2003年5月1日発行 No.419
すべての民をわたしの弟子にしなさい(3)(金田佐久子)
洗礼を授けられ、主イエスが命じたことを守る者が、主の弟子たちである(マタイ28・19〜20)。教会は、聖霊の力によって、すべての民を主の弟子とする交わりに迎え入れる。主は教会の交わりの基礎となる聖礼典(洗礼と聖餐)を制定された。この春洗礼者が二名与えられ、私たちにも信仰の原点を思い起こす機会となった。共に聖餐にあずかり、主イエスが「わたしの記念としてこのように行いなさい」と命じたことを守るため、聖餐の意味を確認したい。
@記念の食事―キリストが私たちのために苦しみを受け、私たちを呪いとすべての悪から救い出すために死なれたことを記念するため。
A罪人たちの食事―私たちはキリストの犠牲によって贖い出され、キリストの死にあずかる洗礼を受けている。
B交わりの食事―一つのパンを食べ、一つの杯から飲む私たちが、皆兄弟姉妹であり、キリストの体の各部分であることを忘れない。 C希望の食事―一つの霊によって、キリストと一つになり、一人の羊飼いのもとに、一つの群れとなるために。
「私たちの信仰告白」(新教出版社)より引用
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