たハズのゲームだと思います。 もっとCG枚数多ければ『ごとPさん』絵柄が好きな人には、お奨めだよって! 自信を持って言えます。 このゲームが気になってる方はラジオドラマが始まった そうなので一度聞いてみたら如何でしょう。 (01/5/13一部補足) |