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2007年 3月1日発行 No.465
主の助けを得て
金田 佐久子
2007年第一回教会総会を無事に終えることができました。
実は、わたしは、教会総会が近づくと心が重くなります。しなくても良いとわかっていても心配します。天候や、出席者がどれだけ与えられるだろうか、議事がどう進むだろうか、などと思い悩みます。
思い悩みは、人が地上で生きている限り尽きないでしょう。ですからキリスト者にとって大切なのは、それらの思い悩みを主の前に持ってゆく祈りを身につけることです。ありのまま主の前に出る祈りを自分のものとすることです。しかし、そこにも戦いがあります。自分との戦いです。問題を手放そうとせず、何としても自分で解決したい、という誘惑と戦うのです。
その祈りの助けになるのが詩編です。詩編は、わたしたちに、悲しみ、苦しみ、思い悩みをたずさえて主の前に出させ、真実の祈りを教えてくれる聖書でもあります。詩編の祈りに自らの祈りを重ね合わせるようにして、ようやくわたしたちは、主に祈りをささげることができる、と言っても過言ではありません。
わたしの今年のディボーションは月刊誌「幸いな人」(小牧者出版)に加えて、「詩編とともに祈る365日」(E・H・ピーターソン著)を用いているのですが、教会総会が開かれた2月18日の朝は、詩編28編でした。
主はわたしの力、わたしの盾
わたしの心は主に依り頼みます。
主の助けを得てわたしの心は喜び踊ります。
歌をささげて感謝いたします。(7節)
御言葉を唱えながら、新しく力をいただきました。「わたしには力がない、そこに主が力となってくださり、主が助けとなってくださる。主が顧みてくださる。主に依り頼めば、主は助けてくださる」。
この日、教会総会開会の祈りの前に、感謝をもってこの詩編を朗読しました。
教会総会では、新年度の役員改選(5人)と、春日部墓苑改築の件が議題として提出され、それぞれ時間をかけて議事が進められました。
選出された5人の新役員の中には、初めて役員の務めにつく人がいます。役員に選ばれた人も役員を選んだ人も、委任状を提出した人も欠席した人も、この決定を神の御意志と重んじます。キリストの体である教会を建て上げる業に、各自、分に応じて励みましょう。
教会総会の議場で、「春日部墓苑改築についての経過報告」を出席者に配布しました。予算を700万円として地境が決定しだい設計を依頼すること、改築に必要な諸経費の募金方法等については役員会に一任することで、承認されました。教会の総意として春日部墓苑の改築に踏み出すことになりました。これも主の導きと信じます。
祈りにおいても活動においても、主こそわたしたちの力です。主の助けを得て、しっかりと立てます。主に依り頼み、この月も、新年度も心安らかに共に歩みます。
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