当院のご紹介

新年のご挨拶、今年の目標

新年のご挨拶

理事長 笛木 直人

今年もよろしくお願い申し上げます。

数年にわたるコロナ、さらにインフルエンザの同時流行に際して、日頃から面会制限などにご協力いただき誠にありがとうございます。まだまだコロナ患者さんは多く油断はできませんが、重症化の危険性は流行初期に比べればはるかに少なくなったと感じます。引き続き必要な感染対策を行いながら、より活動的な生活に戻していきたいと思います。

外出の機会が減ってすっかりインドア派になってしまった方も多いと思いますが、運動不足による筋力の衰え、心肺機能の衰え、抑うつ気分などは健康にとって大きなマイナスです。外の空気を吸いながら、マイペースで気持ちよく歩くことはとても良いと思います。

そろそろ外に出かけましょう。

私自身の抱負としては、病気の治療を中心とする医療はもちろんのこと、予防・健康増進にもいっそう貢献できればと考えています。

一つはワクチンについて、これまでコロナ、インフルエンザ、肺炎球菌、帯状疱疹、子宮頸がんなどに対するワクチンが使われていますが、さらにRSウイルスワクチンが使えるようになりました。RSウイルスは呼吸器感染症を引き起こし、高齢者でインフルエンザよりも重症化しやすいのではないかと言われています。これといって治療薬がなく免疫力で治癒するしかありませんので、ワクチンによる予防が有効であると期待されています。

もう一つはアレルギー患者さんに対する減感作療法で、スギ花粉など抗原と呼ばれるもののエキスに体質を慣らしていく治療です。以前から注射で行っていた方法ですが、最近では舌下免疫療法といって毎日錠剤を舌の下で溶かすだけで行えるようになりました。症状が出ていない時期に開始する必要がありますが、長期間継続することで花粉症の症状が軽くなる効果が得られます。まだまだご案内が十分ではなく、行っている人が少ないのが実情です。

引き続きこれら疾患予防・健康増進についても積極的に取り組んでまいります。

2024年はいきなり大地震や航空機事故という大きな出来事がありましたが、今後は良い出来事が多い1年になることを願っています。

病院長 土橋 邦生

新年あけましておめでとうございます。猛威を振るった新型コロナウイルスも、ウイルス自体の弱毒化とワクチンや治療薬の普及により、初期ほどの重症化は見られなくなり、5月には、5類感染症に変更となり、巷では次第に以前の生活が戻ってきつつあります。そして、今年は辰年であり、登り竜のように活気のある年となることを願っています。

一方、ここ数年ほとんど見られなかったインフルエンザが、令和4年秋には、例年よりはずっと早期から徐々に流行し始め、11月には多くの学校で学級閉鎖などが行われるようになってしまいました。コロナ禍の間ほとんどインフルエンザが流行しなかったため、インフルエンザに対する集団免疫が落ちてしまったこと、手洗いや三密を避けるなどの感染予防が少し緩くなったことなど、いくつかの理由が挙げられています。特に、高齢者や体力の低下している方は、インフルエンザ感染で重篤化しやすく死亡につながることもあります。可能であればインフルエンザワクチンの接種をお願いいたします。同ワクチンは、インフルエンザの重症化を防いでくれます。

今まで制限していた面会については、今は予約制ではありますが、直接面会が可能になっておりますので、ご希望の方は、ご予約ください。一方、マスクに関しましては、減ったとはいえ新型コロナウイルス感染も発生しておりますし、インフルエンザも流行していることから、もうしばらく来院時には引き続き着用をお願い申し上げます。これら制限も今後の感染症発生の推移を見ながら、徐々に緩和していきたいと考えております。

これらの当病院に関する情報は、当院の公式サイト(https://www5c.biglobe.ne.jp/~jobuknh/)のお知らせに適宜掲載いたしますので、ご覧ください。

また、今まで新型コロナ感染症のため、生活習慣病などのその他の病気や健康診断などの受診を控えていらした方は、今年はぜひ受診されるようお願い申し上げます。

今年も、基本理念である「信頼される医療、優しい医療を提供いたします。」を大切にして、職員一同良質な医療の提供に努め、地域医療への貢献を進めてまいりますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。

介護老人保健施設 一羊館 施設長 柳川 右千夫

令和6年 新年あけましておめでとうございます。

桑原英眞先生より、昨年7月1日に施設長を引き継ぎいたしました柳川右千夫と申します。

最初に、老人保健施設一羊館の概略と私の抱負について述べさせていただきます。当館は、医療法人一羊会の一環として平成8年に設立されました。「利用者の方々すべてに尊厳、安心、満足を!」を理念として、利用者の皆様に自立を促すための機能訓練・日常生活のお世話をお手伝いしています。また、介護者をサポートすることで、地域社会に貢献しております。鈴木光雄初代施設長及び桑原英眞前施設長のもとに基本方針に沿って運営されてきました。そのまま引き継ぎ発展させたいと存じますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。

さて、新型コロナウイルス感染症の発生(2019年12月)から5回目の正月となります。行政面では昨年大きな変化がありました。新型コロナウイルス感染症は、昨年5月8日より「2類相当の感染症」から「5類感染症」に移行し、「政府として一律に日常における基本的感染対策を求めることはない」、「感染症法に基づく、新型コロナ陽性者及び濃厚接触者の外出自粛は求められなくなる」など対応が大幅に変わりました。そのためか町中に活気が戻ってきたように感じます。また、マスク姿の人は大幅に減少し、テレビでスポーツ中継をみると、映し出される観戦者の多くはマスク着用しておりません。しかし、新型コロナウイルス感染症が「5類感染症」に変更されたとしても、高齢者施設にとって大敵であることには違いありません。それに加えて、インフルエンザ感染症も猛威をふるっており、気が抜けません。そこで、従前より取り組んでおりました感染予防対策を継続実施させていただいているところです。利用者とご家族並びに関係各位には、感染防止のためとはいえ長期にわたる面会制限などでご辛抱を頂いておりますが、もう暫くのご容赦をお願いする次第です。コロナ禍が収束し、誰もが安心して過ごせる「コロナ以前の日常」となり、当館としてのサービスを十分に提供できることを願っております。

これまでの関係各位のご指導ご協力に御礼申し上げるとともに、本年も当館の理念のもとに職員一同が多職種協働して業務にあたっていきますので、相変わらずのご指導・ご鞭撻をお願い申し上げます。

末筆ながら、皆様のご多幸とご健康をお祈りし、年頭のご挨拶とさせていただきます。

上武呼吸器科内科病院 各部署の今年の目標

医局

科学的な根拠に基づいてチームで地域医療に貢献します

薬剤課

温和丁寧な対応をする

放射線課

最適な撮影条件で、正しい検査を提供します

検査課

信頼性のある検査報告を迅速・丁寧に!

栄養課

心の通う栄養管理で治療の充実と信頼につなげる

リハビリテーション課

プロフェッショナルの意識をもって、患者様、ご家族の希望を叶えるリハビリテーションを提供します

3階一般病棟

マニュアルの遵守、自己研鑽に努め、安全で安心な看護を提供いたします

4階療養病棟

患者家族の思いに寄り添い、安心・安全で丁寧な看護・介護を行います

外来

安心・安全な医療の提供と患者に寄り添った看護を目指します

医事課

チーム医療 聞こう・話そう・伝えよう

総務課

間違えたときは誠実な対応と繰り返さない対策を

業務課

報連相及び院内美化に力を入れる

医療連携室

丁寧な相談ができる医療連携室を目指します