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2010年 2月 1日発行 No500 

「西川口だより500号」

                            金田 佐久子

 本年2010年は、西川口教会創立60年の記念の年です。この記念の年に、教会報である月報「西川口だより」が第500号を発行するに至り、今回記念特集号をお届けできたことを喜んでいます。
 わたしは西川口教会で洗礼を受け、信徒時代を過ごしました。約10年前の1999年度の一年間、広報担当役員として「西川口だより」の発行に携わりました。今は天に召された金田正一兄と、今井かおり姉が編集委員として助けてくださり、島隆三牧師にも意見を伺い、校正もしていただきました。わたしは編集も校正も苦手で、原稿を依頼し集めることに徹しました。チームワークがうまく働いて、毎月発行するという責任を果たし、ホッとしたことを思い出します。
 この奉仕を通して知らされたのは「西川口だより」は祈りなくしては発行できないことです。原稿を依頼した方々が書けますように、御心にかなう紙面となりますように、祈ります。今まで広報を担当されたどの役員の方々も同じと思います。
 「西川口だより」は、教会員と関係者に届けられていますが、どんな人が読むかわかりません。世に発信するものですから吟味される必要があります。恵みの神を証しする言葉、希望を示す言葉、教会の徳を高める言葉が求められます。原稿を書く人も、編集者も労苦がそこにあります。しかし妥協せず、怠惰に流されず、信仰に立って判断します。ですから祈りが必要なのです。特に編集者への深い理解を求めます。
 「西川口だより」は、「今・ここ」にある西川口教会の姿を映し出しています。主なる神によって西川口教会に集められた一人ひとり、その人でなければ、そのときでなければ語りえない言葉であり、だからこそかけがえのない言葉です。これからも、それぞれの置かれたところからの、率直な、信仰の言葉が集められますように期待しています。
 こうして、書いた人の顔が見える「西川口だより」はこれからも伝道のために大いに用いられることでしょう。この街に生きる普通の人々が書いているのがとてもいいのです。そんなわたしが神に愛され、赦され、生かされ、共に生きる仲間まで与えられています。「あなたもわたしたちの仲間になりませんか?」と、紙面を通して発信していきます。

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