「みやこのハッピートーク」    
                              
                                 MAY 2003

★コナンに仏光寺が登場!

「ええっ!、仏光寺が!?・・・」
ご近所のTさんからの情報で、映画「名探偵コナン 迷宮の十字路(クロスロード)」、本山・仏光寺がでているとのこと、早速Tさんとお嬢ちゃんのNちゃんと3人で行ってきました。

「名探偵コナン」はテレビでもおなじみのアニメで、小学生のコナン(実は高校生探偵だが薬を飲まされ身体が小さくなってしまった)が次々と難事件を解決していき、私もけっこうはまっているのですが・・・。

今回は「義経と弁慶」の話、桜の咲く京都にやってきたコナン一行、仏像盗難や殺人事件が起きてコナンはライバルで友人の平次とともにバイクで事件の謎を解くために京都の街をを走ります。

鞍馬、清水寺、五条大橋、六角堂、梅小路公園・・・、そして仏光寺! 「ええっ!」と思っている間に山門をくぐり境内へ、(この場面で見に行った3人ともかなり興奮していました)

ずっと中に入って行くのかと思いきや、すぐ何かが違うとコナンはすぐ引き返し階段を降りて・・・新開町(うちの前の通り)へ。もう一回「ええっ!」。

ところが何故かそこには「玉龍寺跡」と書かれた碑が建っていた、「なんで?そこはガレージでしょ?」「もっと私達の家も映してよ・・・」(実写の映画やないやろ!=住職)

平次が探す「まるたけえびすにおしおいけ よめさんろっかくたこにしき・・・」と歌う初恋の少女や、元の姿に戻ったコナンと幼馴染のとのひとときの再会など、ときめく場面も出てきておとなのお客さんをも満足させてくれたのではないでしょうか?

南禅寺、インクライン、東福寺、伏見稲荷、一条戻り橋、鴨川に先斗町、と舞妓さん、湯豆腐、次々と出てきて、これもよかった・・・。


ところで仏光寺本山の皆様方は知っておられるのでしょうか?もしご存知なければぜひ観に行かれては、全国にアピールできるチャンスではないかと思います。

 
★「英会話レッスン」

5月に入り元職場やお世話になった方々にご挨拶のはがきを出したら早速お返事のおたよりやメールをいただきありがとうございました。

生活も落ち着いて今までできなかったことにチャレンジしてみようかと思い、以前少しやっていた英会話を始めました。
週1回2時間国際交流会館で、アメリカから日本語を学ぶためにやってきた女性に教えてもらっています。
(ブルーの瞳で見つめられるとなんだかドキドキ)

プライベートレッスンで私のペースにあわせてもらっているので安心してできるのですが・・・なんといってもレッスン中は英語のみ、彼女は私のためにあえてどんな事でも英語で質問してきます。

「週末はどんなふうに過ごしたの?」「SARS対策についてどう思う?」など・・・私の頭の中では知っている単語がぐるぐる回って、結局口から出る文はなんだかおかしい・・・私のスローな英語を最後まで聞いて言い直してもう1度ノートに書いたりして進めていきます。

うまく言えると「good」、「right」とほめてくれます。ほめられるとうれしくて又次々としゃべっていきます。(やっぱりほめられると超うれしい)周囲でも何組かレッスンをしているようで、聞こえてくるのは外国語ばかり、ほんの2時間ですが、外国へ行ったような気になったりして・・・。

レッスンが終わると、彼女は「Bye,see you next week uhu?」といって私に手をふり、日本語学校へ行ってしまいます。

残された私はまだ頭が回っている状態でしばらくボオーとしてしまい何故かきゅうに日本語がしゃべりたくなって携帯電話でメールをしたり知り合いに会いに行ったり・・・。なかなか悪戦苦闘しています。


★「ふるさと」

新緑の山々とさわやかな風、時間が止まったまま、鳥のさえずりだけが聞こえる、これが5月の美山の風景です。今年も連休に実家を訪ねました。

子どもの頃には・・・家の中に囲炉裏があり、まきを燃やして部屋中が煙だらけになっていました。

お茶摘みの季節には夜遅くまで土間のおくどさんを使って茶葉を蒸し、夏になると父親が釣ってきた鮎が塩焼きやどんぶりとなって食卓に並びました。秋はマツタケや栗も豊富で、いつもたらふく食べて育ちました。

学校の帰りには水飲み場(現在は「神田の水」として有名」)で寄り道して喉をうるおしました。

今、実家のまわりは新しい道路の工事でまったく様変わりし、裏庭が表になったような感覚、家の下を流れる由良川が庭からよく見えるようになりました。

縦貫道路のおかげ(?)か京都市内からの距離が短縮されて小浜方面への抜け道となり車の数がふえました。

過疎が進み高齢者ばかりで生活しなければならないのが実情ですが、そのなかで産直や特産物などで地元のパワーが発揮されたりかやぶきの里に人が集まるなど全国的にも「美山」は知られるようになったのです。

私が生まれた年に「町」として発足しましたが(その記念にみやこと名付けられた)、当時はほとんど知られていなくて京都市内の人に説明するのに時間がかかったものです。

しかし今では美山を知らない人はいないといっていいほど・・・。
最近市町村の合併が言われているが、町民の願いは独自性を守っていくことだとか・
    (5.8)




                       ハッピートーク TOPへ