住職つれづれ日誌 2004年 2・3月
  ※下に行くほど日程がさかのぼります。

3月27日(土)

★水曜日に京都新聞の女性記者Mさんが取材に来られた。
直接には「花まつり」の取材だったが、何でも時々このサイトを見ていただいているそうで、ついでに?一度住職の顔を見てやろうと来ていただいたそうだ。

ええかげんなサイトだが、そうやって見ていただいている人もいるのかと、襟を正し直した・・かな?。

「花まつり」以外にもいっぱい話しすぎて、多分益々わけがわからなくなられて帰られたことだろう^^;。ごめんなさい。

★木曜日には、美也子さんが初めてアイアイハウスのパートに出勤。詳しくは自分のコーナーに書くでしょう。

★水、木と地域の自治連合会の総会や、少年補導の総会と続き、どちらにも「花まつりコンサート」と「新垣勉コンサート」のビラやポスターなどを持参し、宣伝させていただく。

それぞれでやっていることを他でも最大限に利用させてもらっているみたい。どちらもあともう少しだが・・。

★最近映画ネタをあまり書かないが、法話の材料でもあるので、合間を見て通っている。先日は「ドッグ・ヴィル」を見た。

勧めてくれた人がいるので見に行ったが、 ニコール・キッドマンはきれいだったし、それなりに実験性に富んでいるのは良くわかったのだが、なかなか難解で、何よりセットの中で舞台劇のように進められるので、精神的に疲れている時には、あまり見に行かない方が良かったかもしれない。

本日はドイツ文化センターで「息子のまなざし」を、坂上香さんの講演会と共に見る。少年事件の加害者と被害者の遺族の赦しを扱った、重いテーマの映画。

昨今の色々な事件や、大きくは、夜もNHKで特集をやっていたが、パレスチナとイスラエルなどの問題までも考えさせられる。

これは、かっての朝日シネマ支配人の神谷さんらが運営する如月社の提供で、会場で神谷さんと出会い12月に立ち上がる「京都シネマ」のプレ企画と、うちの自治連合会のとりくみをタイアップする話なども出たが、何となくまた関わりあってしまいそうな気がするが・・さてどうなりますか・・。


3月21日(日)

抱えている3大イベントのうち、当寺の「春彼岸会法要」を無事に本日終えることができた。

実は2、3日前から、風邪をひいたのか体調を崩していて、アイアイハウス理事会も欠席させてもらったほどで、準備などにも力が入りきらないままで心配だったが、何とかこなすことができた。

今回は特に、住職自らが「佛光寺知ってるつもり」と題し、紙芝居とクイズ形式で演じさせてもらうことになっていたので、よけいに準備が大変だったが、それなりに評判も良かったようで、寺族ともども頑張ったかいがあったと、ホッと胸をなでおろしている。

特に住職の場合は、話だけではなかなか聞いてもらえるような「法話」はできないが、これからの時代はますます色々な工夫を凝らすことも大事だと思える。

紙芝居熱演中の住職。
変な顔をしています。


後2つのイベントのうち「花まつりコンサート」は、東山「花灯ろう」の行灯を貸してもらえるようになったりして、他の人の頑張りで着々と進んでいるし、「チャリティーコンサート」の方も、張り出したポスターを見て、チケットを申し込む人がいたりと、それなりには成果も見られる。

彼岸会も終わったことだし、ぼちぼちそちらの方も集中していかねばならないが、何より体第一であるのも事実。
特に精神的にも疲れが目立つので、気をつけねばと思っている。

3月14日(日)

よほど疲れていたのか、前回の曜日が間違っていた。

昨日、無事京都教区の「ご巡教」終了。烏丸京都ホテルで約50名ほど参加されて、ご門主からのごあいさつなどの後、懇親会。大善院から写経会の続きで。総代さんお二人にも参加していただく。

美也子さんら「坊守コーラス隊」も無事おつとめを果たされた。まあ、短期間の練習にしては、合格点かな?(失礼!)


