2005年1月・2月・3月 | ||||||||||||||
※下に行くほど日程がさかのぼります。 3月31日(木) ●あっという間の10日間。ぼちぼち夜の会議等が増えてきた。 来年度町内会長が当番で廻ってくるので、その関係や、いよいよ近づいてきた、4月9日の「花まつり」関係などなど。考えたら4日間ほど連続で、全然違う種類の会議に出ていた勘定になる。 頭も混乱しているのか、花まつりの広告費請求のあて先を間違えて送ってしまったり、中身を入れ忘れたりと、すでにいくつかの失敗も。集中力が確実に低下している。 この上に「チャリティー・コンサート」を抱えていた昨年よりはましとは言え、この季節毎年ハードです。 ●先日「花まつり」の取材に来てくれた「リビング京都」紙に記事が載ると楽しみにしていたが、なぜか町内一帯、配達予定日を過ぎても配達されず、仕方なく本社に電話したら、わざわざ夕方に記者の人が届けてくれた。小さな記事だがフリーペーパーなのにタダで載せてもらって、その上に親切なことだと感激。 その他、朝日新聞、毎日新聞からの問い合わせもあり、もちろん京都新聞にも載るだろうが、連絡先が本山が使えず、うちになっているので、対応しきれるか、やや心配。 ●もう先週のことになったが、珍しく続きで見ていた、TVドラマ「やさしい時間」と「金八先生」も最終回を終えた。片や倉本聰脚本?の「北海道癒し系ドラマ」。片や25年のシリーズを誇る、小山内美恵子脚本の「元祖熱血教育ドラマ」。 それぞれ現代的で深刻なテーマを扱いながらも、適当なユーモアがあって、どこか「メルヘン的」。特に前者も含めて中年男性の脇役が、実にいい味を出しているように見えたのは、こちらが年をとったからか? 若者に人気だったという「ごくせん」や「不機嫌なジーン」なども少し見たが、ストーリーの荒さばかり目に付いて、見続けられなかったのも、こちらの年齢のせいだろうか? ●ちなみにお彼岸で間違われた靴は、未だに間違えた人がわからず、うちに置きっぱなしになっている?? 3月21日(月) ●お彼岸「珍事件」シリーズ ★その1 「捨て犬事件?」 20日の日曜日。未明に犬の遠吠えで目が覚めてしまった。そのまま朝まで寝付けず、当日はお彼岸の行事があるので、仕方なくそのまま起き出し、朝から準備でバタバタ。 ふと門前を見ると電柱の支柱の周りに、よぼよぼの犬が鎖をグルグル巻きにしてうずくまっている。周りはフンだらけ。最初死んでいるのかと思ったが、近くに寄るとピクンと反応する。老齢なのか、大分弱っていて、脚も引きずり目も見えていないよう。とりあえず水と餌だけ与えて、彼岸会が終わるまでそのままに。 彼岸会が終わってからさてどうするか?そのうち帰ってきた娘や近所の人の情報から、数週間前にも近所で犬を捨てようとしていた老夫婦がいたとか、数町離れた家の犬に似ているとかで、その近所の人がのぞいてくれたが家の人はいないらしい。 その段階で、頭の中では、家で世話のかかる老犬をもてあました飼い主が、自分で保険所なりに連絡するのがいやで、うちの前に捨てて処分させようとしたのではないかと、すっかり思い込んでしまい、朝早くから起こされたことも合わせて、家族ともども腹を立てて、飼い主に言うべき文句まで考えていた。 休日が続くので、そのまま2日ほどは家で面倒を見る覚悟もしていたが、夜の11時過ぎ、例の飼い主の近所の方から電話があり、今から迎えに行くとの事。飼い主だという年配の女性も一緒に来られ、事情を聞くと夜の間に鎖が離れて、ひとり?で家を抜け出したとの事。多分誰か見つけた人がうちの前の電柱にくくりつけたのだろう。お礼を言って連れて帰られた。 