昔から日記というものを満足につけたことがない。絵に描いたような三日坊主。典型的(たぶん)な過程を経ていつも終わってしまう。
最初の日はきちんと書く。人に見られても恥ずかしくないものである。まあ、ほんとうはどうだかわからないが、自分ではそういうつもりで書いている。二日目となると書く量が減る。しかし毎日そう書くことが多いわけではない。たまにはこういう日もあるだろう。ところが、三日目になったら、さらに、量が減っている。客観的に見て手抜きだとはっきりわかる書き方である。ここまでくると、もう半分以上は自分でも先が読めている。そして数日後、あんのじょう・・・という結果。
そもそも「人に見られても恥ずかしくないもの」というのが根本的に悪いのだろう。最初に力が妙に入りすぎている。自分で言ってたら世話はないが、これでは長続きはしない。日記なんだから、自分があとで見てわかる程度でいいのである。でも、わかっていてもね(^^;
とはいえ、ホームページでは日記みたいなものをつけようと思った。「みたいなもの」というところがはなはだ後ろ向きではあるが、これまでの経過から、自分の性格というものがよくわかっている。サイトに転送する前にやめたが、もともとは「ときどき日記」という題名でページとロゴまで作った。でも毎日ではないという事でも、日記という言葉につい負けてしまう。その次は「ひとりごと」である。でも、やはり気分的にどうも乗っていかない。それでこの「エトセトラ」である。あとで苦し紛れにいろんな題材で埋めてしまっても言い訳が付くように・・・。
どうやら僕は日記とはとことん性が合わないらしい。
2001年5月13日