防災
あなたは自身はもちろん、家族・恋人・御近所の人を災害から守らなくてもいいのですか?
近年、地球温暖化が進み集中豪雨や強力な台風などの異常気象が増えつつあります。
また、災害は異常気象だけではなく、地震や火災といったものもあります。
それでは、防災とは何でしょう。
防災が必要な理由に人の命を守るという事があります。
人の命を守る為には、家などの建物の耐震性を強化することにより建物の下敷きで人が圧死することが防ぐことが出来ます。
また、建物だけではなく家具なども固定をする事を忘れてはいけません。
家具などが倒れて圧死する人が地震で亡くなる人の中で一番多い原因です。
では、建物の強化と家具の固定をすれば大丈夫かと言うと、そうでもありません。
集中豪雨や強力な台風などの場合は斜面が崩れたり鉄砲水が発生する事があります。
その場合、防ぐ事は非常に困難な事でしょう。
そのような場合は、速やかに安全な場所へ避難する事が大切です。
地震の場合も同様に斜面が崩れる危険はありますし、海沿いでは津波の危険もあります。
災害が起きてしまったら、まず自身の身を守って下さい。
次に、家族の救出及び怪我の手当てをし、御近所の人を助けてあげて下さい。
その後、必要な物を持って皆で避難所へ向かって下さい。
とは言っても、急に救助が出来ますか?怪我の手当てが出来ますか?必要な物を持ち出せますか?
そこで、平常時から訓練・準備する事と御近所とのお付き合いが重要になってきます。
それこそが、防災なのです。
平常時にどのような準備をしたら良いのでしょう。
まず、身を守るためにヘルメットをがあれば、落下物から頭を守ることが出来ます。
次に災害時には停電になり易いですので、懐中電灯が必要です。
懐中電灯も手回しで充電が出来、且つラジオが聞けるタイプの物がいいでしょう。
最低限、この2つは用意して置きましょう。
無事に建物から出られたら、二次被害が起こりそうな場合を除いて救助作業に取り掛かるわけですが、その時に有効な道具(※下の表を参考)があります。
バールは900mm以上の物を推奨します。最低でも600mmの物は必要です。
バールは、てこの原理で物を動かして閉じ込められた人を救出するのに使います。
ノコギリは、木造家屋が倒壊し障害となる木材を切る時などに使います。
平常時の収納性を考えて、折り畳み式の物が良いでしょう。
スコップは、土砂をかき出したりする時などに使います。
大きさはなるべく大きいサイズの物を用意した方がいいでしょう。
また、スコップにも色々と種類がありますが、土砂等は剣先。雪等は角と用途が分かれますので、雪が多い地方の方は両方用意するといいでしょう。
ハンマーは種類が豊富で迷いますが、ハツリハンマーと呼ばれる片方が尖った物(注:点検ハンマーとは別物)があります。
尖った方で、チェーン等の硬い物を叩き切る事が出来ますのでお勧めします。
ドライバーは貫通ドライバーで、+−共に用意しましょう。
その他、ニッパ・ペンチ・弓のこ等を用意することをお勧めします。
注:ここで紹介する道具はあくまでも参考例ですので各自で必要な物を準備して下さい。
準備する物の参考例 |
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バール |
ノコギリ |
ハンマー |
ドライバー |
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