第6回EXer’sミーティングin喜多方(02/5/26〜27)

昨年11月に日帰りで喜多方へ。喜多方野町の雰囲気はわかったものの、目的のラーメンと言うことについては割と平凡に終わってしまった。
今回は、昨年行けなかった「はせ川」に行くことを目標にしたので、別名「喜多方リベンジ」。
仙台からは私とUMEさん。関東からはK.Tanakaさんと浮き草さんが参加。

6:45 仙台市内、ローソン西公園前店で、UMEさんと落ち合う。
7:10 出発。東北道に沿って村田町、蔵王町を抜けて南下する。白石市で国道4号にでて、一路福島県へ。
8:30 福島県国見町のセブンイレブンで休憩。昨年もけっけさんと休憩した場所。今年はツバメが飛び回っている。
     関東組との集合時間は10:30。間に合いそうなので、福島から115号で猪苗代まで抜けることにする。
9:30 道の駅つちゆ。

昨年の集合地点。ここで、ksekiさんと待ち合わせたのだ。
今年は休憩のみ。ZZR400のおじさん2人組が来ていた。
10:45 磐梯山SA

磐越道、猪苗代磐梯高原インターから磐越道へ。磐梯山SAには10:30着。
少々寒いので、あったかいコーヒーと焼きたてのジャンボシューマイなど食べながら、関東組を待つ。

待つことおよそ15分。来ました、黄色と赤のEX−4各1台。
K.Tanakaさんとは1年ぶり。浮き草さんとはお初のご挨拶。
まこと食堂の行列

磐梯河東インターで磐越道をおりる。
12:00頃 喜多方駅着。そこから歩いてラーメン屋巡りに繰り出す。ここは「まこと食堂」。おいしいと評判なのだが、この行列。これだけの客にラーメン出してスープ足りなくならないのか心配してしまう。K.Tanakaさんは並びたそうだったが、時間ももったいないので写真だけ。
12:30頃 「だるま」

どうせわからないのだから、どこに入っても同じだ。まこと食堂の手前にあるラーメンマップに載ってないお店、「だるま」に入る。一日60食を売りにしていたので入ってみたのだった。喜多方のラーメン屋はどこも田舎の普通の食堂である。外見からは何も感じ取ることが出来ない。いかにも老舗風だったり、専門店風の飾り付けがされているなどのそれらしい雰囲気は微塵もない。ここも例に漏れず、普通の食堂。味の方は、まずまず。私はおいしいと思った。喜多方ラーメンの基本と言う感じではないだろうか。(ここのラーメンの写真は撮りませんでした。見たい方はK.Tanakaさんのレポートをどうぞ。)
   
13:00ころ。「ひさごや」

せっかく来たので、もう一軒行こうと言うことになり入ったお店。町の中心部にある。ライダーの先客が十数名いた。ビールなんか飲んでるが・・・良いのか?
ひさごやのチャーシュー麺。

2軒目だけに、味にシビアになっている。ここの味付けは、魚醤を使っているのか、魚の味と酸味がやや強いような。好き嫌いの分かれる味かも知れない。個人的には、麺とスープとチャーシューの味があまりフィットしていないように感じた。3枚目のチャーシューを持て余した。今、この写真見てると食べたいと思うのだけど。
猪苗代湖から磐梯山

13:30ころ、喜多方を出て、とりあえず猪苗代湖へ向かう。特に感想はないが、亀だの鯨だのと言う形をした遊覧船が、いかにも観光地と言う感じでほのぼのしていた。ここで、この先の行程を検討。ワインディングを走ろうと言うことになり、桧原湖方面へ向かう。

桧原湖

猪苗代湖とは対照的に、人気が無く、森に囲まれた静かで美しい湖。静かだけど、蝉は鳴いていたな。早いこと。
ここに至る道や桧原湖を周回する道は、峠と言うほどではないが、適度なワインディングで、走るのが楽しい。猪苗代湖から先頭を譲り、後ろから走って行くが、みんな結構早くてついていくのが大変。ブレーキのタイミングがみんなと違うらしく、ペースを合わせようとすると、コーナー入り口でつんのめり、ずれたテンポでアクセル開けても加速しない・・・そんな感じ。それと、ブラインドコーナーでは、飛び込む勇気と技術の裏付けが足りないようだ。まってくれ〜。

桧原湖から磐梯山を望む

もう言葉がありませんね。夕方で傾いた日差しと、その日差しが作るコントラスト。きれいな水、豊かな緑、青い空、そして爆発して大きく削れた荒々しい磐梯山の山容。こんな景色はなかなか見られるものではないと思う。

道の駅「裏磐梯」にて。

EX−4が4台というのは、個人的には新記録。いつのイベントも3台だったので。カスタムはMuzzy管がK.TanakaさんとUMEさん。浮き草さんはNinja用のFディスク。浮き草さんだけタイヤがミシュラン。前か後ろかどっちかがラジアルだったような・・・・。残り3人はお約束のGT501。アンダーカウルは浮き草さんだけ。
ここでK.Tanakaさんと別れ、宿泊地の道の駅「喜多の郷」へ。
一人で帰るK.Tanakaさんがかわいそうな感じだ。すみません。能天気に休暇など取ってるもんですから・・・。
18:00頃、道の駅喜多の郷にて