わかってしまえば、納得のいく話しだが、てっきり「置き去り事件」と思い込み、腹を立てていたのは何だったのだろうか?思い込みの怖さを知った。 ●その2 「靴まちがい事件」 お彼岸は、約30名ほどの方が参詣された。今回は法話の代わりに「仏教聖歌」を皆で歌う機会を持って、それなりに喜んでいただけたし、例の「ギャラリー計画」の詳細も発表させていただいた。さてお斎(とき)も終わって解散となる。ある男性参加者が帰られようとすると、靴が間違っているという。 今回の男性参加者は8名。そのうち4名の方がその場におられたので、先に帰られた残り4名の方に電話をかけ、最後の人は夜の9時過ぎにやっと連絡がつくが、誰も間違っておられないとのこと。 間違えられた方の人は、近所なのでとりあえずスリッパで帰っていただいたので、うちには未だに1足の靴が残ったまま。さてこれはどういうことだろうか? 上の犬事件とも合わせ、ミステリアスでバタバタし通しの一日だったなあ。 3月15日(火) ●週末、近郊ながら他府県へ出かけることが続き、どちらもが「珍道中」。 ★その1 「枚方駅で駐車違反」 息子がバンドで出演するライブに、楽器運搬がてら、夜の枚方へ。駅周辺を何度もグルグル廻るもパーキング見つからず、仕方なく裏道に駐車。ライブはロック中心ながら、若者達の熱気でいい雰囲気で、1時間半ほどいて、さあ帰ろうとすると窓に駐禁シール。 この10年間でシートベルト1点だけの違反だったのに、他府県に来て、一挙に2点減点と罰金15000円。おまけに近くの交番は、見えているのに?一方通行などで、車でなかなかたどり着けず、またあちこちグルグル!と、いうことで、慣れないところへ車で行く大変さを実感。帰宅、夜12時前。とほほ。 ★その2 「和歌山でテクテク」 和歌山市内で「エイブル・アート」(障害者アート)の企画があるということで、JRで出かける。のっけから乗る電車を間違え、2時間以上かかってやっと到着。今度は駅の出る方向を間違え、会場までタクシー。意外に遠くてJR以上かかってしまう。 第1会場は海の側でオシャレな美術館。それは良かったが、今度は第2会場への移動に、バスに乗り遅れ、テクテク大通りまで歩いて、またタクシー。やっと着いたところは、「じゃんじゃん横丁」という寂れた?飲み屋街。 昭和の古いビルを使って、ウォールアートや作業所のアートショップを若い人たちがやっていた。内容は良かったが、ほとんど人がおらず、意外に小規模。ここで別ルートで出発していた、京都の「アートプロジェクト」のメンバーたちと会う。 帰りの特急の時間があるので先に出発したが、またもや、バスもタクシーも捕まらず、駅までまたテクテクと30分近くも歩く。何とか特急には間に合ったが、和歌山市内は道も広くてきれいだが、歩いている人が少なく、おまけに交通の便が悪すぎる。おかげでいい運動にはなったが。 第1会場前にて。おしゃれな美術館。 第2会場周辺。元ストリップ劇場などもあったというユニークな場所「ジャンジャン横丁」 3月9日(水) ■4日から6日まで、うちの寺を会場に開催した「藍あいアートワーク展」とミニバザーの合同イベントも無事終了した。詳しくは美也子さんが書くだろうが、前半は雨にたたられ、日曜日はやっと晴れたと思ったら、お客さんが少なかったりで、今後、家でこの様なイベントを行う際の、色々と勉強になった。 めちゃくちゃ忙しかったわけでもないが、何となく疲れてしまった。アートワークの人たちには、今までで一番いい会場だったと喜んでもらえたのが何よりだったが。 ■人間ドックの結果が、予想通り?良くなくて、少しは落ち込んでいる。