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2007年 6月1日発行 No.468 

聖霊の導き

                            金田 佐久子

 今年の聖霊降臨日(ペンテコステ)は5月27日で、西川口教会もこの日にペンテコステ記念礼拝をささげました。
 キリスト教会には、特に大切な三つの日があります。キリストのご降誕を祝うクリスマス、キリストの復活を祝うイースター、聖霊降臨を記念するペンテコステです。クリスマスは世界各国各地で祝われ、イースターも覚えられています。けれどもペンテコステは、一般社会では知名度がほとんどありません。
 聖霊が降る約束は主イエスから弟子たちに予め告げられていました。十字架の死から三日目の朝、主は復活され弟子たちに現れてくださいました。主の顕現は四十日に渡りました。主は言われました。「あなたがたの上に聖霊が降ると、あなたがたは力を受ける。そして、エルサレムばかりでなく、ユダヤとサマリアの全土で、また、地の果てに至るまで、わたしの証人となる。」(使徒言行録1・8)
 そのとおり、主イエスの昇天の十日後五旬祭の日、一つになって祈っていた弟子たちに聖霊が降り、彼らは力を受けて神の偉大な業を語り始めました。使徒ペトロは「ナザレの人イエスこそ神から遣わされたキリストである」と説教しました(使徒言行録第2章より)。聖霊降臨の約束は実現しました。使徒と弟子たちは主の復活の証人とされました。ペンテコステは教会の誕生日とよく言われておりますが、弟子たち(教会)が聖霊によって福音宣教へ出発させられた日、世界宣教の始まりの日とも言えるでしょう。
 主イエスが弟子たちに告げられた御言葉は今も生きて働いています。この国に、この川口の地に福音が届きました。今なお聖霊の神が全世界の教会を導いているのです。それは信仰によって認められる事柄です。ですからこの世の中ではペンテコステの知名度が低いのだと思います。
 春から昼間祈祷会で使徒言行録を学んでいます。聖霊は福音宣教の原動力であられ、初代教会は人間の計画ではなく、聖霊主導の福音宣教によって前進したことがわかります。使徒たちや弟子たちは聖霊の働きの担い手であり、主の復活の証人とされました。一方、教会内の仲間同士のトラブルや、使徒たちが当局に取調べを受けたり逮捕されたりと、福音宣教が妨げられそうになったこともありました。これらの障害をも乗り越えて、福音は主の約束の言葉どおりに広がっていくのです。
 わたしは最近教えられて「わたしを造り変えてください」と祈るようになりました。祈り始めてしばらくして使徒言行録から気づかされたことがありました。使徒たちは自分を迫害した者たちを憎まず赦しており、かえって大胆に御言葉を語れるよう祈りました。そこに、聖霊によって造り変えられている者の姿を見ました。そしてわたしが今ささげている祈りは、自分を取り巻くすべての状況がわたし自身を造り変えてくださる聖霊の働きだと信じることだ、と知らされました。祈りを導き、聞いてくださる主を賛美します。

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