2002年10月1日発行 No.411 

礼拝と伝道の関係(金田佐久子)

「神は霊である。だから、神を礼拝する者は、霊と真理をもって礼拝しなければならない」(ヨハネ4・24)。主イエスが礼拝に求められていることを語られた。厳密にいえば、神を礼拝できるのはキリスト者のみであり、唯一絶対の礼拝形式というものはないということになる。礼拝は、天の国においても主にささげられる永遠的なものであり、教会の礼拝はその映しなのである。
一方、パウロはこう語っている。「反対に、皆が預言しているところへ、信者でない人か、教会に来て間もない人が入って来たら、彼は皆から非を悟らされ、皆から罪を指摘され、心の内に隠していたことが明るみに出され、結局、ひれ伏して神を礼拝し、「まことに、神はあなたがたの内におられます」と皆の前で言い表すことになるでしょう。」(Tコリ14・24−25)。ここで言う預言とは、今日の教会においては、説教、証、恵みの分かち合いにあたる。神の臨在のあるキリスト者の真実な礼拝が力強い伝道の場になるということである。礼拝と伝道の密接な関係を、御言葉に照らしつつ、皆様方と共に理解を深め、教会の働きに反映させたく願う。(金田佐久子)


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