特に肝臓系の数値が高く(もう10年以上もだが・・)、コレステロール系も悪いので、何とかしなくてはと思うが、そんなにお酒を飲むわけでもなく、食物も肉より野菜や魚が好きなのにと疑問。しかし、少しは気になるので、何か対策を考えねばと思うこの頃・・・。 ■久しぶりに読書・映画ネタ他。 ◎今、寝る前に読んでいるのは、宮部みゆき「日暮し」。前に文庫本で前編に当たる「ぼんくら」を読んで面白かったので、今回奮発して、新刊のハードカバーを買ったのだ。時代劇だが、「ぼんくら」同様、登場人物の造形が面白く、凝った構成でついつい先を読んでしまう。ある新聞の書評に「この作家と同時代を生きる幸せ」とあったが、それはちょっと大げさかもと思うが、それくらい面白いことには間違いない。 ◎ブックオフで買った「モリー先生との火曜日」は、難病で余命何ヶ月と宣告された元大学教授のモリー先生と、毎週火曜日その先生の元に通いながら、色々な教えを受ける売れっ子ライターの元教え子の交流の記録。死を前にした時、この世の様々な欺瞞が見えてくるというモリー先生の箴言は、国を越えた普遍性をもつ。さっそく法話でも使わせてもらった。 ◎同じく、ブックオフで買った「自閉症だった私」(ドナ・ウィリアムス)は、今話題のアスペルがー症候群の当事者が、幼い頃からの自らの内面をつづった作品。一見奇妙に見えても、当事者の目にはこのように見えているのかと、とても参考になった。 ◎マンガでは前から本屋で探していて見つからなかった「夕凪の町、桜の国」をアマゾンで注文。若い世代の作家が、広島の原爆を扱っているのだが、、直接の悲惨さを描かず、告発調でもなく、淡々と時代を超えて影響を及ぼす原爆の怖さを描いている。うわさに違わずの名作と思える。見てないけどたぶん映画「父と暮らせば」にも通じるテーマなのだろう。 ◎映画はあまり数を見なくなってきたが、少し前に見た「ライファーズ」は良かった。アメリカの終身刑の犯罪者達を描いた、日本のドキュメンタリー。元受刑者も混じるサポート組織が刑務所や出所後に行うプログラムを中心に、過ちを犯してもその中で自らの罪や生育歴を互いに話し合う中で、再び社会に生きることを決意する。 また、その当事者が再びサポーターとして活動に加わっていく姿が感動的だ。すべての者がそううまくいくとは限らないのだろうが、人間には過ちを犯しても、チャンスが与えられるべきだと思えた。 3月2日(水) ●2月はやっぱり早いなあ。何とか2月中に寺院ニュースを発送したかったのだが、週末にレーザープリンターのインクが急に切れて印刷が止り、結局週明けまで封筒づめその他の作業ができず、昨日やっと発送完了できた。 ●ここ数日、本堂に4日からのアートワークとの作品展と合同で行うミニバザーの商品を並べ、「プレ・チャリティー・セール」として、本堂を利用される色々な方に見ていただいている。当日は場所を変える予定だが、まあボチボチ売れているというところか・・。
●それ以外にも夜の会議が続いた。日曜日は「アート・プロジェクト」。秋の「おてらハウス」(仮称)オープンに向けて、何人かの若いアートや作業所に縁のあるメンバーが集まってくれている。これから色々な新しい障害者のアーティストを発掘していく予定。 月曜日は4月の「花まつり」事務局会議。3月3日の全体会議に向けての打ち合わせ他。やっとコンサートの出し物も決定できたし、何か体制だけは昨年までと違って本格的になってきた。 火曜日は、久しぶりに「かようサロン」に参加。今回のスピーカーは、同志社協会の佐伯幸男先生。キリスト教の立場から、アメリカのブッシュ大統領の思想的背景などレクチャーいただく。 ということで、時間がなかなかとれにくかったが、日曜朝のお茶所布教の準備や、本日の本山機関紙「ともしび」編集会議に向けの担当記事などの課題があり、合間を見て何とかこなす。 ●前後するが、先週木曜日に、娘の愛の成人式の着物を買ったサービスの撮影会があり、国際ホテルへ出かける。美山から美也子の両親も出てきてくれて、一緒に撮影した後、ホテルで昼食。七五三もしなかったので、これが最初で最後の?記念撮影になるのかもしれないと思うと感無量・・かな。
