第5回EXer’sミーティングin喜多方(01/11/04)

 今回のミーティングは突然だった。最近何かと忙しく企画する余裕がなかった。また忙しいと家庭サービスも疎かになっていたりして、気が引けるのだ。今シーズンはもう終わりかなと思っていたところ、k.Tanakaさんの掲示板で、ksekiさんの「きたかたへラーメンを食べに行きたいが気候はどうか」という書き込みを見つけた。丁度空いているし、前から行きたかった場所でもある。ラーメンを食べに行くという些細な、しかし気持ちをそそる目標もある。どうしても行きたくなってしまった。恐る恐る家族に相談したところ、意外にもOKが出た。さっそくksekiさんと連絡を取る。同時に宮城県支部(公式なものではありません)のみんなにも声をかけたが、みな仕事などで無理とのこと。ところが埼玉(?)に住むけっけさんが友人の結婚式の帰り、同行できるかも・・・とのこと(朝、起きられれば)。もう気分はうきうき状態だ。この時点で、ksekiさんにもけっけさんにも一度もあったことがないなんて事はすっかり忘れているのであった。
5:45 起床。まずはYAHOOの天気予報をチェック。昨夜からの雨も、朝には晴れたことになっている。しばらくするとksekiさんから「今から出る」とのメール。だれも見やしないだろうと思いつつも、念のため自分のHPに本日決行を掲示する。仕事で参加できないUMEさんからも、美味しいラーメン屋情報のメールが来ていた。プロの料理人UMEさんが勧めるのだから間違いはない。これで目的地も決まった。
7:00 冬装備に身を固め、いざ主発。
7:20 途中GSに寄り集合地点のローソンへ。
7:30 集合時間になったが誰も来ない。来てもけっけさんだけだとは思ったが、やはり夜掛けで走ってきて披露宴2次会までやった次の朝である。やはり無理だったか。
エンジンをかけ、出発と思ったその時、けっけさん登場。おお、良かった。どうせいくならソロじゃもったいないし。
けっけさんは土産に「萩の月」を買ってこいとの指令を受けているとのこと。ローソンでは売っておらず、まだ店の開く時間でもない。・・・仙台駅なら何とかなるかも・・・と言うことで仙台駅へ。無事萩の月GET。
(写真は仙台駅にて。)

8:00ころ、 出発。集合は道の駅つちゆ。時間は充分。高速では早すぎるのと味気ないので、高速道に沿って下道を走る。村田町あたりでは、正面に見える蔵王が初冠雪だった。いまだって寒いが、山の方はかなり寒いだろうと思える。白石市からはR4を南下。
9:30ころ、 福島県に入り国見のコンビニで休憩。温かいコーヒーとホカロンを買い求める。けっけさんとひとしきり仙台のラーメンやそのほか食い物屋の話題でくつろぐ。休んでいたらかえって寒くなってきたのと丁度時間でもあるので出発。地図で見る限り、土湯まではあと30km位だ。福島からは115号で土湯へ。木々の間を上っていくと急に景色が開け、やはり初冠雪らしい吾妻連邦が視界に飛び込んできた。するとまもなく道の駅つちゆを発見。時間を見るとJUST10:30。30kmのつもりが意外と遠かった。駐輪場に・・・・B2とksekiさんが待っていた。
10:30 ksekiさんは1時間も前についていたとのこと。遅刻したわけではないが申し訳ない。挨拶や、今日ここまでの話題EX−4の話など。このあたりも今年最後の行楽日和と言う事だろうか、駐車場は一杯だ。

せっかくなので並べて写真を撮る。みんな同じタイヤ(GT501)を履いていて、同じようにアンダーカウルを壊して外している。私のとksekiさんのは同じ形のアップハンだ。けっけさんのはハンドルの代わりにY’GEARのトップケース付き。みんな似たような事を考えているんだな。
(左から、ksekiさんのB2、私のB1、けっけさんのB1)
後ろの吾妻山系には雪。いよいよ冬近しを感じさせる。というか、既にかなり寒い。でも気持ちの良い景色だ。
けっけさんのトップケース。
Y’sGEAR製。
ストラップで荷掛けフックにくくりつけるタイプで、必要に応じて脱着しているそうです。

11:00 けっけさんとはここでお別れ。この後福島県内の友人と会う予定とのこと。残念だけど、またの機会に会えるでしょう。

ksekiさんとこの後の行程を打ち合わせ。五色沼の周辺を抜け喜多方へ。喜多方ではUMEさんに教わったラーメン屋へ行くこととする。ラーメン屋以降はその都度考えることにし、11:15ころ喜多方へ向けて出発。

