2026年2月1日発行 No.692
「見よ、わたしは万物を新しくする」
(ヨハネの黙示録21・5)
金田 佐久子
昨年秋、アシュラムセンター主幹牧師の榎本恵先生より、今年1月の年頭アシュラムの奨励の依頼がありました。神からのお招きと信じ、お受けしました。タイトルの聖書の言葉が、年頭アシュラムの主題聖句です。まさに新しい年にふさわしい主の言葉です。
アシュラムセンターは、1975年、榎本保郎先生により滋賀県近江八幡市に設立されました。作家・三浦綾子さんの小説『ちいろば先生物語』で、榎本保郎先生は広く知られるようになりました。榎本恵先生は、保郎先生のご子息で、2007年からアシュラムセンター3代目の主幹牧師です。昨年はセンター創立50周年の記念の年で、数々の記念事業が行われました。
アシュラムとはアメリカメソジスト教会のスタンレー・ジョーンズ宣教師によって始められた、聖書に聴き、祈る運動です。ジョーンズ師は、インドにあるアシュラムとその霊性に感銘を受け、「イエス・キリストを唯一の師とする」クリスチャンアシュラムを始められました。1955年、ジョーンズ師は、日本の教会にアシュラムを紹介されました。当教会初代牧師の横山義孝先生や、榎本保郎先生もアシュラムに参加され、この運動は日本の教会に必要だと確信し、普及に努められました。
横山先生、そして当教会3代目牧師の島隆三先生は、それぞれ年頭アシュラムの奨励のご奉仕をされました。お二人には及ばない自分ですが、「教会形成とアシュラム運動」というテーマで、私自身が西川口教会で長く信徒として、その後教師として過ごした年月において、いただいた教会アシュラムの恵みを語ろう、と準備しました。
その準備の一環として、アシュラムセンターで火曜から土曜まで毎朝持たれている早天祈祷会(6時30分~7時30分)がオンライン併用で開かれているので、12月から出席することにしました。これがとても良かったです。
2020年の春から日本で始まったコロナの出来事。しかし、これがなければ、オンラインのミーティングはこれほど日本社会にも、教会にも普及しなかったでしょう。
自分なりに朝のディボーションをしていましたが、時間に追われて、いい加減になりがちでした。もう一度、祈りを築き直したいと願いました。12月からアシュラムセンターの早天祈祷会に出席してみて、北から南まで出席者がおられ、榎本恵先生は出張中であってもオンラインで参加して、祈祷会をリードしてくださり、感銘を受けました。オンライン早天祈祷会は、外からの言葉を聴くひとときとなっています。出席者の皆様の真摯なとりなしの祈りに心を打たれています。
年頭アシュラムは、1月12日~14日、大津市のホテルピアザびわ湖にて開催されました。早天祈祷会で画面越しにお会いしていた方々とリアルでお会いできて感激でした。温かい交わりのなか、ファミリー(小グループ)では祈りの友を与えられて、感謝でいっぱいです。
2日目の協議会のとき、榎本恵先生から「今の教会に与えられている使命があるとすれば、それは『力を取り戻すこと』ではなく、〝時を聖別する共同体〟として立つことです。教会が時を聖別するとき、そこから静かな癒しが始まり、新しい解放が芽生えていきます」とのたいへん印象的な言葉をいただき、かみしめ、味わっています。その意味を求めていきたいと思います。
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