坊守コーラス隊。
着物姿の一番左が
美也子さん。

3月12日(金)

何か疲れている。いくつものイベントや行事を抱えていることもあるが、それだけでなく気持ちが晴れない状態が続いている。ちょっと「うつ」気味なのかもしれない。

 昨夜は遅くまでアイアイハウスで「コンサート実行委員会」その他の会議。チケットがまだ3分の1しか売れていない状況らしい。何とか頑張らねば・・。

明日は写経会と、続きに夕方から本山の「ご巡教」という行事。ご門首と各地域の寺院や御門徒代表との「顔合わせ会」みたいなもの。

京都教区としては、初めてのとりくみだが、坊守会でコーラスをするそうで、この前から美也子さんも何度か練習に行っている。さてどうなりますか・・。その勢いで「花まつりコンサート」にも出演する予定。

 うちの「お彼岸」も9日後にひかえて、ただいま当日の「法話」用に、合間を見て紙芝居つくりにも一所懸命。これも仕上げはごろうじろう。また完成の暁には、このホームページ上でも、発表の予定。

その他いろいろあって、とにかく早く1ヵ月後ぐらいになってほしいと思う。

3月3日(水)

今日は午後から本山機関紙「ともしび」の編集委員会。初めて本格的に割り当てられた記事が二本ほどあって、その原稿を書くのに何日か四苦八苦していた。図書紹介に使用した本を、日曜日の朝のお茶所説教に使ったりしてので、「一粒で二度おいしい」使い方などもしているが・・。

会議では、お互いかなり辛らつに記事の検討をするが、予想通りいろいろ指摘されたが、何とか終わることができた。やはり厳しいものがあるが、それなりに勉強にはなる。

夜は「花まつりナイトコンサート」の実行委員会。いよいよ4月3日の本山本堂でのコンサートの内容が煮詰まってきた。今年は夜ということもあって、かなり厳かな?イメージで開催されそうだ。

とにかくうちの「お彼岸」と、「花まつりコンサート」「チャリティーコンサート」をここ1ヶ月のうちに平行してこなさなければならないので、結構ハードな日々になりそうだ。その合間に少年補導や京都教区のとりくみもあるし。

米国アカデミー賞の授賞式も終わった。日本の映画や俳優もおしかったが、やはり「ロード・オブ・ザ・リング」はすごい。最初バカにして映画館には行かなかったが、たまたまTVで見てすっかりはまってしまった。さすがに「ベンハー」や「タイタニック」に並ぶだけのことはあると思えた。

ドラマでは相変わらず「白い巨塔」にははまっている。毎週目を離せない展開だ。それにしても結婚相手に登場人物の誰を選ぶかというアンケートで、20代女性は、里見助教授などを選ぶのに対して、40代女性は財前五郎や東教授を選ぶという結果には笑ってしまった。やはり男女を問わず年をとると現実的になるものらしい。




2月26日(木)

本当に週一回の更新!でもまあしかたないか。先週土曜日はアイアイハウスの冬バザー。北区の教会をお借りして、今年は天気もよく何より。午前中はおまいりがあったので、昼ごろから参加。バザー会場の見張り番?などやっていた。人出がいまいちだったらしく、売り上げがどうか心配。

今週も二日ほどアイアイ方面へ。二日とも来年度の嘱託職員さんの面接。高校生から50代の方まで、本当に皆さん熱心に福祉の職場で働くことを希望されている。

お一人しかお願いできないのが、申し訳ないようなことだ。それにまして、自分などがそんな人の人生に影響を与えるような立場にいていいのか?とも思ったりもする。いずれにしろ私一人で決めるわけでないのだが・・。

一日目は坊守・美也子さんも同行。実は美也子さんも、アイアイハウスで、週何日かパートの事務職員として働く話がきていて、その下見を兼ねていたのだ。住職が面接をしている間に、すっかりアイアイハウスの皆に溶け込んでいたみたいだった。

そんな合間をぬって、チャリティーコンサートの広告取りや、チケット販売にもはげんでいる。まだなかなかみたい。今週はじめに発送した、お寺のニュースにもチラシを同封したが、さあ感触はどうかな?


