迷走

 スパンダムの寝言は一晩中、ルッチを苦しめた。カーテンの隙間から空が白んでいるのが見えて、ルッチは大きく深いため息をついて起き上がった。
「ふぅ…」
 いつもの朝ならば、シャワーを浴びて朝食を作り、新聞を見ながらハットリと共に朝食をとって出勤するのだが、今日はまずスパンダムをどうにかするのが先決だろう。そう思い、スパンダムを寝かせてある寝室に向かった。

 スパンダムはこれ以上ないくらいにだらしなく眠っていた。目覚まし時計がなる時間にはまだ少し早いだろう。ルッチはスパンダムが起きる前に支度をする事に決めた。
 冷たいシャワーを浴びて、起きてきたハットリの頭を撫でてやり、それから朝食の準備だ。冷蔵庫を開けると中には大きなケーキの箱が入っていた。スパンダムの誕生日プレゼントにと用意したものだ。今日こそは持って帰ってもらわなくては。
 朝食は簡単にベーコンエッグにマッシュポテトを添え、近所で売っている焼きたてのクロワッサンを用意した。濃い目のコーヒーを淹れた辺りで寝室から目覚まし時計の音が聞こえてきた。なにやらもぞもぞとうごめく気配はするものの、響く音を止めようともしない。ルッチは寝室を覗いた。
「長官、朝です」
「んん〜…! うるせぇなぁ〜…!」
 スパンダムの寝起きは最悪らしい。触らぬ神に祟りなし。ルッチはスパンダムを起こす事を諦めた。
「朝食を置いておきますので、起きたら食べて下さい。先に出勤します」
「うぅ〜わかっ…た…んん〜…」
 スパンダムは手を伸ばして時計を叩き落そうとしている。壊されてはかなわないので、ルッチが目覚まし時計を止めると、スパンダムは安心したように丸まって眠ってしまった。


 ルッチは出かける準備をして、もう一度スパンダムに声をかけた。
「長官、先に出ますよ…」
「ぐぉー…」
 本格的に寝入っているスパンダムはイビキで返事をした。ルッチはスパンダムの朝食の横に部屋の鍵を置いて、SUPAYAへ向かった。

 「まったく、散々な一日だった…」
「そうじゃろなぁ…」
 誰もがげんなりした顔をしている。だが一番疲れているのはスパンダムに泊まられてしまったルッチだ。
「カリファ、これを冷蔵庫に入れておいてくれ…」
 そう言ってルッチはカリファにスパンダムのケーキを渡した。
「長官のケーキね。お帰りになる時に渡しておくわ…」
「それも結局無駄だったな…」
 昨日の疲れが抜けないルッチ達だが、店を開けない訳にはいかない。昨日の売上報告と会員数を確認し、今日の営業に向けて会議が始まった。
「入会費と年会費が無料なのはいいが、他に何かメリットはないのか」
「そうじゃな…、CDを買ったらポイントが貯まるというのはどうじゃ?」
「いいわね、そうしましょう」
「ところで買取の件はどうするんだ。昨日も結構聞かれたぞ」
「そうだな…様子を見て開始しよう。CDの査定はそれぞれが得意分野のものを担当でいいな」
「それだとシフトによっては買取できないものがでないかしら…」
「そういうものに関してはチーフの指示を仰ぐ形でいいだろう」
「チーフの査定は運次第じゃが、案外面白いかも知れんな」
「そろそろ時間だ、ブルーノ、シャッターを上げろ。カクはビラ撒きだ」
「了解」
「了解じゃ」
 二人が外に出て行くと、店の電伝虫が鳴り出した。すぐにカリファが出る。どうやら政府からの連絡のようだ。ルッチは店に流すCDを選んでいた。
 電話を終えたカリファは少し困ったような顔をしていた。
「…どうした」
「困った事になったわ…。政府から指令が」
 指令は本来、CP9の長官であるスパンダムに世界政府から伝えられ、任務としてCP9に伝えられる。今回はスパンダムに連絡が取れなかった世界政府が直接CP9に連絡してくるという事態になってしまった。
「…内容は」
「近くの島で政府の役人と住民との間で小競り合いが起こっているんですって。こちら側に多数の怪我人が出ているそうなの、詳しい事は…これに」
 カリファは詳細を書き留めたメモをルッチに渡した。
「応援要請か…」
「そうね…さっそく長官に指示を…」
「待て、どうせまだ寝ているだろう…」
 ルッチはうんざりした顔をしていた。カリファも納得したように小さく頷く。
「だけど行かない訳には…」
「そうだな…」
 ルッチは黄色いエプロンを外した。
「俺が行く…。長官がいらしたら伝えておいてくれ…」
「そう…お願いするわ。気をつけて」
「同じ煩わしさなら…こっちの方が幾分かマシだろう…」
 ルッチはそう言って肩にハットリを乗せ、店を出て行った。