ひとまずコーヒーなど。UMEさんが自分の店の商売道具を持ってきてくれた。うまい。

このあと風呂。(この道の駅は温泉付き!)買い出しなど。

夕食メニュー
BEER、ウィスキー、茹でたあつあつのウインナー、漬け物2種、チーズ2種、ナッツ類2種、乾きもの、サラダ巻き、おむすび、おいなりさん。

贅沢ではないけど、こういうところで飲み、食うのは、とても楽しくおいしい。ちょっと飲み足りない感じもあったが、明日も走るのだし、時間も丁度だったので、寝ることにした。
一夜の宿はこれです。

UMEさんのテント。4000円しなかったとか。えらくお買い得でしたな。

UMEさんの寝付きの良さには驚き。浮き草さんはちょっと寒かったようです。私はキャンプにしてはよく寝たけど、寝返り打つと肩が痛くなるので何度か目が覚めた。
これは朝、8時頃。若者達はまだまだ熟睡中。

ところで、後ろの土手の向こうは池になっていて、カモが住んでいる。朝起きたらテントのこっち側まで出てきて餌など探していた。

朝もコーヒーを頂く。マイルドで香りが良いコーヒーですな。UMEさんの店に行くと飲めるわけだ。今度行きますね。といいつつ1年もたつ。今度こそホントに行くからね。
ステッカーチューン

荷造りも済み、出掛ける前にK.Tanakaさんにもらったステッカーを貼る。
なかなか良いじゃないですか。ありがとうK.Tanakaさん!!
11:00少し過ぎに、はせ川へ向けて出発。
同じく、アップにて

どうです?いいでしょう。
11:20ころ。念願の「はせ川」

道の駅からはすぐ近く。アッという間に到着。ようやく来ることが出来た。今回はちゃんとのれんもかかっているし。
町はずれの目立たないところにあるのに、かなり混んでいる。
これがはせ川のラーメン。(大盛り)

見た目はなんて事無いんだけど・・・・うまいっ!
澄んだスープの色。調和したスープの味。水もいいのだろうなあ。
麺も、コシ、縮れ具合もよく、スープとよく絡んで絶妙。
食べておいしいが、後味もGood!。「くどくど」とか「べたべた」とかしないので、何杯でも食べられそう。
絶対また来よう!と心に決めつつ、帰途につく。
12:00ころ、はせ川発。国道に出たところで浮き草さんと別れる。
UMEさんと私は雨の予報の太平洋側を避け、121号線を山形県米沢市を目指す。山形へ抜けるこの峠道、福島側の最後のあたりは、道は立派なのだが、この道以外には人の手が入ったものが全く見えない。電線もなければ、伐採のあとすら見えない。ちょっと感動的な景色である。

このあとは小さな道の駅を2つほど経由して米沢市へ。そのうちの「なごみの郷」と言う道の駅でZ1を見た。エンスーアイテムで手間はかかるのだろうが、やはり格好いいな。ところで、Z1にセルがついているとは知らなかった。
上杉鷹山の像

米沢市を通過する途中で、上杉神社を見かけたので、寄ってみた。この神社は米沢城跡だと思う(たぶん)。
米沢は上杉家があったところ。米沢城では伊達政宗も生まれている。

このひとは、上杉家の再建を果たした名君。ケネディーがこの人の事を知っていたそうである。(別に会ったと言うことではなく・・・)
次の言葉はこの方の言葉だそうだ。

   なせば為る なさねば成らぬ 何事も
                成らぬは人の なさぬなりけり
上杉謙信公像

「毘」の旗印で有名。とくにコメントする必要はありますまい。


上杉神社

でかくはないし、飾ってもいない。質実剛健を感じさせる神社ですな。上杉らしいと思う。
13:30ころ、上杉神社を出て仙台へ向かう。宮城県に近づくにつれて天気が怪しくなり、カッパを着て走る。県境ではしっかり雨。土砂降りにこそ会わなかったが、少し前まで土砂降りだったと思われるところを走り続けた。水たまりは深いし靴は濡れるしで、かなり嫌な感じである。まあ、雨は仕方がないんだけど、あとが面倒なんだよなあ。洗車、注油、ブーツの手入れ、カッパの拭き掃除、ツーリングバッグの手入れ・・・・・。

16:00ころ、仙台市着。市内でUMEさんと別れ、自宅へ。16:30帰宅。
今回の走行距離474km。

今回のツーリングは、のんびり出来て本当に気分が良かった。泊まりのツーリングは毎年青森に行ってる位。あれもとても楽しいけど、今回のは時間の制約が無いから、気が楽だった。
天気も最後の部分以外は良かったし、EX4とその持ち主に会えたし、ラーメンもうまかった。
また、こんな旅がしたいと思った。