2月19日(木)


一週間に一度程度の更新が続いている。最近、このホームページを続けることの意義が揺らぎはじめているので、つい遅くなる。
当初は、いろいろお寺の情報を発信していきたいと、意気込んでいたが、2年を過ぎるとやはりマンネリぎみになるみたい。

また最近、なかなかここに書けないようなこと(別に悪いことをしているわけではないのですが・・)に、時間をさかざるを得ないことが多いのでよけいかもしれない。

先週末は、急きょ企画した「バレンタイン歌声パーティー」をやるべく、北区の施設をお借りした。呼びかけが不徹底ということもあったが、それでも10名ほど集まって、なつかしのフォークソングその他で時間を過ごした。伴奏に、中国から留学しているY氏をお願いしたので、何とか形を保つことができたが、「言いだしっぺ」の主催者だったので疲れてしまった。

また、仏光寺の「花まつりコンサート」を、今年はナイターでやることが決まったので、そちらの方の方も、ぼちぼち実行委員会を開いたりしているところ。

寺院ニュース「菩提樹」も来週明けに発送できるように、作成を追い込んでいるところ。結局、彼岸会の法話は、今年は住職自らやることになりそう・・。

後、アイアイハウス「チャリティーコンサート」に向けての広告取りや、本山機関紙「ともしび」の記事のため、いろいろ集めたりしている。

ということで、相変わらず、やっていることがバラバラの今日この頃。大体、2月、3月は、オフになって、どこか旅行へでもいけるはずだったのに・・おかしい。



2月12日(木)


8日の日曜日、初めて長女の通う嵯峨芸術大学の作品展に寄せていただく。うちは生活デザイン科というところに属し、日常生活に利用するいろいろなものを製作しているが、まわりには結構、実用レベルの作品も多かった・・かな。

その他、イラスト科や、観光デザイン科の作品など、ユニークな作品もいろいろ見せてもらった。なかなかこんな機会がないと行く機会もないし、先生や他の保護者の方にも会えて有意義な半日だった。

いよいよ、アイアイハウスのチャリティーコンサートを2ヵ月後に控え、今はもっぱら広告協賛集めにはげんでいる。今月いっぱいで、ある程度集めなければならないので、思いつくまま、頼みまくっている。本山が後援ということで、出入りの法衣店や石材店にも依頼しているところ。

昨年の7月からの歯医者通いが、まだ続いている。実に半年以上。もう終わりと思っていると、また新しい治療箇所が見つかったりしている。一、二週に一度だが、行く度に何か痛い目に遇うのではと、ドキドキしてしまう。

そういう状況になった時だけ、なぜか「暴力のない世界」を願っている自分がいるのに気がつく。

2月5日(木)

いつの間にか2月。比較的暖かい日が続く。しかし、浮き沈みの激しい1週間。

先週土曜日は、本山京都教区の寺院の会議。3月に行われる、ご門主の「御巡教」の打ち合わせ他。近くのホテルで開催の方向。急遽、ご門徒さんの代表にもご参加いただくことになった。また、「花祭りコンサート」についても、前向きに?検討としていただけるということになったが・・。

月・火曜日、二日続きで、本山お茶所の朝の法話のピンチヒッターをつとめる。久しぶりのお茶所。ずいぶんお同行の人数も減ったが、一方で新しい方も。先週見た映画「半落ち」の話をさっそく取り入れて話させてもらったが、うまく結びついたかな?

昨夜は、地域の少年補導委員会主催の講演会で、今回は、つてで、京都在住の大学教授であり、TVタレントやCMでも有名な、ジェフ・バーグランドさんに来ていただき、「日米子育てあれこれ」というテーマで話していただいた。

さすが話慣れされていて、講演も大変面白かったが、なんと後の打ち上げまで参加していただいて、公演で聞けなかった「ウラ話」なども聞けて、またサービス精神満点で、最後は女性陣はじめ、記念写真取りまくりで大騒ぎだった。





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