 「なんじゃ、ルッチは職場放棄か?」
 ビラを撒き終わったカクは店内にルッチの姿がない事に気付いてそう言った。
「違うわ…任務よ」
「よく働くリーダーだ…」
「早死にするわい」
「やめなさい、カク…。だけどこれは深刻よ…。長期の任務は勿論だけど、こうして突発的な任務にも対応していかなければならないのなら、人数が少ないわ…」
「そうじゃな、せめてもう一人、店番を任せられるモンがおれば…」
 彼らの頭の中には、スパンダムがワハハと笑う様子が浮かんでいた。あの人に店は任せられない。あの人のお守り役が必要だ。ルッチ以上の完璧なお守りはいないだろうが、せめて遊ばれてくれるおもちゃのような役割の人間が…。
「おう、お前ら! 昨日はありがとな、ワハハ!」
 彼らを悩ます諸悪の根源が楽しそうに笑いながら現れた。ぐっすり眠ったらしく、その表情は清々しいのだが顔はいつでも爽やかとは無縁だ。
「おはようございます…。ルッチからケーキを預かってます、今日お帰りの際にお持ち帰り下さい…」
「あー、ルッチが持ってきてたのか! 俺は今朝散々ケーキ探したんだぜ…。お、ルッチ! 鍵かけて出てきたぞ」
 スパンダムはそう言ってルッチの部屋の鍵を指で摘んで取り出した。だがルッチの姿はない。
「ん? ルッチはどうした」
「ルッチは任務じゃ」
「任務?」
「ええ…世界政府から急な連絡がありました」
「任務だと?! おいおい、何を勝手にやってやがんだ! CP9は俺の組織だぞ! SUPAYAは俺の店だぞ!」
 店はもう営業していて、店内には客の姿もあるというのにスパンダムは大声で喚き出した。店に流れる音楽のお陰で客の耳には入っていないようだが、カク達はスパンダムを黙らせようと必死だ。
「バカか! 俺に黙って任務に行きやがって! もー頭にきた! ルッチの奴、帰ってきたらタダじゃおかねぇ!」
「ですがチーフ、ルッチはチーフはまだお休みになっているからと…」
 それを聞いてスパンダムの怒りは少し収まったようだ。気を遣ってくれたと察する事は出来たらしい。だが実際は無駄を省いただけだった。

 ルッチが戻るまでの数時間、スパンダムの機嫌は悪かった。あまりに機嫌が悪いので、カク達はスパンダムを奥の部屋に押し込んで、ケーキを食べているように言い包めた。
「任務に出て怒られるなんぞ、ルッチも災難じゃな…」
 珍しくカクがルッチを気遣った言葉を口にした。カリファもブルーノも同調する。明日はわが身だ。
「今戻ったぞ、ポッポー」
 いつもよりピリピリした空気を背負ったルッチが店に帰ってきた。カク達にはそれとわかる匂いがする。だがルッチは擦れ違う客にハットリ声で挨拶をしてそれを察知させない努力をしていた。
「おかえりなさい…チーフが奥でお待ちかねよ…」
 カリファの冴えない表情からなんとなく察しがつく。ルッチは目を細め、ふっと息をつくと何も言わずにそのまま奥へと引っ込んでいった。ちょうど店は客が多く忙しい時間帯で、他のメンバーは手が離せない。本当ならルッチもすぐに手伝いたいところなのだが、まずはスパンダムだ。