2月22日(火) ■世はあげてブログ(weblog)の時代らしい。手軽で機能的で即応的。確かに旧ホームページ形式より現代に合っているのかもしれない。しかし今更乗り換えるのもなあ。それに、考えればうちのサイトなど、ずっと前からブログ的な形式を取り入れてるような気もするし・・。いずれにしろ毎日ぐらい更新するマメさがないと意味がないか。 ■先週、何年ぶりかの人間ドックへ行く。職場で勤めていた時には、毎年受けていたのにやめてからほとんど行くことがなかった。やはりこれから新しいプロジェクトにもかかるので、ここらで体調管理もと思ったしだい。まだ詳しい結果はもらっていないが、かって肝臓関係の数値が高いといわれ続けていたので、気持ちだけ10日間ほど^^;禁酒していた。さてどうなりますか・・。 ■日曜日は一日、夫婦でアイアイハウスのバザーの要員に出ていた。北区の小学校を借りて体育館いっぱいのバザー商品の販売と校庭で簡単な模擬店など。列を成して大勢の人が並んでくれたが、後で聞くとかなりプロの買取人が混じっていたそうだ。 後片付けも終わり家に帰ったのが6時ごろ。準備も含めて3日間出ずっぱりだった美也子さんは、かなりグロッキー気味で、翌日は熱を出して寝込んでいた。代休もないアイアイハウス職員の皆さんは本当にご苦労様でした。さて売り上げの方は? ■先日、前にメールなどで連絡していた橘大学(4月から共学になるらしい)の小暮宣雄先生が主催される「冠婚葬祭アートマネージメント研究会」(冠ア研)という会に始めて参加させていただく。 お葬式を始め、冠婚葬祭など全般をアーツマネージメントとという視点で研究されている会だそうだ。7〜8名の方が参加されていて、演劇をやっている人たちも多く、また新しい方面のつながりが増えそうな予感も・・・。 とまれ小暮先生は大学のゼミでチンドン屋や紙芝居にも取り組んでおられ、そちらの方でのコラボレーションも今後面白そうかも。 ■家の周りでは、ぼちぼち「おてらハウス」(新ギャラリー仮称)建設の本格工事に向けての下工事をあちこちで行い始めているところ。 2月12日(土) ●1週間のうちには、アイアイハウス職員会議に初めて参加したり(理事だが職員会議には参加したことなかった)、知人らが原告になっている「無年金障害者の集い」などに参加したりと堅い方面の会議にもいくつか参加。それぞれ今の福祉や障害者の置かれている現状を学ぶ機会となった。 昨日は参加できなかったが、今の「グランドデザイン」で、負担が増えることに反対する集会が開かれ、当事者・家族の切実な声が聞かれたと、参加した美也子さんが言っていた。 ●嵯峨芸大に通う娘の卒業製作展を見に、市立美術館へ。うちは短大だが、四年製や研究科の作品の中には、結構レベルの高い作品もあったように思えた。 生活デザイン科の娘は、布系の作品をいつくか出していて、中身はともかく、何とか出品できたというだけで、御の字と思えた。 他の学科の学生で、にわか恋人?になって100枚の2ショット写真を撮るパフォーマンスをしている女子学生がいて、まだ人数が足りないということで、妻公認の不倫写真をとってもらう。付き合って?すぐ別れたのが残念!
