2025年4月1日発行 No.682
教会創立75周年を迎えて③
金田 佐久子
日本基督教団浦和別所教会の開拓伝道として川口で始められた集会は、1950年4月に、川口栄町伝道所の開設に至りました。神学校を卒業されたばかりの横山義孝師が、主任担任教師として就任されました。トップページに戻る>西川口だよりに戻る
受洗者が次々に与えられて手狭となり、「専用の会堂を」との祈りが実を結び、1952年10月に川口本町教会の献堂となりました。
伝道開始10年目の1960年、横山師に第一種教会設立、新会堂建設のビジョンが与えられました。教会あげて新会堂のために献金がささげられ、土地の取得を経て、1964年12月に現在の会堂の献堂式を行い、名称を西川口教会と改め、新しい地における宣教へ導かれました。
1982年に三枝道也師・育代師が就任され、礼拝の充実、個人の信仰の成長への配慮と共に、駐車場の確保、エアコンの設置、春日部墓苑の建設など環境を整える働きも進められました。
1990年に島隆三師・静江師が就任されました。教会の目標が現在の6つになりましたのは島牧師の時代です。会堂建設の話し合いがなされましたが、ひとまずリフォームを行うことになり、1999年、H兄の奉仕により玄関や集会室等が使いやすくなりました。ヤング礼拝など、若い世代への伝道に力を入れました。
2004年、担任教師の私が主任牧師に就任し、現在に至ります。
「教会は主キリストの体にして、恵みにより召されたるものの集い」(教団信仰告白より)であると同時に、各個教会には地域性もあり、主任牧師あるいは信徒同士、影響を受けています。創立記念礼拝にあたり「ダビデは、彼の時代に神の計画に仕えた」(使徒13・36)が思い起こされました。これからも福音を宣べ伝え、愛の業に励みます。