 「…失礼します、チーフ」
 ノックをして部屋に入ると、そこにいたのはケーキをがふがふと食べてブルーノが淹れただろうコーヒーを飲んでいるスパンダムだった。顔にクリームをつけているのは勿論のこと、ほとんど手づかみの域でケーキを貪るスパンダムに、ルッチはドアを投げつけそうになった。
「ルッチ! てめぇ、よくも俺に黙って任務に行きやがったな! 知ってるか! 仕事の上で大事なのは、報告、連絡、相談! これをチンゲンサイって言うんだ!」
「…ホウレンソウでしょう、チーフ…」
「言うんだよ! 俺の国ではそう言ったんだ!!」
「…そうですか…」
 クリームを飛ばしながら血走った目で迫ってくるスパンダムにルッチは抗う事が出来なかった。肩にいるハットリも豆鉄砲…いや豆機関銃を食らったような顔をしている。
「ったく…だいたいお前、アレだぞ? お前…生意気だぞ、俺に黙ってよ…。任務っつーのはな、こう…大事なんだよ! つーか、俺の首に関わるんだよ! しっかりしろよ、ルッチ!」
「はい…」
 しっかりしろはこっちのセリフだ。起こしたのに起きもせず、きっと朝食も食い散らかしてきたに違いないのに。だがさすがのルッチも冷蔵庫が開けっ放しになっている事は予想出来なかった。
「いいか、今度からちゃんと俺に連絡するんだぞ! 勝手にシフト変えるんじゃねぇぞ! シフト優先だからな!」
「はい…。…は、シフトですか?」
「ああ? 当たり前だろ! 俺は…ほらお前…アレだ、お前がいるから安心して遅れてきてんだからよぉ…。お前がいなかったら俺があいつら見てやらねぇとまずいだろ! カクはまだ若いし、カリファはあんなだし…ブルーノもとろいしな!」
 スパンダムが怒っていたのは、任務の事ではなかった。勝手に店を離れて彼らに任せていった事を怒っていたのだ。ルッチは苦虫を噛んだような顔をしてスパンダムを見ていた。だいたい、この人がしっかりしていてくれれば、そもそも昨日のうちにエニエス・ロビーに帰っていれば少なくても今朝連絡はついたはずだ。常に持ち歩いている電伝虫まで飼い主に似たのかぐっすり寝ていて連絡を受け付けなかったという、この体たらく。これで長官などという地位につけるのだから世の中おかしい。
 ルッチの頭の中がぐるぐるしていた。
「あ、それからな! さっき暇だったからお前らの分作ってやったぞ! 昨日俺の誕生日祝ってくれた礼だ、ワハハ! 優しいな、俺!」
 そう言ってスパンダムがケーキで汚れた手で差し出してきたのは、SUPAYAの会員証だった。ルッチはそれを受け取り、目の前が真っ暗になるのを確かに感じた。
「どうだ、いいだろ?! ワハハ、皆に渡しておけ!」
「は…、ありがとうございます…」
 スパンダムの説教が終わったようなので、忙しい彼らを手伝うべく、店へと戻っていった。今言われた説教は彼らにも話して聞かせ、これからの対策を考える必要がありそうだ。でなければ、任務に出る為にバイトを休みます、という馬鹿げた連絡が必要になりかねない。それに、スパンダムから拝領した、有難い会員証を配ってやり、この苦しみを分かち合いたかった。

