2026年1月25日(日) 降誕節第5主日
礼拝順序
黙 祷
招 詞 詩編124:8
賛 美 6
主の祈り
交読詩編 詩編20篇
祈 祷
賛 美 56
使徒信条
聖 書 ヨハネによる福音書第14章15~31節
子ども説教
説 教 「もう一人の弁護者」
賛 美 346
感謝祈祷
頌 栄(讃美歌) 27
祝 祷 (コリント二13:13)
〔説教要旨〕
ヨハネ福音書第14章も、イエスと(イスカリオテのユダが離れてしまい11人となった)弟子たちとの食事の席の出来事の続きです。師であるイエスがどこかへ行ってしまうという不安に心を騒がせている弟子たちに、イエスは、聖霊が派遣されるという大いなる約束を告げられました。「わたしは父にお願いしよう。父は別の弁護者を遣わして、永遠にあなたがたと一緒にいるようにしてくださる。この方は、真理の霊である」(16~17節)。
教会の信仰の核心は、三位一体(さんみいったい)の神(父・子・聖霊)を信じることです。「三位一体」という言葉そのものは聖書には出て来ませんが、三位一体の神のお姿が示される聖書の言葉はいくつもあり、ここもその一つです。御子なる神イエス・キリストが、父なる神にお願いし、御父は真理の霊であり弁護者である聖霊を遣わしてくださいます。御父・御子・聖霊の神が、私たちを愛して、こうして働いてくださるとは、何とありがたいことでしょうか。
「別の弁護者」とイエスが言われています。ですから、何よりもまずイエスご自身が、私たちの弁護者であられるのです。イエスは、十字架に死なれ、葬られ、復活させられ、天に上げられて神の右の座に着かれます。そのイエスに匹敵する別の弁護者が来てくださる。地上のイエスは弟子たちを離れていかれますが、別の弁護者である聖霊の神は、弟子たちと、私たちと永遠に(いつも・いつでも・いつまでも・何があっても)共にいてくださるのです。聖霊は「真理の霊」であられます。ヨハネ福音書では「真理」とはイエス・キリストです(ヨハネ14:6)。「霊」は「風」とも「命」とも訳せます。ヨハネ福音書第20章19節以下には、復活したイエスが弟子たちを訪れてくださった出来事が記されています。「(イエスは)彼らに息を吹きかけて言われた。『聖霊を受けなさい』」(ヨハネ20:22)。イエスのよみがえりの命の息吹である聖霊なる神が来てくださり、私たちに死に勝利したイエスの命の祝福を注いでくださいます。
1月12日~14日、私は、アシュラムセンターの年頭アシュラムに初めて参加して、奨励の奉仕をしました。全体協議のとき、アシュラムセンター主幹牧師の榎本恵先生より、アシュラムを日本に紹介されたスタンレー・ジョーンズ師の言葉を聞きました。「鳥は重力の法則に従って飛ぶのではない。彼らは風の法則に従い、大空を舞う」。榎本先生は、重力とは私たちを地に引き下ろそうとする世俗化という力、しかし鳥はその重力のただなかで、聖霊という風の法則に生きている、私たちはこの風に従って、主の備えられる大空へ進みたいと語られ、感銘を受けました。
イエスは「あなたがたは、わたしを愛しているならば、わたしの掟を守る」(15節)と言われ、「わたしを愛する人は、わたしの言葉を守る」(23節)と言われました。「わたしの掟」「わたしの言葉」とは、今年も西川口教会の聖句としたヨハネ福音書第13章34節「あなたがたに新しい掟を与える。互いに愛し合いなさい。わたしがあなたがたを愛したように、あなたがたも互いに愛し合いなさい」です。その愛は、私たちの中にはありません。神から来ます。聖霊の神から愛が注がれます。そこで初めて私たちは、神に愛されている自分を知り、神を愛し、互いに愛し合うことができるようになるのです。
聖霊の神は「あなたがたにすべてのことを教え、わたし(イエス)が話したことをことごとく思い起こさせてくださる」(26節)。イエスに愛されていることを知った者は、イエスを愛しますし、イエスの掟をないがしろにするはずがありません。聖霊の神が私たちを神の真理に生かしてくださいます。