Qメモランダム  秋の頃

 滋賀のてっぺんへ 2005・9・19 
 
 藤原ヶ岳の奥まったところに 白い冠をかぶった様にデンとかまえている伊吹山。幼少の頃から崇めておりました。標高は 1.377mで岐阜県と滋賀県の県境にあり、琵琶湖国定公園の一部である。標高1,200mから1,350mの区域にはたくさんの高山植物が自生し、訪れる人の目を楽しませている。
 
 深田久弥の日本百名山の一つだと知ったのは ずうーと後。際立って高い山ではないのに百名山入りをしたのは品格のある山だから。

 そう簡単にはいけない山という思い込みから 躊躇していたが 花の便りを聞くにつれ私も行ってみたいと気持ちが強まった。 生憎 雲におおわれて見晴らしもよくない日に当った。

 とりあえず、近くまで下見にいってみようということで気を奮い立たせる。久しぶりのドライブは快適。藤原界隈は 勝手知ったる道なのでスムーズに関ヶ原まできた。まわりはどんよりとして 山もはっきりしないけれど 目の前に「伊吹山入り口」とある。さあいらっしゃい〜と言っているようだ。
 伊吹山ドライブウェイで9合目まで行き、そこから3通りある遊歩道で行くことができます。どの遊歩道も足元は石灰岩と土のためすべりやすく、注意が必要です。

 前日、HPで調べたら、エコカーは入場料が割引されるとか。入り口で交渉すると 「車検証を見せて」とかいっている。 そうこうしてきるうちに車がプリウスだと確認すると 3000円のところ半額となった。黙って通れば一般車並だった。こういう場合はきちんと申告しなければいけないようです。

リュウノウギク
葉や茎に揮発性の油が含まれていて葉をもむと良い香りがする

イブキトリカブト
花全体をおおっている
青紫色のものガクです
山頂から少し下ったところでみ〜つけた!ミツバベンケイソウ 
この崖を下ると→花があちこち咲いているようです。伊吹山では約1000種類もの植物が確認されているそうです。今の時期は何種類位咲いているのかしら?

2人の登山家が見え
ます。ここにも花が。


サラシナショウマ
頂上の風景
お弁当をひろげる人々


日本武尊の像が建つ伊吹山頂

リンドウ
根を乾燥したしたものを漢方薬として使う

ナギナタコウジュ
和名は花の形がナギナタに似ているから

コイブキアザミ
茎の上部に小花をたくさんつける
2005 初秋の京都へ(社労士会)

 初日:津集合.関ドライブインー 栗東ー 名神高速道路ー八橋庵.ししゅうやかたートロッコ亀岡.嵯峨野観光鉄道・トロッコ嵐山・嵯峨野散策(野々宮神社・竹林・天竜寺へ行きました)渡月橋・嵐山 然林房(ねんりんぼう)で宿泊しました。

 トロッコから変化に富んだ渓流の風景を楽しみました。天龍寺の池の庭園から望む書院は圧巻でした。いつか紅葉の頃にまた訪れたいです。

 2日目は:鷹が峰ー鹿苑寺ー平安神宮ーアミタ本店で昼食ー大原三千院ー琵琶湖大橋−関ー津
平安神宮の庭園は最高でした。ここも機会があったら桜の時期に訪れたいです。


三千院の有清園です。苔むす庭には 童地蔵がまるで微笑んでいるようです


列車は4両編成の車両で、1920年代にフランスで流行した「アールデコ風」のデザインを基調とする(所要時間25分)


嵯峨と亀岡を結ぶロマンチックトレイントロッコ亀岡駅の狸たちがお出迎え


のんびとはしるトロッコ列車の眺めも、また船に乗っての保津峡の眺めも芳しい。


清々しい竹林の道が続く。野々宮竹と呼ばれ細工物に用いられる。近くには 以前に訪れた大河内山荘がある


野々宮神社伊勢斎宮が伊勢神宮の奉納に赴く際に心身を清めるために参篭したところ。往時をしのぶ黒木の鳥居がある


天龍寺・いかにも禅寺らしい簡素な白壁に大胆な木組の庫裏。修行道場があるためか、荘厳さを感じさせる建物である。


方丈庭園は回遊式として公開されゆっくりと一周することができる。遠方に嵐山がみえる。建物の厳しさに対して庭は大和絵のようなやわらかい雰囲気もある。

庭園の眺めは主人の位置、つまり床の間の前に座って眺めたい。それでなくても縁に座って眺めたい。四季毎に見たら本当に見たと言えるんだろう。・・と、どこかで聞いたことがある