 「おお、ルッチ、どうじゃった?」
 にんまりと笑うカクにルッチは会員証を突きつけた。
「なんじゃ?」
 会員証に書かれたスパンダムの味わい深い乱雑でごちゃごちゃした文字にカクは絶句している。それに気付いてカリファとブルーノは身構えて受け取ったが、それでもやはりショックは大きかったようだ。
「ファンクフリードの分もあるぞ…」
「ぱぉっ」
 ルッチの声にファンクフリードはそっぽを向いてしまった。仕方なく象の分はカウンターの引き出しに仕舞い、それからルッチはそ知らぬ顔をしているハットリにも会員証を渡した。
「ハットリの分もあるそうだ…。よかったな…」
「ポ…」
 切ない声を出してハットリもゆっくりと顔を背けた。だが受け取らない訳にはいかず、ハットリは会員証を翼で包むとすすり泣くように震えた。
「チーフからの連絡だ…。任務に赴く前にまずシフトの確認をしろ…。シフト優先だそうだ」
「…さすがチーフじゃ…」
「ああ、俺達の想像の斜め上を行く…」
「恐ろしいわね…」
 気味の悪い会員証とスパンダムのとんでも発言に彼らはすっかり打ちのめされていた。暗く沈む従業員とは対照的に、店はどんどん賑やかになっていく。それがまた物悲しい。

 SUPAYAは開店時のインパクトも手伝って好調な滑り出しを見せていた。忙しいながらもなんとか交代で休みを取り、任務もシフトを調整しながらこなしていく。日に日に買取業務の希望も増え、SUPAYAとしても品物を確保する為には有効な手段だ。だが実際のところ、今の状態で買取業務を開始するには人手が足りない。ルッチが休みや任務でいない時はスパンダムが代わりを務めている…つもりらしいのだが、とんでもないトラブルを巻き起こして毎回ひどい騒ぎになるのだ。だからと言って、ルッチに休みをとらせない訳にはいかず、諜報部員として一級である彼を任務に出さないなんて事は本末転倒だ。本職はあくまでCP9。SUPAYAは世を忍ぶ仮の姿なのである。その辺の認識がどうもスパンダムと彼らの間で微妙にずれているようだ。

 「もう限界じゃろう…これでルッチは何連続出勤じゃ?」
「シフト上の休みはあるけれど…その日は任務だったわよね…」
「チーフ…」
「なんだよ、雁首並べて…! 俺はちゃんとルッチの代わりしてんだろうが! なんだよなんだよ、文句ばっかり言いやがって! ちょっと◇護ちゃんのCD入荷したからってそんなに怒る事ぁねぇだろ!」
「ちょっとじゃと? 確かに海列車一車両に比べればちょっとかもしれんの」
「やめろ。チーフを責めても仕方のない事だ…」
 気丈に振舞うルッチだったが、確実に痩せて生気がない。ハットリも心配そうだ。
「チーフ、増員をお願いします」
「バカ! いいか、簡単な事じゃねぇんだぞ! ただのCD屋じゃねぇんだ、CP9として使える奴じゃねぇとバイトは認められねぇ!」
「だったらまた面接すればよかろう」
「落とした連中はもう別のサイファーポールに拾われちまってる! また一から面接するなんていやだぞ! 面倒くせぇ!」
「…仕方ない…、それではチーフ…」
 ブルーノが神妙な面持ちで言うと、カクとカリファは目を見合わせ、頷いた。それから項垂れるように座っているルッチに肩を貸して立たせた。
「な、なんだ、どうしたんだ?!}
「増員を考えていただけないのなら仕方ありません…」
「強行手段じゃ」
「ストライキです」
「な、なにぃっ?! せっかく繁盛してるSUPAYAをお前、見捨てる気か?!」
「CP9の方はきっちりこなしていきますのでご心配なく…」
「そういう問題じゃねぇだろ!! わ、わかった! わかったから待て!! 話せばわかるだろ? 話合おうぜ! な!な??」
 ばたばたと慌てふためくスパンダムを見下ろして、彼らは目で成功の合図を送りあった。こうでもしなくてはスパンダムは動こうとしないだろう。店の事をほとんど理解していないスパンダムが、一人で切り盛りするなどと言い出す筈もなく、完全に彼らの作戦勝ちだった。
「ではチーフ、せめて店番の出来る人間を一人、増員願います…」
 それまで項垂れていたルッチが急にすっと背筋を伸ばしてそう言った。スパンダムは面白くなさそうだが、渋々了承し、政府に増員の為の面接を連絡していた。