●先日、橘大学の小暮先生が主催する「アートマネージメント学科」の掲示板に書き込ませていただいたら、さっそく大学関係のブログで紹介していただいた。お寺とアートという観点でのアプローチだったが、前に製作した「紙芝居」の方により興味を持っていただいたようだ。 小暮先生は、お葬式とかもアートとしてプロデュースすることにも興味を持っておられるようで、いつかお会いして、色々意見交換できればと思っている。 ●紙芝居といえば、岩倉の論楽社というところの月例会の「紙芝居ワークショップ」に参加する。埼玉県から来られた、中平順子さんという方が講師で、いくつかの紙芝居を演じられる。シンプルな紙芝居でも演技力で人を惹き込めることを実感する。
住職も自家製の紙芝居のコピーを持っていき見てもらう。集まりでは紙芝居クラブを立ち上げたいとさっそく何人かの人が決意していた。 最近まわりで「紙芝居」がブームになりつつあるようだ。目まぐるしい最近の情報文化への反動なのだろうか? 2月3日(木) ■昨日は全国的に久々の大雪。朝、うちの前も10cmぐらい積もっていて、そんなぐらいでどうこう言ってると雪国の人に怒られるかもしれないが、普段慣れていないから、たちまち車でも履物でも、準備不足を露呈する。 朝から奈良郡山方面へお参りに行くことになっていて、こちらでは烏丸の地下鉄の駅に歩いて行くだけで大変だったが、向こうは全然積もっていなくて、拍子抜けしつつも助かった。 ■月曜日、4月の花まつりコンサートに向けて、第1回実行委員会を持つ。そこにいたるまでに色々位置づけや何かで時間がかかったが、ようやく具体的な内容にかかれることになった。 隣の長性院さんのつてで、生花アートや抹茶の接待も考えていくことになった。アイアイハウスのグッズやクラフト関係の作品も展示してはどうかという意見もある。3年目でノウハウを蓄積しつつあるとはいえ、やはり色々大変そう・・・。 ■今、国立近代美術館で開催している「草間弥生」展に行く。若いときからNY始め外国でも活躍し、精神的な障害に苦しみながらも、前衛的な作品を発表し続けてきて、現在75歳。 若い時からの作品を見ると、一定のレベルを達していて、いわゆるアウトサイダーアートとかの範疇で語れるアートィストではないことを再認識。自分でその中に入って体験できるインスタレーション作品もいくつかあって面白かった。 会場で偶然、長く障害者運動にかかわっておられるK先生に会う。もう70代だが、映画を始め芸術全般に造詣が深い。一緒に美術館のレストランで食事をとりながら情報交換。娘婿さんにあたる写真家の甲斐扶左義さんの店に案内してもらうことを約束して別れる。もう何年も前から約束しているのだが・・・。 1月30日(日) ■あっという間に10日間過ぎた。近所で新しくできた町屋のイタリアンレストランでの町内新年会、アートプロジェクト第2回打ち合わせ会、本山機関紙「ともしび」のインタビュー取材、アイアイハウス法人事務局会議などなど、夜の出番が多かった。 ■そして先週金・土曜日は、泊りがけで奈良県で開催された「施設経営管理者研修会」という会議に初めて参加。今日本の福祉制度を大きく変えようとする「グランド・デザイン」という制度についての論議が大半だった。難しくてよくわかならいことも多かったが、今より利用者の負担が増やされようとしているのだそうだ。 厚生労働省の役人さんも来られての、様々な分野からの議論が交わされていた。皆さん本当にプロフェッショナルな人に見えてしまった。 夜は、京都からの参加者の方々や、昔、養護学校に実習などで来ていて、今は各地の作業所などで働いている旧知の人たちとの交流もできて有意義だったが、奈良は夜飲めるところが限られているみたい!? ■先日、久しぶりの映画で、「パッチギ」を見た。当初あまり期待していなかったのだが、これが意外に良かった。1968年の高校生が主人公ということで、比較的近い世代、しかも場所は京都。フォークルや11PM、吉本など、懐かしい文化的バックグラウンドが次々と登場。そして、メインは日本人の男子高校生と在日の女子高校生の淡い交流。そしてバックに流れる「イムジン河」のメロディーと、現在にも通じるテーマがユーモラスに描かれる。 実は娘の愛が、ボーリング場のシーンのエキストラで出演していたはずだが、遠すぎてほとんど顔はわからなかった。女性主人公キョンジャ役の沢尻えりかは抜群やったけど・・・。せめてその友達役ぐらいでも出てくれたらなあ・・・。 ■鳥による庭の「フン害」も、その後何をやっても効果がなかったのだが、この前買ってきたカラスのプラスチック模型を枝に止らせておくと、ここ何日かは、他の鳥がよりつきが減ったように思える。また慣れたら近づいてくるかもしれないが、今のところ一番効果があった。何とか続いてほしいが・・。 1月20日(木) ■寒い日が続く。気温的にはもっと寒い所はいくらもあるだろうが、京都みたいに身体の芯から冷えることは少ないのでないだろうか?子供の時、母親の実家の滋賀県北部へ帰省して、雪が多くても寒く感じなかったのに、帰ってきて京都駅に降り立ったとたん、雪が全然ないのにブルッと震えたのを思い出す。 ■最近、庭先に大量の鳥が押し寄せ「フン害」に困っている。どうやらムクドリらしく、烏丸通の木の枝が切られたので、こちらの方へシフトを移しているらしいが、庭に出ると一斉に飛び立ち、ついでにボタボタと黒いフンを巻き散らかす。 ホームセンターで買った、鳥のいやがる匂い?を出すカンも効果なし。しかたなくはしごで木に登って網をかけたり、鳥が怖がるかとマダラのロープを枝にかけたりしているが、果たしてどうか? きれいな鳥も、いざ自分に被害が起きると急に憎らしくしか見えなくなる。これは自分勝手なのだろうか?それにしても「日本野鳥の会」の人たちは焼き鳥も食べないのだろうかと、関係ないことを考えながら、今日もはしごに登っていた。 ■昨年より引き続いての課題である、「花まつり」関係、新スペース関係、アイアイハウス関係などの打ち合わせなどもぼちぼち進む。合わせて、寺院境内の塀や裏の小屋の撤去など、小工事も見積もりを進めつつあるところ。うーん。今年も春まで忙しそうかな。 1月14日(金) ■気が付けばもう1月も半分過ぎようとしている。うっかり更新を忘れていた?。 1月上旬の本山の勤式(ごんしき=お経をあげる)当番もようやく終わり、三連休のうちにお寺の修正会と新年会も終えた。急に予定ができた方などもいて、参加は8名とさみしかったが、平均70歳代の女性優位の参加者の方は、皆さんお元気で、お酒も入り、今年の抱負や近況など述べていただき、なごやかに終えることができた。 秋に向けての、お寺の新企画についても、好意的な意見が多かったように思えた。 ■10日は成人式。実は娘の愛が今年成人。朝からホテルで頭や着付けへと大忙し。一瞬家に帰ってきたが、すぐに友達とみやこめっせへ、午後からは近くのプリンセス京都で地域の「成人を祝う会」に出席など。地域の会は、実は住職も役員をしている少年補導の主催だが、今年は母親が出席。夜は夜で友達と振袖姿のままで飲みに行ってたりと、せっかくの晴れ姿も、ほとんどゆっくり見る機会はなかったなあ。
■年末からの課題の来年春の「花まつりコンサート」に向けての申しいれや、本山機関紙「ともしび」の編集会議などで、本山へは良く足を向けていた。ともしび編集会議の後は近くの料亭で、新年会も兼ねた「慰労会」。総長始め本山のお偉方とも、色々本山の将来に向けて話し合う機会ともなったが、やや二日酔いぎみ。 1月2日(日) 謹賀新年 ■というわけで、今年も明けました。しかし年末に又、大きな災害が起こって、それでも紅白歌合戦は開催され、小林幸子は豪華衣装を捨ててトリをとり・・と、そんなことはいいのですが・・。 ■年末に入院中の叔父の様態が急変して、何度か病院へ駆けつけましたが、今のところ奇跡的に小康を保って現在ICUへ入院中。予断は許しませんが、とりあえず正月を迎えています。 ■年末から、早くもおせち料理を食べ始め!、ちょうどカウントダウンの時は風呂に入ってしまっていたので、何かあまり年が明けたという気がしません。 例年のように元旦は本山の当番で5時起きなので、寝過ごさないよう居間のソファーで仮眠がここ数年のスタイル。何とか4時台に目覚めました。本山では6時から近隣の住職も集まって元旦のお勤め。終わると書院でご門主からのご挨拶を受けます。 帰ってお雑煮を食べて一眠り。午後から又、本山の当番。ということで少なくとも3日間は遠出ができないことに。マージャンの予定でも入れたかったが、叔父のこともあるのでとりあえず自宅待機ということで・・そんな正月風景です。 ■あまりメジャー・チェンジはしてませんが、住職創作関係を「住職の部屋」にまとめたり、リンクの仕方など、細かなところでのコチョコチョと更新してます。最近すっかり書かなくなった「ややマジ感話」なども読み返すと、結構若い時?は頑張ってたなあと自分で感心もしたりして・・・。 |