Qメモランダム夏の頃

夏がやってまいりました。いかがお過ごしでしょうか      
長月がやってきた 2004・9・1
 「オリンピックの顔と顔〜」♪三波春夫・東京五輪音頭だよ。観戦にひたった日々がなつかしい。(アテネの・・)私は ひたすら応援に明け暮れたがその甲斐があってか・・日本は オリンピック・過去最多の37個のメダルを獲得した。金16個、銀9個、銅12個の内わけは立派なもの。大写しのメダルの図柄は女神ニケ、この立像がとても輝かしい。特に、柔道女子・78キロ級・阿武の金は やっとつかんだ重みが感じられて 私もうれし涙。
 翌朝、静かになったなと いつものクセでテレビをつける頃には 台風16号が大荒れした様子を写し出していた。こちらの日本上陸最多記録はゴメン被ります。
 いま、稲穂が田圃で波打っている。こんな風景はすばらしい。夏の夕暮れの匂いが好き。実り多い秋が近づきつつあるのを感じる。稲刈りが済むまでストップしてよねー台風!
オリンピック開会 2004・8・13(現地時間)
 108年の時を超えて戻ってきた「ギリシャ・アテネ五輪」が開幕した。28競技に挑む精鋭たちは「より強く、より速く、より美しく」、人間の限界に挑む。17日間のドラマが繰り広げられる。幕開けから次々と日の丸が掲げられた。オリーブの冠で祝福された選手たちをオリンポスの神々も祝福していることでしょう。48キロ級・谷 亮子や五輪3連覇を果たした野村忠宏らが幸先の良い金メダルを獲得した。
 女子マラソンの日。気になるので、テレビをつけっぱなしで床に就いたが いいところで目が覚めた。何と画面に野口みづきさんが走っていた。 キャサリン・ヌレデバが後方にじりじりと迫っていた。
 マラトン村をスタートして ついに、トップで パナシナイコ競技場へゴールした。激しい起伏のあるコースで灼熱の太陽が照り付けていたのだ。その42,195キロを2時間26分20秒で走り、とうとう念願の金メダルを獲得した。おめでとう! 伊勢神宮のお守りが縫いつけてありました。
日本的風景 2004・なつ
 里山の濃い緑を背に夏の日にひかる棚田、林の蝉時雨を和らげるように揺れる百日紅(さるすべり)の花、日本の夏の景色は懐が深い。そこに何を配しても一幅の画になる。
 たとえば・・・・・
 郷愁の昭和なら,白い傘を差した涼やかな婦人、呂の法衣をまとった僧侶、麦わら帽子の子供、あえぐように走るボンネットバスなどがするりと風景におさまる。
平成は 茶髪タンクトップのお兄ちゃん、キャミソールにタトゥーのギャルも、スキンヘッドのベッカム様や満面笑みのヨン様だって、緑陰と水辺の日本の夏景色なら、違和感なく周囲に溶け込んで様になる。
 多様性を容認して それをゆっくりと包み込むこの懐の深さこそが、自然と文明の再生にとって最も重要だと、気鋭の研究者二人が最近の著書で指摘している。そのうちの1人・生態学の鷲谷いづみ東大教授・近著「自然再生」で一見時代遅れのようにみえながらも本質を捉え、歴史的な時間によって鍛えられ、地域の風土に適した日本やアジアの伝統的な環境保全の方法を再評価すべきだという。 ☆ 日経新聞から抜粋しました ☆            
いい旅白馬へ 2004・8・16
 お盆は のんびりと電車の旅をしましょうか〜名古屋発 8:28分の「しなの81号に」のります。座席は2号車、10番のC、Dー白馬直通で12:05分に着きます。町に、立ち寄り温泉なんかあるようで いろいろ調べて行きましょう・・・・みさちゃんからの楽しいお誘いがありました。
 栂池自然植物園と温泉・倉下の湯、エコーランド美術館巡りはラフォーレ白馬美術館と白馬三枝美術館。 おしゃべりをしていて 写真は撮りそこなったけれど 車中から青木湖と白馬がお出迎えしてくれました。
 何がよかった?と聞くと彼女は 栂池高原駅からゴンドラリフトに乗って空中散歩したこと。私は 栂池湿原での散策です。夢のようでした。(夏がくーれば思い出すはるかな尾瀬とだぶらせていた。)
お盆 2004・8・14

 いなべ市のお寺へどうぞ・友人より
境内への通路が「掛け行灯」で飾られ、本堂は 陶芸作品や草木染めの小物が色とりどりに展示されてありました。夜は 「流しそうめん」や「ハーモニカ演奏」なども楽しむそうです。お寺の奥さんを見付け、 久しぶりに話すことができました。いっしょに 子供を保育園に通わせていた頃は 大変お世話になりました。お互いの子供の成長を喜び合ったりして とても懐かしい思いがしました。帰宅前に、友人にも 会うことができました。あちこちに 添え書きされた達筆の毛筆は 友人の手によるものだった。いいものに触れることができました。草木染めなどの作品をどうぞ〜
森の中から残暑お見舞い申し上げます 2004・8・10
 
