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2006年 11月1日発行 No.461
主イエスは輝く明けの明星
金田 佐久子
わたしは、ダビデのひこばえ、その一族、輝く明けの明星である。(ヨハネ黙示録22・16)
秋が日々深まります。昼間は短くなり、だんだん夜が長くなります。
西川口教会では水曜と土曜に朝6時から早天祈祷会をしていますが、冬になりますと、6時では、夜が明けきらずまだ暗いのです。わたしは、教会堂から2キロほど離れた自宅から通っております。元気があると自転車で早天祈祷会へ向かいます。冬の暗い空を見上げると、東の方に明けの明星がきらめいていることがあります。川口の夜は外灯ばかりで、空気もあまりきれいではありませんから、小さな星はもう見えません。けれども、明けの明星ははっきりと見えます。その星を見るとうれしくなります。なぜなら、そのときにいつもわたしは冒頭に掲げた黙示録の御言葉を思うからです。
主イエス・キリストは輝く明けの明星です。主ご自身が名乗られた言葉ですから、大切に聞かなければなりません。主イエスと共に歩む時、わたしたちのただ中で輝く明けの明星である主イエスに導かれています。「なぜこんなことが」と問うほかないときが、また「こんなはずではなかったのに」と嘆くほかないことが、わたしたちの人生に訪れます。どんなに暗いと思われる苦難の中にも、主イエスは生きておられ、必ず夜明けをもたらしてくださるお方です。
今年は、敬愛する兄姉を数多く天国に送り出しました。特に若い兄姉ばかりで惜しまれることでした。今は皆、愛する主イエスと共に、顔と顔を合わせてお過ごしです。冬の朝、空に輝く明の明星を仰ぐ時、愛する方々も主と共に輝いていることを思い起こします。
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