★「眠れぬ夜」
●熱帯夜が続き、寝つきが悪くクーラーが止まると汗で喉がしめつけられるような思いで目が覚めてしまうことが多くなってきました。
きっと寝ているのでしょうが、「眠った」という実感がわかないという状態が続き、「これはヤバイ」と早速に病院で薬をもらいました。不思議なもので1回飲むとしばらくはよく寝られるのですが、また夜中に目が覚めてしまう・・・そんな時に本当に「眠れぬ夜」がやってきたのです。
数日前の午前零時頃、突然停電し、クーラー・扇風機が止まって部屋の中が蒸し風呂状態になってしまいました。ちょうどその夜にお客さんが座敷で泊まっておられたので声をかけ、久々に懐中電灯を使って家の中に問題がないかチェックしながら外にでました。
隣やお向かいのおうちは電気がついているのにうちと柳馬場通は消えている〜近所の方々も出ておられて騒々しくなっていました。
そのうち警官の姿も・・・ひとりの若い警官が門の前にいる私に寄って来て「四条富小路の信号も消えています、今四条から順番になおしているのです。そのうち電気がつくと思います。私たちには電気はなおせません。うちの中に入っていてください。」と言われました。
「ハイ、でも家は暑くて・・・外のほうが涼しいんですぅ・・」などと二言三言話しました。いっしょに外へ出ていた娘に「おかあちゃん、すごい格好やね」と指摘されて自分の服装を確認・・・いやぁー、パジャマ姿に頭にはバスタオルまいて・・・確かにすごい格好です。こんな姿で普通にしゃべっていた私は・・・。ついたり消えたりして復旧したのは一時間後でした。
家に戻って横になったのですが、頭の中はすっかり興奮状態で、寝ようとするとよけいに寝られなくて何度も寝返りをしたりしばらくは悶々としていました。原因はヘビが電柱に登ってショートしたとのこと(翌朝の新聞に載っていた)で、次の日にその電柱は1日かかって工事されていました。
●朝からお盆のお参りに出かけていく住職を見送った後、お参りの問い合わせの電話、来客、建築関係の打ち合わせなどで留守番の私も結構忙しく、その空き時間にお墓参りをしたり、入院中の叔父を見舞ったりと外出も多い毎日です。
大丸への買い物からちょっと足をのばして「無言館〜遺された絵画展」(京都文化博物館)へも行ってきました。
●工事の関係で庭は荒れ気味です。掃除もしなくっちゃ・・・ということで私の夏休みは例年のように20日以降になりそうです。
●「衆議院 解散」で一般的に注目されているのは「郵政民営化法案」ですが、私が心配していたのは「障害者自立支援法案」でした。解散によってこの法案も廃案になったのです。
「よかったぁ・・・!」この法案をめぐって全国あちこちで「納得できない」と集会がもたれましたが、(京都でも集会があった時実際に見た)本当にしっかりと意見をきいて法案の問題点を指摘し国会に臨んだ議員さんには、「やっぱり頼れるなあ」と感じたのです。
かたや「刺客」とかいって右往左往している議員さんたちもおられる・・・こんな言葉を使う時点で、どうかと思います。唯一直接選べる議員さんなのですから、私たちの「声」を聴いてほしいです。(8・13)