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ゲームレビュー

 
 
 
『メイド イン ドリーム』   機種:Win98/Me/2000  開発:ルネ featuring D
 
あらすじ 現実世界でなにかの悩みを抱えていた主人公。
思い出したくないためか、詳細な記憶を失い、不思議な洋館の主に選ばれる。

主人公は、修行中の6人のメイド達と一緒に暮らし、彼女たちの仕事ぶりを見守る。

メイド達の仕事の成果に対し、主人公はやさしくフォローしたり、
あるいはおしおきをするなど、適切なコミュニケーションを取りながら、
信頼関係、あるいは従属関係を築いてく。

主人とメイドという関係を超え親密になり、その中から自分の悩みを解消し
現実世界に戻っていくのか?

それともメイド達を思うがままになる奴隷として調教し、この館にとどまるのか・・・。

すべては主人公の思いどおりなのです・・・。
 
(c)ルネ featuring D

シナリオ 電撃姫オリジナル読者参加型企画をゲーム化したものです。
ちなみに私は読んだ事ありません。

不思議な世界の不思議な洋館の主に選ばれた記憶を無くした主人公が、6名(7名)
のメイドの仕事ぶりをチェックして、ミスがあれば、おしおきしたり、またはラブラブな
関係を楽しむゲームです。

基本的にシナリオらしいシナリオは存在しません。
1日、1回から3回のマップ移動で、メイドさんの居る所へ移動して、そこで起こる
イベントに御主人様として対処して行きます。 そして、そのイベントでメイドがミスを
侵すと、夜におしおきをする事が出来ます。

同じ日に、おしおき対象のメイドが何人居ても、おしおき出来るのは1人です。
(あくまで、おしおきですから、極端にSMちっくなプレイはありません)

おしおき重視でメイドさんを調教して従属関係になるか、コミュニケーション重視で
信頼関係を気付くかは、プレイヤー次第です。

基本的には、お気に入りのメイドさんの居る所へ移動すれば、物語は進みますが
おしおきと、コミュニケーションの取り方でエンディングが変ります。
従属関係エンドは、ミスを見つけて、おしおきすれば見れますが、その他は・・・

あと、鈴蘭をおしおきするには他のメイドを攻略しなければ出来ません。

キャラクター/CG 鈴蘭:メイド達のまとめ役。 どんなときも冷静で落ち着きがあり、物腰は優雅。

花梨:少しエキセントリックで元気なメイドです。 薬とハーブに詳しい。

:元気で溌剌としたメイド。好奇心旺盛で、何にでも興味を示します。

撫子:真面目でおとなしく、ちょっぴりドジなメガネっ娘。 料理と裁縫が得意。

椿:控えめでボーイッシュ。 剣を携えご主人様を守るためにそばにいようとします。

:もっとも年下のメイドです。メイドとしては一番未熟。 ハーモニカが得意。

茘枝:ゲーム中盤から登場する、悪戯好きのメイド。 中国?なまり・・・
以上7名のメイドが攻略対象です。

キャラクターの性格&容姿は攻略キャラ7名とも個性重視ですから良いと思います。
またメイドの衣装も7名とも違いますから、その辺も楽しめます。

CGのクオリティーは高く、立ちキャラとイベントシーンの差も無く高評価です。
最近立ちキャラとイベントシーンの絵の差の激しい物が多いですし・・・

背景のCGですが、キャラ自体がポップ絵柄ですし、リアルな物とは違います。
背景に付いては、まぁ標準的なレベルでしょう。

イベントシーンのCG枚数は、まぁそこそこですね!多くも無く少なくも無く・・・
イベントCGの無いイベントがあるから、そこにCGが欲しいです。

音楽 全23曲 ボーカル曲は主題歌の1曲です。 
・・・わるくは無いのですが、耳に残りません。 主題歌もそこそこだし。
はっきり言って、押しが弱いです。曲数ある割に、変り栄えしないし・・・

音楽に関しては、悪くない以上のコメントが付けれません(汗)

システム ゲーム進行のシステムは、マップ移動と選択肢選ぶ物です。

ゲーム基本システム
セーブ&ロード40箇所(どこでも可) 画面サイズ切替 BGM音量5段階調整
効果音ON/OFF 音声ON/OFF 既読スキップON/OFF スキップモード
画面エフェクトON/OFF

最近のゲームにしては、調整項目が少ないです。特にボイス音量調整は欲しい。
あとメッセージウインドが大きくCGが隠れ過ぎです。

ゲームシステム自体は安定してました。 トラブルも無かったです。

おまけモードは、CG鑑賞 Hシーン鑑賞 BGM鑑賞です。
マルチエンドですから、エンディング鑑賞も欲しかったです。

総評 気軽に楽しめる、メイドさんゲームですネ!
各キャラ複数エンドありますが攻略も難しくありません。 キャラも全員可愛いです。
ただ、SMの好きには物足りないメイドさん調教ゲームだと思います。

もう少しシナリオにボリュームがあれば、ライトSM好きの人にもオススメ出来ますが、
シナリオが薄いので、すぎやま現象氏のファンの方にオススメします。
(電撃姫を読んでたと人だともう少し楽しめるのかも・・・)

 

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