 「乾杯!」
 その日の夜、ルッチ達はブルーノの住んでいるバーに集まっていた。ここのオーナーが少し前に体調を崩したので、上に住んでいたブルーノが代わりを買って出たのだ。今ではいい溜まり場になっている。
「いやーしかし上手くいくもんじゃなぁ」
「そうね、予想以上だったわ」
「ルッチの痩せたメイクもなかなかのモンだ」
「だが油断するな…これから数日が勝負だ。六式使いがそう簡単に見つかるとも思えないからな…」
「大丈夫じゃろ、六式使いを養成しとるらしいぞ。ほれほれ、もっと飲まんか、ルッチ」
「だといいがな…」
「ルッチは心配症じゃな、そんな事ではすぐに禿げるぞ、わはは」
「悪趣味な事を言うな、カク…。お前だんだん長官に似てきたんじゃないか…」
「どっちが悪趣味じゃ」
 増員計画は無事軌道に乗り、彼らは大いに喜んだ。だがルッチの心配は、やっぱり的中してしまうのである…。

 ある日の事…。

 SUPAYAに一番に着いたブルーノは得体の知れないものを見た。店にも入らず硬直するブルーノに、後から来たカクとカリファ、ルッチが声をかけた。
「どうしたブルーノ」
「中にも入らんと、何事じゃ」
「中に何かあるの?」
「…」

 「シャウ! このCDはこっちっしょ! シャウ!」

 「…」
「…なんじゃ、あれは…」

 「ん? ああ…アンタ、ロブ・ルッチだな。挨拶が遅れたねぇ」
 嬉々としてSUPAYAの制服である黄色いエプロンをつけた謎の男はルッチを見るやそう言って笑った。みんな一斉にルッチを見る。誰?と問い詰める空気にルッチは知るか!と投げかけた。
「…こいつはなんだ」
「おお、お前ら来たか!!」
 奥からスパンダムが出てきて、ルッチ達はまた驚いた。SUPAYAが開店して数週間、一度だって彼が一番に店に来た事はなかったからだ。
「紹介するぞ! こいつは新入りだ、名前は…えーっと」

「四式使い、海イタチのネロ! シャウ!」
「そうそう、ネロだ! どうだ、お前らの欲しがってた増員だぞ! ワハハ、嬉しいか?!」
「俺の働き、しっかり見て欲しいっしょ! シャウ!」
「面白ぇだろ、ワハハ! こいつ、面白ぇんだよ! な、ルッチ!」
 朝からテンションの高い二人を見て、ルッチ達は何も言えなかった。いくら望んだ事とはいえ、ここまで外した人選をしてくるとは…。
「四式使い…ですか」
「ん? あーそうなんだよ、なんかなー六式って難しいんだってなー。養成してても出来るモンじゃねぇんだと。だからお前ら、新人の研修とかもしてやれよな! お前らもこれで先輩だしな! ワハハ! やりがい増えただろ!」
「俺は優秀な新入りっしょ! シャウ!」
「よし! お前にも特別に俺直筆の会員証をやろう! 大事にしろよ!」
「すげぇ!! 長官! ありがとう! シャウ! すげぇ字! デケェ! 汚ねぇっしょ!」

 こうして、SUPAYA念願だったはずの新人は、スパンダムと合わせるとウザさMAXの可愛いイタチ野郎となったのだった。

つづく


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