「みやこのハッピートーク」    

                              FEB. 2005


2月 あれこれ 大忙し
 
バレンタインデーの朝、夜遅くに娘がつくったと思われるチョコが冷蔵庫に入れてありました。でもどうやら父親の口には入りそうにない・・・さてチョコのゆくえは?

仕事を辞めてからチョコの数が急激に減ってしまった夫をなぐさめようと(?)、今年は手づくりでと材料を買い込み頑張ったのですが、見栄えはちょっと・・・だけど味はまあまあです。お客様にもお出しして、ムリヤリ持ってかえってもらいました。
 
★先日、旧知のおばちゃん3人組で3ヶ月ぶりに夕食会をしました。それぞれの近況報告をしながら気が付いたこと、今までなら話のほとんどが子どもの進路や夫のこと(時には愚痴も・・・)、しかし今回は違っていました。

「人生、これからどう生きるか、自分の納得できる生き方を・・・」と、何故か3人とも力が入っています。もちろん家族のことは気にかけながらも、「私自身が進む道を見つけよう」と仕事をやめた後、専門学校に通っているHさん、習い事をはじめたSさんは「はっきりきっぱり」と自分の意見を言いたいと、それぞれがんばっておられる、さらに話は医療・福祉関係へと発展していきました。

3人とも家族や本人が大きな病院にかかっていて、医療費病院の応対、薬のこと、さらに今話題の「混合診療」「応益負担」などの用語も出てきて、それぞれ持っている知識を出し合って超盛り上がりました。
                                      
★場所をカフェにうつして話の続きを・・・話題は「映画」に飛び、「パッチギ」「父と暮らせば」「きみに読む物語」などそれぞれ解説つきで、「ウンウン、パッチギにはうちの娘も出てるし・・・」と調子よくとどまることない私たちのトーク。それを中断させたのは、よその9人のおばちゃんグループの来店でした。(人数は3倍、パワーは5倍?)
 
「ここ、ここ、ここにすわろーイヤァ、イスがたりひん、それ持ってきて〜〜〜コート脱いで〜ああ、私トイレへいってくるわぁー」
静かだった店内がすごい状態に・・・2人のウエイターが注文訊きに奮闘、オーダー後もその様子は変わらず、圧倒されてしまいました。
 
「おばちゃんがおばちゃんのこと言うのも何やけど・・・すごいなあ」と私たちのトークは急にテンションがさがりぎみ!少し濃い目のお化粧に大きな荷物、社交ダンスのレッスン?の帰りかな・・・年齢は「う〜ん、かなりウエやね」と勝手な判断で納得する私たち。やがて大きな波は去り、店内はまた元の状態になったところで、「あの元気を見習わなあかんね、お互いこれからもがんばろう・・」と確認しあいました。
 
アイアイハウスのバザーが北区の小学校で行われ、前日準備もあって2日間要員として参加しました。バザー用品の移動や会場設営などほとんどが力仕事。「私、できないわ!」とは言っておられない、すごい数のダンボール箱を運び込み陳列していくと、体育館はたちまち品物でいっぱいに・・・当日は雪が舞う中おおぜいの方が来られました。

要員は女性が多かったのですが、重い物は二人で運ぶなどパワー全開!!でもやっぱりがんばりすぎたのかな・・・次の日熱をだしてしまいダウンです。
「こんなことではアカン、全開したらアカン、ボチボチやらんと、若くないんやから・・・」
 
3月4.5.6日には大善院で、「あい藍アートワーク 早春の作品販売展」を催す予定で、ただ今準備中です。アイアイハウスのクッキー・ケーキ販売やバザー・喫茶コーナーなど盛りだくさんの企画で、またまた「全開状態」になるかもしれません。(今度はダウンしないようにしよう)柿渋染め草木染めの多色重ね染めの作品など多数品物を用意してお待ちしていますので、お立ち寄りください。
 
土塀や裏庭の工事が本格化し工事関係の方々の出入りが増えてきました。まだ荷物を整理したりギャラリースペース最終設計を確認していったりと課題が多いです。4月には「花まつりコンサート」がひかえていて「歌の練習」もあるし・・・2月もあと1週間ですが、寒さに負けずなんとか乗り切りたいと思います。
 
