「みやこのハッピートーク」    

                              APR. 2004

★ 再びクラスター爆弾が!

4月8日、My Birth Day。夕方から「花まつりナイトコンサート」の町内お疲れさん会、宴は盛り上がり気分良く帰路へ、そこへ友人からの携帯メールが届きました。「イラク、えらいことが起こってる・・。」 

慌てて家に戻りテレビをつけると、本当に驚くべき事態だったのです。
そして・・・拘束された3人は8日ぶりに解放され、その後行方不明となった2人もついさっき保護されたらしいです。よかった!!

「野に咲く花の 名前は知らない だけど 野に咲く花が 好き・・」という歌をご存知の方もいらしゃると思いますが、ずっと歌っていくと「戦争で死んでしまった父を思いながら 私は平和な世の中で 明日結婚するんです」とつながっていきます。

大学生だった頃この歌を聞いて自分と同世代のこの女性のことを思ったものでした。私の父も徴兵され戦地で「マラリア」にかかり 敗戦後戻ってきました。

「戦争」を意識したのは「ベトナム戦争」、「日本は2度と戦争をしない国」という気持ちがずっとあり兵隊であった若い頃の父の話を聞いても「戦時中のこと」だったのですが・・・。

教師になって、おさまらない世界のあちこちでの紛争、湾岸戦争、アフガニスタン攻撃を生徒の前でリアルタイムで教える事になった時、私のなかに不安が・・そして今、目の前で毎日報道されるイラクの様子、自衛隊派遣で私が思っていた「戦争をしない国」はどこかへいってしまいました。

3月にイラクから戻られたジャーナリストの豊田護さんの話を聴きました。数回にわたるイラクでのルポ、今回はサマワへ、テレビ報道には出てこない自衛隊派遣前の市民の声が生々しく伝わってきました。

劣化ウラン弾の被害を受けて流産や先天性形成異常、白血病を中心とするガンで苦しむ子ども達、豊田さんの写真は無言で現実を語っていました。彼の言葉に「何故危険といわれるイラクへ行くのか?」ということは強く語られなかったけど、写真1枚1枚に答えがあったような気がします。その後ひと・まち・交流館「写真展」が開かれ1日だけ手伝いました。

今度の拘束事件で ジャーナリストやNPOのボランティアに対して「自己責任」を問題にする方々もあります。アフガニスタンに行かれている中村哲医師が「帰って来れないですよ」と言われたのを思い出しました。

★「春はなのみの〜」から「ケ・セラ・セラ」へ

4月、桜満開の京都は人、人、人・・。先日の仏光寺「花まつりナイトコンサート」では、お堂が観客の方々でいっぱいになりました。私が個人的に誘った方も来てくださり感謝致します。ありがとうございました。「坊守コーラス隊」もなんとかおつとめを果たせたような気がしています。「来年も・・・」という積極的なメンバーもおられて・・・「ええ?来年も歌うつもり?」。

「コーラス」以来、鼻歌も「はるはなのみの かぜのさむさや〜」と、すっかりなりきっている私です。昨日早速作っていただいたコンサートのDVDを観たら、なんと私だけ体を揺すりながら歌っている?特に「さくらさくら」の時の「揺れ」はちょっと目立つ・・・^^

「レディースデー」に久しぶりに映画館に行ったら、「せんせえ〜!」と声をかけられました。ドキッとして周りを見ると卒業生が!シアター入口の案内係の仕事を最近始めたとのこと。

観た映画は「イン・ザ・カット」メグ・ライアン扮するニューヨークの大学講師をする女性は、かちっとした服装で周囲とのつながりも妹だけで変化のない日常。しかし殺人事件に巻き込まれ危険な臭いのする刑事と出会うなかで彼女の性的な部分があらわになります。

女性の本能的なものがみえてくる、とにかく「ムンムン」する映画です。そしてタイトルバックに流れるのがスローテンポの「ケ・セラ・セラ」、花吹雪の庭、朝目覚めの悪そうなメグ・ライアンが裸でベットに横たわっている、「気だるそうな感じ」と思ったのですが実は・・・!

メグ・ライアンといえば「某ハリウッド俳優と不倫関係にあり夫ともその相手とも別れて落ち込んでいたが、その後二重瞼をくっきり、たるみ引き上げなど整形した、しかしちょっとオバサンになったようだ、この映画では体当たり・・」と雑誌に載っていたので興味津々でした。大胆に脱ぐシーンがたくさん出てきます。40代前半の彼女はぽっちゃりだけどセクシーです。ということで鼻歌は「ケ・セラ・セラ」に変わりました。
11日は「新垣勉コンサート」で朝のお手伝い、仕事も本格的に始まりまたまた忙しくなりそうです。いよいよ「40代最後」、楽しまなくっちゃ!!


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