海外で食べた美味しかったものをご紹介。

〜欧州編〜


レスカルゴ・モントルグイユ
L’ESCARGOT MONTORGUEIL
休日:月曜日のお昼
予算:40ユーロ〜

■ 花の都・パリで迷いに迷うこと1時間以上。日もとっぷり暮れた頃にようやく辿り着いたのが≪金のかたつむり≫もまぶしい『レスカルゴ・モントルグイユ』

店内は小洒落た感じで一見敷居が高そうにも見えますがドレスコードもなく、(ジーンズでもOKらしいけど下手すりゃ浮くかも)店員さんもフレンドリーで寛げます。

■ メイン料理は店名からもわかる通り、エスカルゴ。かたつむりですな。「でんでんむしなんか気持ち悪くて食べられへん!」と敬遠するひともいるでしょうが、それは人生損してます。じっと見つめてしまうと、触覚等に気付いてしまいナーバスになりかけるけど、さっと取り出してパっと口にいれてしまえば全然平気!美味い!

私が食べたのは、ガーリック、ブルーチーズ、(あともう1種類は忘れた)の3種類の味が楽しめる店員さんオススメセット。熱々の殻を押さえ付けるのも慣れてみれば意外と簡単。一口食べた途端、「かたつむりがこんなにウマくてどうすんだよおい!」となぜか泣きたくなるくらい美味しかったでございます。

エスカルゴ以外ではこれまた店員さんオススメの鱈のムニエルが美味しかったです。鱈はもちろん、周りのマッシュポテトがミルキーでなめらかでねぇ。あれだけでももう一度食べたいわ。ワインも安いですよ!

【 ろくでもないパリでの思い出 】
初めてのヨーロッパ旅行がフランス・パリでした。そしてここでも案の定、道に迷いました。まず、バカラ美術館へ行こうとしてなぜか普通の販売店へ入ってしまいました(これは美術館と販売店が近いのが悪かったのだと思います)。「美術館のわりにはちっせぇな」と怪しんでいたところ、様子がおかしいと思った店員さんに、「美術館はあっちだよ」とクールに指差されたのを未だに思い出します。

また、ダリ美術館へ行く途中でも道に迷いました。多分1時間近く同じ場所をぐるぐる回っていたように思います。すごく近くまで来ている感触はあるんですが、そこから先が一向にわからない。仕方なく道路工事を始めようとしていたオヤヂに尋ねようとしたところ、なんと「日本語わからないって!」とばかりに逃げ出すではないですか。もちろん追いかけました(なんせ切羽詰ってたもんで)。そして、ひとりを捕獲しガイドブック片手に「ダリ・ミュゼ?(ダリ美術館はどこですか?の意)」と問い質しました。

「ダリ・ミュゼ?なんたらかんたら〜しるぶぷれ〜」と身振り手振りで必死に伝えようとするオヤヂ。それに対し、「ダコーダコー(OK!)」とこれまた全身を使ったジェスチャーで応える我々。オヤヂの目にはハッキリ「お前らホントにわかってんのかよ!」と書かれていましたが、我々はちゃんと理解していました。だってその後すぐ美術館に辿り着けたもん!人間必死になれば言葉の壁なんか楽々と越えられるという好例です。なにかの参考にして下さい。

どうでもいい話はさておき、さすがは美食の国・フランス。フレンチはもちろん、イタリアン、中華、ベトナム料理など、外国料理も美味しくいただけました。ルーブル美術館内のカフェも雰囲気があってオススメです。ただ、スイーツ類はどれも激甘!FAUCHONのケーキなんか甘さ控えめに馴れた日本人には頭痛がするほどでした。でもお惣菜は美味しいのでテイクアウトして安くて美味しいワインと共にホテルで食べるのもいいですよ(今は日本でも買えますね)。

【 これは気になる! 】
・陸軍仕官学校・アンバリッド/ECOLE MILITAIRE/HOTEL DES INVALIDES

ここで悪いカエルが!(すみません)。ナポレオンのお墓もあるそうです。


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