 野鳥の観察をバードウオッチングというが、野鳥たちの声に耳をすませることも楽しいかも・・・。
 古来、野鳥たちの声を言葉として聴いてきた人達は、さまざまな野鳥たちの鳴き声を、独特の愉快な表記でみてきたという。 
 テッペンカケタカ(ホトトギス) チョット来イ、チョット来い、ナンカ呉レッ、ナンカ呉レッ(コジュケイ) 土食うて虫食うて渋うい(ツバメ) 一升貸して二斗取る,利い取る、利に利い食う、後に流す(ヒバリ)四六、二イ十ウ四イ(イカル)・・・・
野鳥たちの声を、言葉に書き取る。写生する。鳥たちの声の不思議な懐かしさ。暑い夏、こころの木陰を求めて、鳥たちの声に耳をすませてみませんか    長田 弘より抜粋

 夕方の伊坂ダムは 夏草の匂いがむんむんする。もうーツクツクボウシがないていた。(立秋だよと・・・)いつものことながら、みんなが私を追い越して歩いていく。そして、どんどん遠ざかっていく。 
第11回 夏期フォークダンス講習会 2004・8・4

 フォークの愛好者が150人くらい集まりました。2日間にわたりました。後半は 5時間ほどステップを踏み続けました。 今回は 指導者用の講習会のようで 私のような者にとってはとても高度でした。長野県から西谷講師をお招きし、三重の森先生がパートナーを務めてみえました。お二人で華麗な舞を見せてくださいました。
  ローズ・オブ・シャロン というテ−マ曲(イングランド)
 この踊りは デビッドグリーン氏が奥さんのシャロン・グリーン女史の50歳の誕生日を祝って創作したもの。1組と2組の隊形をとり 4人が位置交替をしてパズルのような動きをくりかえす。覚えるときっと楽しいでしょう

 修了証書を頂いてきました。夏の良い思い出となりました。 もうひとつの夏・宇賀渓へ
サリー 2004・7・25

 東岡崎の駅へ、ベンツでお迎えに来てくれた直ちゃんは インド人そっくり!(舞踊家)   * サリーとはインドで、ヒンズー教の女性が衣服として着る細長い布・腰や胸に巻着け、肩や頭からたらす衣装のこと 彼女の 大きなバックには 赤系や青系のサリーや、装身具が豊富にある。それらを床に無造作に広げると まるで、アラビアンナイトより魔法の国へやって来たみたい。 
 「好きなのを選んで さ〜身につけてねー」というので 5人がそれぞれにイメージにあったサリーを選びました。幼馴染みの彼女達との会話は 成長した?今でもーちっとも変わらない。
 
 サリーの着方は 要点をおさえたら、とても簡単。装飾品は 豪華なネックレス、イヤリングなどを選び、ふんだんにまといつつ、心ゆくまで遊ぶ。インド風に化粧をほどこしてもらって、額にビンディを付けて完了した。別人のようになって、きらびやかな出で立ちとなりました。
次回は 11月・サリーを着て舞台に出る予定。(通行人の役どころーらしい。) 直ちゃんのインド舞踊は年季が入っている。もう40年近くか・・・。 なんて素敵なのでしょう。
 お昼の食事は 美合駅の付近の「文化屋」がお薦め。お店のシックなインテリアが みんなのお気に入りとなりました。 トイレにも遊び心があって こういう店は全てが満点。
 岡崎といえば、八帖町にある八丁味噌の郷・資料館です。
店員さんが丁寧な説明をして案内をしてくれます。(予約無しで入れます。)仕込みおけ(六尺と呼ぶ)は でっかい。蔵は お味噌の匂いが深く染みわたる。試食コーナーもあるのがうれしい。最初から目を付けていたソフトクリームは 私の好みの味。
 岡崎公園へ・からくり人形を見に行く
高さ約6メートルの時計塔から能を舞う徳川家康公の人形が登場し、見る人の心をなごませます。踊りの後半には、おもわず笑ってしまうしかけを用意しています。
 夏の城は 緑におおわれていて、クロマツが立派でしたし、花時計もあってかわいい彩りを添えていました。噴水があるのがいい。これは石垣のイメージかしらねー。
桜の名所でもある公園は この橋の上から見るのが抜群だ。また、8月の第1土曜日は花火大会がある。花火の宣伝の広告には 2万発と出ていました。これはすごいこと。鬼が笑いそうだけど来年はきっと見に来ようねと密かに約束をかわしました。  


舞踊家・直ちゃん


八丁味噌


岡崎城


からくり人形
5時を告げる
オペラ 2004・7・23
 ウイーンからの贈り物でした。
「オペラで涼もう!!夏の夜! in NAGOYA」へ行ってまいりました。
主催:中西富美恵さんを励ます会
場所:しらかわホール

 ミュージカルとオペラアリアの数々を楽しんできました。
バーンスタイン 「ウエウトサイド・ストーリー」より
ロッシーニー 「ドン・カルロ」より
プッチーニ 「トスカ」より
ヨハンシュトラウス 「こうもり」より他・・・

