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2018年6月1日発行 No600 

信仰と希望と愛の証を―西川口だより第600号

                            金田 佐久子

 それゆえ、信仰と、希望と、愛、この三つは、いつまでも残る。その中で最も大いなるものは、愛である。(コリント一13・13)

 さわやかな風の吹くころとなりました。教会は聖霊の風を受けて歩みを進めております。
 さて月報「西川口だより」は今回記念すべき第600号を発行できました。ここまで続けられたのは、ただ主なる神のお恵みです。現在は、毎月1日を発行日として毎月欠かさず発行しています。1年12回の発行としても(以前には毎月発行できなかった時期もあったそうですが)、単純計算で600号は50年間、半世紀です。歴代の牧師、教会員、教会の関係の方たちと、どれほどの人が文章を寄せてくださったかと思うと、感慨深いものがあります。
 この月報「西川口だより」は、現在は4ページで構成されています。主任牧師の巻頭言、信徒の信仰の証の言葉、教会活動の報告によって、その時ならではの生きた教会の姿が見えてくると思います。月報は教会員関係者ばかりではなく、他教会の方や、サークルや学びでご一緒している方にもお渡ししていますが、「信徒の方たちの証がいい」と感想をいただきます。神を信じて生きるとはどういうことかを、日常の姿から示してくれているのです。うれしいことで、これからも心がけていきたいと思います。
 巻頭言にはいつも苦闘しています。教会の暦やトピックスに関わることから書いています。ある先生から最近お言葉をいただきました。わたしが巻頭言を書き始めていた頃は、何を伝えたいかよく分からなかったけれども、最近は分かるようになった、さらなる向上を期待します、とのことでした。どうして分かるようになったか。わたし自身が変えられていったからだと思います。初めは、頭で考えた、観念的な言葉で書いていたと思います。今は、できる限り率直に「本当のこと」を書こうと努めています。
 情報が氾濫し、かつ誰もが情報を発信できる時代となりました。その中で、西川口だよりが、小さくても輝く星の光のように、神から与えられる信仰と希望と愛を証しできますように、と祈ります。これからもよろしくお願いします。

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