★朝の風景・夕の風景
●朝夕涼しくなり 秋の気配も感じられます。早朝の我が家周辺は本当に静かな雰囲気・・・仏光寺を中心に寺院が立ち並びなんと落ち着いた佇まい・・でも世界で、日本で次々と不安になることが起こっています。
「・・・日本の中だけを見ていては判らないが全世界を見れば、有事の時代が来ている・・・平和な時代ではもうないんだ、という認識を前提として・・・」と、ある作家が「9.11」以降を考える著書の冒頭で書いています。ロシアで学校が襲われ、大勢の子どもたちや保護者などがその被害者となりました。平穏な日常生活があっという間に爆弾や銃によって破壊されていく様子は、3年前のニューヨークの映像と重なり、衝撃的でした。
●今朝は住職が本山のお茶所での法話の当番で、モモの散歩は私が行く事となりました。仏光寺の周りを歩くたいへんゆるやかな散歩コース、仏光寺の門の前では手を合わせてお参りされていく姿も見受けられます。(大善院門徒のSさんは毎日お参りされています)
するとそこへ高倉通を北の方から正面の門に向かって舗道の外をおばあさんがひとり、車いすを反対にして押しながら歩いて来られました。(舗道はデコボコしていて幅が狭いので、車いすでは通れない)門の前まで来たおばあさんは、車いすをくるりと回し正面にむけてすわり工事中のお堂に合掌され、終わるとまた車いすをまわして反対に押しながら、北へ戻って行かれました。(おばあさんは毎日お参りされているのでしょうか)
私はちょうどその時、正面の門より南の高辻通の近くにいて、声をかけることができませんでした。車いすで本山にお参りしようと思うと高辻通から回らなくてはならず、北のほうから来るとかなりの道のりになります。正面の門の階段は3段ですが、車いすや松葉杖であがることは困難です。
高倉通にスロープがあれば、車いすでも境内まで入ることができます。来年度に舗道の改修工事が予定されているとか・・・ぜひスロープのことも検討していただきたいです。仏光寺にお参りされるのは高齢者も多く「あの階段がきつくて・・・」という声も聞きます。
どうかよろしく!(誰にお願いしたらいいの?)
●夕方になると、まったく別の雰囲気になります。お寺の塀にそって荷物配達便のトラックやタクシー、営業の車などが、多いときには10台は駐車しています。エンジンをかけたままの状態で置かれていたり、端に寄せないで駐車するために、道幅が狭くなって歩行者にとっても危ない状態です。
特に木曜日の夕方は車のラッシュ・・・生協の個人受け取りの品物の仕分けの仕事をしている私は、自宅前で生協の配達車を待っているのですが、それはそれは車の多いことに驚きます。
某配達便のトラックの積荷移動(2台が後どうしにつけて作業する)、老人デイーサービスの車でご近所のお年寄りの方を送って来られる、(職員の方が家まで送っている間、車に乗って待っておられるお年寄りの視線は何故か私に・・視線を逃れようと家に入ると、モモは喧しく散歩を要求するし^^;)やっと生協のトラックが来た時には、車の数は増え、本山の門前とは思えない様子です。
寺の掲示板の前に平気で駐車したり、ゴミを捨てていくようなことは有りえないこと、我が家の前もカラー舗装が計画されているらしいですが、寺の門前らしく落ち着いた雰囲気になるように願っています。
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