(左、けっけさん。右、ksekiさん。)
(本当は近くにいた方に、自分も入った写真を撮ってもらったつもりだったのだけど、写ってなかった。私のデジカメは、シャッターの反応が遅いことがあるのと、シャッターボタンの手応えがないので、慣れないとこういうことがある。)。
115号を喜多方へ向かう。途中五色沼方面へ右折し、喜多方へ向かうはずが、どうやら右折ポイントを二人とも見落としたらしく、猪苗代湖まで来てしまう。野口英世記念館近くのスタンドでksekiさんがガスをいれ、ここからは121号を一路喜多方へ。目指すのはUMEさんおすすめの「はせ川」。このはせ川は郊外にある。町中から歩いて行くところではない。
EX−4を駆ってUMEさんのメモに従って探すが見つからない。「ローソンかな」のところをファミマと思い込んだり、「スーパーみたいな店」をスーパーみたいなDIYの店と思い込み、全然違うところを探していたのだ。迷うこと数十分。ようやくたどり着いた。腹も減っているし、なにしろ道に迷ってお預けを食ったのだ。食べたい気分100倍である。
ところが・・・・・休みなのである。日曜は定休なんだそうだ。


(はせ川にて。無情の張り紙)
13:00ころ 仕方がないので、来春、リベンジツアーを行うこととし、駅前に向かう。
駅では、到着した列車から降りてくる人々のほとんどが、ラーメンマップを持って駅から出てくる。喜多方ラーメン恐るべし。
駅前の観光案内所でおすすめの店を聞くが、全部と言われてしまう。そうだよなあ。あの立場だったら私でもそう答える。通りすがりでそのやりとりを聞いていたおじさんに、まこと食堂というのを勧められたので、ksekiさんと行ってみることにした。
喜多方はラーメンの町ではあるが、蔵の町である。昔の面影を濃く残す町並みはなかなかの風情だ。酒の蔵元、みそやしょうゆの醸造元がたくさんある。バイクでなければ地酒の一本でも買って帰りたいところだ。
たくさんあるラーメン屋の前には数人から10数人の行列。並んでいるところがうまそうに思えるのは日本人のサガか。でも腹が減っている私たちは並ぶ気になれない。まこと食堂まにつくとそれまでの行列がかわいく思えるほどの行列。100人くらい並んでいる。

14:00ころ さすがにうんざりしたので、その反動で、ラーメンマップに載っていない事をこだわりにしているみせに入る。これまた一人も客がいない。失敗したかと思ったが、もうどうでもよい。Hunger is the best sauceだ。ゆっくり座って話もできるし。ラーメンは、特別どうと言うことではなかったが、結構美味しかった。
しばらくお互いの日常やらバイクのことを話して過ごす。
 
15:00 ksekiさんはペンギンズランチを探さねばならないし、日も短いことだし帰ることにする。店を出ると道が濡れている。

(店の前で、ksekiさん)
駅前の駐輪場にて。
ksekiさんのアップハンはこんな感じ。ブルーのボディーにメッキのバーやハンドルホルダーがよく似合う。

それはよいのだが、本降りになってしまった。
帰りはつらそうだ。

渋滞の121号を磐越道へ向かう。途中の7−11でksekiさんがペンギンズランチを購入。4個しかないので、大人買いは出来ず。東北の7−11なら売っているらしいので、私は買わずにがまん。

16:00 磐越道。雨と寒さで冷たくて指がしびれる。東北道分岐でksekiさんと別れる。またお会いしましょう!!
東北道に乗るあたりでは雨など降っておらず、気温もいくらか高いようだ。雨が上がったので、革手袋を冬用の綿入りにチェンジ。薄暮の中を家路につく。

18:30ころ 家に着く。冷え切った体を温泉系の入浴剤を入れた風呂で暖める。
それにしても、毎回思うが、EX−4乗りはいい奴ばかりだ。初めて会うのに、何の気兼ねもなく、楽しく過ごせるんだから。今から次のバイク選びの日が来ることを心配してしまう。
今年のロングツーリングはこれで最後だろう。来年は絶対はせ川に行ってやる。次回はUMEさんも交えて、一泊で行きたいと思う。
今から楽しみだ。

本日の走行は380km。ガソリン14Lでした。