★心芽吹く 季節
●長女の卒業式の帰りに車折神社を通ると、桜が咲き始めていました。
無事卒業！ とにかくおめでたい・・式典の間ずっと卒業生、特に女子の服装を観察していました。袴姿も多いけれど、振袖や今流行のレトロ着物も・・・帯を前で結んだりヘアーにもひとひねりしてあって飽きなかった・・・優秀作品の表彰式で壇上に上がる卒業生は特に「気合」が入っていたような感じでした。長女はピンクのドレスを着ていて「派手やなー」と思っていたのですが、式場では「おとなしい」ほうでした。
近所に住む姪は大学にみごと合格、妹の娘たちも４月から高校生です。すっかり「おねえさん」になりました。お祝い用のピンクの花カードを送る予定です。
●バンド活動を続けている長男はこの4，5年で何回もライブをこなせるようになり、先日初めて「参観」に行きました。２台のキーボードをひきながらリズムにのる姿はすっかり「ミュージシャン」（親ばか？）、ピアノを習い始めたのは10代なかばですが、しんどい時期も音楽だけはずっとがんばってきました。
●みんなそれぞれ、自分の進む道を見つけようとしています。くねくねの道もあるけどがんばってほしいです。なんだか 卒業式に言う言葉みたいになっていますが、そんな気持ちになったのは、ある1通の手紙が届いたからです。
今月初旬、前に勤めていた学校の卒業式がありました。今年度の卒業生は、入学時に私がその学年の責任者をしていたこともあって祝電を送りました。入学当初からいろいろな出来事があり「波乱万丈」の1年でしたが、2年に進級したところで私は退職してしまいました。（彼女たちの卒業の日まで在職しなかったのは心残りだった）
その手紙には、卒業の報告と現在の気持ちが綴られていました。退職する直前に、彼女のとった行動が、他のことにも影響して私が振り回されてしまったことに、謝れなくて2年間ずっとひきづっていたこと、先生方や友達への感謝、専門学校に進学することなど・・・なぜあのように「愛」を欲しながらもうまく表せなかったのかなあと思います。
入学してからずっと「大あばれ」してきて、私自身も右往左往しずいぶんやりあいました。最近の「金八先生」ではありませんが、「教師自身が問われている」と思ったものでした。
「・・・今ではすべてに感謝してます・・・」と括られた、その手紙によって、当時のことが思い出されてきました。彼女のこと、彼女の友達、そして担任をはじめとする先生方のこと・・・本当にいろいろあったけどあの日々のことを大切にしたいと思うこの頃です。
春・・・暖かな陽射しをあびて、それぞれが何かやろうと芽吹く季節、私もガンバルぞー！
★春の訪れ
●韓国語のレッスンで御所へ行ったら、梅林ではカメラを持った人や観光客の姿が・・・私もさっそく携帯で紅梅を撮って待ち受け画面へ転送しました。なんとなく春らしい気分です。
●「あい藍アートワーク作品展」が無事終了しました。ご門徒の皆様、アートワーク関係、ご近所の方々、知人、友人、アイアイハウスの仲間、職員、保護者の皆様、そして新聞記事を読んで来ていただいた方々、本当におおぜいの方々にご来場いただき、ありがとうございました。
美しい草木染めの作品や手作り品の数々で、本堂は「春色」になり来場者を魅了しました。私自身もたくさんの出会いの機会を得て有意義な３日間となりました。今回の作品展はアートワーク代表のＹさん（アイアイハウスの職員）との共同企画で、１ヶ月前から準備を始め、多くの方々にご協力いただきました。お礼申し上げます。
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本堂の中は様々なクラフト作品でいっぱいに。 |
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最終日、ついに門の前まで店を出して道行く人にも声をかけ・・。 |
アイアイハウス支援のミニバザーやたくあん・ハリハリ漬け・ケーキ・パンなどの食品販売もして、本堂だけでなく境内も賑わいました。不備なところも多々ありましたが、お寺に多くの方々が集っていただいたことが何よりの喜びです。
●アイアイハウスの職員となって丸１年がたとうとしています。通所者やその家族の方々は現在の生活や将来にも大きな不安を抱えておられ、働く場・交流の場だけではなく、経済的なことや健康管理なども含めた生活全般にわたる相談のできる作業所が今、地域になくてはならない場として存在していることを実感しています。
しかし現在、この作業所の将来が揺らぐような法案が提案されているとか・・・・・アイアイハウスに通う方々の不安がより大きくなることはまちがいないようです。
●春といえば、１ヶ月後はＭｙ Ｂirth Ｄaｙ、「半世紀」記念にと、自分で「プレゼント」を用意しました。もうすぐ届くはず・・・楽しみにしています。（実は３年のローンが・・・ふっふっふ）そして、もうすぐ２５回目の結婚記念日（銀婚式だぁ〜）、これは何か期待（？）していてもいいのかなあ・・・とのんびりしてはいますが、実はこれまた１ヵ月後に花まつりコンサートをひかえて、準備活動中です。
先日は「京都リビング」の方が問い合わせに来られたり、事務的な打ち合わせがあったりといよいよ本格的な動きになったきました。
坊守会でも「聖歌」の練習を開始・・・昨年と違って新しい歌に挑戦しますが、「ハイ、そこで大きくゆっくりと・・」との先生の指導に参加者はあたふた、「声、出えへん・・・」。さてどうなることか、４月２日、本山の「春法要」にも歌うことになっています。がんばらなくては・・・まにあうかな？
