「みやこのハッピートーク」    

                               JULY 2003

「ヘアースタイル」

お盆を前に住職が髪を剃りました。
つれづれ日記に書いていますが、剃る時最初はちょっと怖かったのです。
しかしだんだん慣れてきてバリカンのスイッチを「多め」に切り替え約1時間であの通りになりました。

実は結婚して初めてみる「まるこめ」、やや複雑な気持ちになったりもして・・・翌日にはすっかりなじんできて今はアニメ「ドラゴンボール」に出てくる「天津飯」という格闘家に似ているとからかったり、「ようお似合いですわ」などとほめたり・・・確かに衣姿はようお似合いです。

我が家ではみんなくせ毛で湿気の多い日には波打ったり膨らんだりする髪に悪戦苦闘する毎日です。私は仕事柄「頭髪は自然のままで」と思っていましたが辞めてからはずいぶんおおらかになり、パーマ、毛染めとさわりまくりました。

そして最近はやりの「ヘナ」をコンディショナーとして使ってみました。フェネグリークパウダーを入れすぎたらしくなんと髪はカレー風味、茶色になるはで見るからに派手な女、おぼうさまとはつりあわないかしら・・・。
まるこめ、カレー風味、茶髪(娘)に黒髪(息子、いま1番自然)と我が家は今不思議な世界です。(7.24)

「祇園祭り」


雨が続いているというのに四条通は人、人、人・・・。お囃子が聞こえ、ハッピ姿の若衆(?)があわただしく動き回っています。

祇園祭といえば1番はなんといってもです。以前祖母がうちに出入りされていた魚屋さんに鱧のおとし焼はもを注文していただいたことが思い出されます。当時はまだ若くて鱧の味さえよくわからなかったのであっさりしすぎているとか言ってしまったことがありました。

2番目は・・・曳初め、12日から巡行を前に鉾が子どもや学生、観光客などの手で次々と曳かれていきます。子ども達が小学生だった頃、水筒、タオル、レインコートをリュックにつめ、友達やそのお母さん方と曳初めに出かけました。

鉾を曳くとお菓子、ジュースや、鉾にあがれる券をもらうことができたので、子ども達は次々と鉾めがけて走っていきます。それを保護者も追いかけて子どもと一緒に鉾を曳く、雨が降ろうが人が多かろうがそんなことはおかまいなしで、四条周辺を駆け巡りました。

仕事をしていた私は何とか都合をつけて(さぼって)・・・今から思うとようやっていたなあと思います。昼間は鉾を曳いて夜になると浴衣にきがえて夜店に・・・こんな風に過ごしてきました。 

もう子ども達も大きくなり鉾を曳くこともしなくなりました。しかし(やっぱり祭り好きの血が騒ぐ?)、ここ数年宵山パーティ(表紙参照)をしてワイワイやっています。知人、友人、その知り合いの方々と輪が広がり、今年も参加者は増えそうです。お誘いあわせのうえ祭見物のついでに立ち寄って下さい。  (浴衣の着付けも致します)
                (7月14日)

「外国人坊守の会」

真宗本願寺派の、外国人女性で寺の住職と結婚し坊守(ぼうもり)としてがんばっておられる3人の方が「外国人坊守の会」を結成、仏教や親鸞の教えについて勉強されるなどいろいろと活動されています。

この度リーダーであり、得度もされているポーランド出身のAさんの講演「ブッダの女性の弟子達・・忘れられた遺産」があるので西本願寺の国際センターに行ってきました。

司会は知人のBさん(彼女はドイツの人で今回の講演会の準備係)、最初は英語で、その後日本語で通訳。

いよいよ講演が始まりAさんの講演の通訳と、解説をかねて某大学のS先生がおられる、Aさんは手振り身振りでどんどん話を進めていかれます。私はひたすらS先生のお言葉を期待していたのです。しかし先生はAさんの話についていけない・・ついに聴く側からの通訳も。

その場に参加していたメンバーは20名ほどで通訳など要らない人たち(?)、つまりバイリンガル。
「ええ? わかってないのは私だけ? みんな笑っているのは何故?」少しはついていけるのですが、専門用語を英語でいわれると・・・2時間ほど悪戦苦闘、ブッダの弟子であるアーナンダが登場した時は理解できました。(彼は女性を惑わすほどハンサムな青年・・)

とにかく基礎のできていない私はもっと勉強しないといけないと痛感しました。それにしてもAさんやBさん、日本語と英語で仏教を学んでおられるのですからすごい!
                   (7月2日)


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