 オペラへの最初の い〜っぽー!  歌い手達の音吐朗々に気持ちが高揚しました。  
土用の丑 2004・7・21

 今日は大暑。冷たい物を口にしているので 胃がもたれて元気がない。大福餅・餅屋のおいちゃん家には「土用もちは腹腸(はらわた)にいいのです。」と ご主人の手書きの文字が店の前に張り出されてありました。笑顔の綺麗な奥さんとおしゃべりするのも楽しみのひとつ。買ってきて事務所のお姉さんや家族と分け合っていただきました。餅ののび、粒あん、どれもいい。甘さもいい。おいしかった!食べたら 調子が良くなってきました。みんなも同感よ。暑さを乗り切っていく元気をもらいました。
三連休は〜 2004・7・17〜19

 気が向くままに ゆっくりと身体を起こし、何をしたかというと バーベキュウー用の大型火鉢を押入から取り出したのです。今日は、庭にテーブルといすを並べて焼肉をたべようっとー。  上等のお肉を 買ってきて、とれたての野菜も、もりもりいただきましょうと思いつきました。

 この押入を覗いたら とたんに かたづけたくなった。押入を 見栄えよくしたいと言うのが本音。これが ことのはじまりで 1階〜2階の普段手が入らない箇所を片づける羽目になった。自分で 思いついたことは実に動きが速い。

 築、20年、3ヶ月毎に床の油葺きを欠かさない。でも最近は怠りがちであった。がここにして、床拭きを決行。続きのかたづけも平行してやりたい。一旦働き出すと止まらない。汗も滝のように(大げさかな・・)流れる。膝の裏や 頭から首に掛けて服も濡れてしまった。

何処に 何があるか。必要なときにさっと出てくるほど気持ちの良いことはない。こんな生活が最高!(でも、当分、お掃除しないかも・・・気まぐれなの)

 ゆうがた ちょっと、母のお供をした。畑の草取りにいなべ市へ。しばらく暑かったので 畑へ行かせないように足止めをしていたから、畑は草でおおわれていました。呆然としていたら 隣のゆきちゃんがやってきて手際よく手伝ってくれました。トラックでやってきたので 荷台にはゴム長靴や 草削りや カマなどの道具が乗っていて 自由自在にこなしていました。あ〜あ助かった。おまけに荷台にある ジャガイモや 山のように詰んであるキュウリも 好きなだけ持ってきなという。
 肉屋さんへ寄ったら 私の後、2人の女性客がきた。タオルを首に掛けた私は思わず 笑ってしまった。 彼女らも同じように白いタオルが首にあったから。あの人達も、私と同じ様な1日を過ごした様な気がして 笑った瞬間、疲れがスッート取れたような気がしました。
夏・ウオーキング 2004・7・9〜11

伊坂ダム
 夏は 身体をフルに動かして 汗をかくのがよい。冷房の利いた部屋にいるのは仕事中だけ・・・。アフター5の楽しみは伊坂ダムへ行くこと。森の中から ウグイスや野鳥、蝉、蛙、の声がどこからともなく聞こえてくる。「カエルの合唱」という歌はあるけど これだけそろうと もう贅沢なおもてなし。

 宇賀渓
 夏はやっぱり滝のそばがよい。澄んだ水に足をつけてみると冷たくて気持ちがよい。小さな黒い物がいる。何かと近づくとオタマジャクシがにょろ〜にょろ〜。
 大きな石の上に乗っかって、おにぎりをほおばる。周りをゆったりと眺めながら何枚も滝を撮る。時間が止まっているよう。時折 冷たい風が頬をなでていく。何かいいことがありそう。そんな気配を感じさせてくれる。

 栴檀の木
足がむいて 母校の校庭に立ち寄ることになる。この木とともに育った。今、共にあることに喜びを感じるのでした。


伊坂ダム


宇賀渓・魚止めの滝


大安町・笠間小
水辺 2004・7・4
 大好きな季節がやってきた。そうめんをどんぶり一杯もって 冷えたのをのどごしに頂く。果物、ジュースが汗をかいた身体に心地良いし、ブレンドした冷や茶も味わい深い。
 立田に蓮が咲きだしたという便りがあって 日曜日の午前中に出かけてみた。揖斐、、長良,木曽の三川を超えて行くドライブは爽快でもある。
ちょっと遠い目の駐車場に止めて、森川蓮畑までの道のりを散歩する。スケッチブックを入れたリュックが背中ではねる。






睡蓮
フォークダンス 2004・7・3

民謡・舞踊の発表会に、フォークも賛助出演をすることになりました。(四日市文化会館)
ラ・ブルーハ(メキシコ)
アト・ヴァアニー(イスラエル)
ショートケーキ(アメリカ)
以上の3曲を披露してきました。民族衣装をそろえて賑やかな演出を楽しみました。 ライトがとても眩しかったのを覚えています。 あとは 夢中で、笑顔がこわばりそうでした。