金閣寺・北山鹿苑寺山々に囲まれた自然の空間に燦然と輝く金閣が地面に光る様子は圧巻


平安神宮・正面楼門が応天門重層入母屋造り屋根は碧瓦まるで極彩色絵画を見る思いがする。


平安遷都1100年を記念して明治28年に造営された祭神は桓武.孝明天皇春にはしだれ桜が咲くという


大原は詩情豊かな里である。八瀬から高野川沿いに数キロさかのぼった山間の地、平家物語などに隠れ里として綴られている。訪れる人をひそやかに待ち受けている


往生極楽院・平安時代末期、12世紀に建てられた阿弥陀堂で、内部には国宝の阿弥陀如来坐像を中心に、向かって右に観世音菩薩、左に勢至菩薩の三尊像を安置している。


然林房で宿泊しました
北山・鷹ヶ峰にあります。近くの光悦寺へ、今度は訪れてみたいです
2005・10・15
古都・京都へ 「ループK」の会


京都駅に映える・京都タワー(高さ131m=ビル31m+タワー100m
ここで泊まりました。地下3階にタワー浴場があります。
初日は
  友禅美術館古代友禅苑 見学・絵付け教室(扇子の下絵制作) ・お抹茶と和菓をいただきました
京友禅の美と伝統に親しみながら、江戸時代の小袖などが展示してあります。
友禅の体験もしました。完成した扇子が送られるのが楽しみです。


友禅の着物をあしらった部屋のふすまの数々。多彩で華麗な絵模様の友禅です


扇子の下地にネームを入れるところ


青蓮院・大楠
門前の名木「楠」。親鸞聖人御手植と伝えられている

2日目は
京都タワー(展望台)→ 下宿巡り → 平安神宮の大鳥居あたりから、青蓮院、知恩院、円山公園、八坂神社、祇園界隈、石塀小路等を散策する→花見小路通りは町屋造りの建物が並ぶ・祇園で昼食→賑やかな四条通りからタクシーをひろって 銀閣寺方面へ → 哲学の道(鹿ケ谷疎水沿い約2キロに渡って続くプロムナード)→ 南禅寺、水路閣等

青蓮寺の庭
池泉回遊式のお庭で四季折々の庭園美が堪能できる

知恩院
日本最大の木造建築「三門」鴬張りのろうか・日本一の釣鐘がある


八坂神社
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青蓮院ご本尊ご開帳
御本尊の「熾盛光如来(しじょうこうにょらい)」の他、寺宝であり国宝に指定されている「青不動明王二童子画像」は古くから篤く信仰を集めています。この度、平安時代の創建以来初めて、御本尊が公開されました。 .青蓮院(しょうれんいん)は、天台宗比叡山延暦寺の京都五ヶ室門跡の一つ。皇室との関わりも深く、別名「粟田御所」とも呼ばれ、鎮護国家や護国安穏、宮中の御祈祷を行ってきました。
熾盛光如来は、掛け軸に描かれた曼荼羅で、中央には、仏智を表した梵字。その周囲を16体の菩薩が囲み、四隅には四大明王が配置されています。全身から発する光は、天変地異を鎮静し、国家の安泰をもたらすとされる秘仏です。(今回御開帳される御本尊は、文禄五年、豊臣秀吉によって奉納されたと伝えられるものです。

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調べてみました
「青不動」と呼ばれているのは、日本三不動の一つとして平安時代からたいへん篤く信仰されてきています。日本三不動の後の二つは、高野山の赤不動・三井寺の黄不動です。(曼殊院にも模写黄不動[国宝]があります)
青不動は、信仰の上でも、美術的にも、史料的にも、正に現存する仏教画のなかでも至高のもの。なお不動妙王は密教の仏様です。


青蓮院の仏様の画像はHPからコピーしたものです。撮影は禁止されていますがどうしても再現してみたかったのです。一度行ってみたいと思っていましたので今回はご開帳という好機に
恵まれた。これもご縁があったのですね。

青蓮院門跡(しょうれんいんもんぜき)は、天台宗の京都五箇室門跡の一つに数えられ、大変格式の高いお寺とされております。五箇室とは、青蓮院門跡・妙法院門跡・三千院門跡・曼殊院門跡・毘沙門堂門跡の五ケ寺を指します。門跡寺院というのは、門主(住職)が皇室或いは摂関家によって受け継がれてきたお寺のことです。



コーヒータイム
サンダーソニア・百合の仲間でだいだい色の風鈴
みたいな花をつけます。ランプシェードのようでもあります。
真っ白な花は孔雀草です。

祇園石塀小路
思わず歩いてみたくなる通りです


南禅寺の水路閣