 ★ハッピ−トーク 「亭主 元気で・・」
 

★先日住職が、障害者施設の経営者対象の全国研修会に参加するため、奈良方面へ泊まりがけで出かけていきました。結婚してから寄宿舎宿直勤務がずっと続いていたので、夜にいないことには慣れていて、共働きであった頃も夕方から朝までの段取りをしてけっこうテキパキと動いていたものです。しかしこの「夕方から朝まで」はとても「濃い」時間帯なのです。電話は多いし、時には来客も、家事など、もちろん家庭の「団欒」の時間でもあります。
 
★ちょうどこの日は、私も朝からアイアイハウスの仕事に出かけていました。仕事先で、Aさんと3月に予定しているチャリティー企画の打ち合わせをしてから、本来の仕事であるお味噌作りに入り、午後仕事が終わるころに、知人のBさんが初めてアイアイハウスにひょっこり来られて、少しの時間、話をさせてもらいました。何か相談事があるとのこと、あとはメールでやりとりすることになりました。
 
「今日はちょっと疲れたなあ・・・」とビブレで夕食の買い物をして地下鉄に乗り込みうつらうつら、まあここまではよくあるいつもの風景なのですが・・・。帰宅して「ああ、今日は夫がいないんだ!」と思い出し、本堂や門の戸締りなどチェックして、夕ご飯の支度、そこへ実家から電話があり、「久しぶりやね・・・・」と10分近く話がはずみます。

その時インターホンが鳴って電話を中断しました。お客さんはご近所のCさんでした。娘が参加した「成人のつどい」の記念写真を持ってきて下さったのです。Cさんと「成人のつどい」やその他いろいろな話で盛り上がり30分ほど玄関先で立ち話・・・おお、さむ・・・。
 
★やっと夕ご飯のしたく再開、と思ったら、また実家から電話・・・「もうすぐテレビに美山が出るし・・・」、京北町のことなら新聞でも報道されているけど・・・どうやら我が父もかかわっている合併問題のついての住民投票のことらしい、とにかくテレビを観なくては・・・しかし料理とテレビの両立はむずかしい、ということでうっかり見逃してしまった、9時過ぎにもう1度出るとのことでそれに期待することに・・・。
 
息子とふたりで夕ご飯をすませ、息子も大切な話があったらしくちょっと話し込み、そろそろテレビを観る時間だと話を終えてリモコンを触っている時、インターホンがなりました。最近新しい仕事を始められたというDさんが仕事帰りに用事があって立ち寄られたのです。夜遅くまで慣れない仕事にかなりお疲れのご様子、「お疲れ様・・」と言ってうちにはいったらテレビの特集はすでに終わってしまっていました、残念!!
 
★なんだかとても忙しい・・ああっ、忘れている、買い物に行くと言って出かけた娘がまだ帰っていない・・・「いつものことや」と思いながらもメールをしたら「もうチョィで帰る・・」らしい、女の子は話し込むと時のたつのを忘れる・・・他人のことはえらそうに言えませんが!!
 
そこへまた電話が・・・奈良にいる夫から、2次会で研修会に参加した方々と飲んでいるとのこと、同席している私の大学時代の同期で作業所関係で活躍しているEさんに電話をかわってもらって、久しぶりにお話しました。ほろ酔いの彼と、なんだかよくわからないことでもりあがりながらしゃべってしまいました。
 
★これでやっとお風呂に入れるなあと一息ついていると、娘が帰宅してきて、今取り組んでいる卒業制作のことやその他諸々話し始め、「ウン、ウン・・・」と聴くこと30分、お布団に入ったのは12時を過ぎていました。この日は「アドレナリン」が出っ放しの1日でした。
 
「亭主 元気で 留守がいい」という言葉がありますが、「留守がいい」とは言っておれない状態でした。次の日に帰ってきた夫に、このことをしゃべったのですが、聞いているほうもきっと疲れたことでしょうね。(^^;) 
 

 


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