■『 ブリジット32歳。独身。母親の薦める見合い相手はいつもどこかが気に入らない。
新年の誓い(ダイエット・禁酒・禁煙)も実行できず、『どうして私はひとりなの〜♪』と部屋で寂しく熱唱する日々。そんなブリジットの前に現れた二人のタイプの違う男・・・。』
面白かった。もう一から十まで頷ける(涙)。ただ決定的に違うのは会社にあんないい男の上司なんか絶対にいない!てところ。ヒュー・グラント扮する(あのたれ目具合がちょっとクドイとはいえチャーミングな男だとは思う)みるからに女にだらしなさそうな上司、ダニエルとの社内セクハラメールの応酬も相手がヒュー様だからこそ成り立つ話ですな。
もうひとりバツイチの弁護士、マーク。(コリン・ファース。強烈に懐かしい。一時すごい好きでした。特に声が!)
母親が買ってきたセーター(トナカイ付)を平気で着るわ一言多いわおまけに退屈だわのええとこなしですが、ひとつだけいえるのは誠実だってこと。
この正反対のタイプの2人の間で揺れるブリジットが正直羨ましい。
なんだかんだいってモテモテやんか。
最後はだいたい予測がつく方とくっつくんですが、このラストもいいんですよ。なりふりかまわぬブリジットも大好きだけど(えらいよ)男の方も大人の魅力炸裂です!(イギリス男はこういうときホント洒落てる)
一瞬、また振られるのかブリジット!!と思わせといて実は・・・て感じなんですよ〜。
この映画、カップルで観るよりも(観てもいいけどさ別に)やはりブリジットと似た境遇の女が連れ立って観た方が断然面白い。語り明かせますから(泣笑)
笑ったシーン: ブリジットが履いているデカパンをみたヒューが『すごい!もっとよく見せて』とせがむところ(笑)。いちおうラブシーンなんだけど、現実感あふれるセリフがおかしい。『俺が履いてるのと似てる』とまで言われりゃ女も開き直れますな。
|