国立環境研究所 公開シンポジウム2005 に参加報告(6月25日、京都会場)

                                 (谷尾桂子)

会場はほぼ満員、参加した方の世代はとても幅広かったように思います。

講演4題と、パネルディスカッションに対して、皆さんの関心も高く、熱心な質問が続いていました。

講演は分かりやすく、興味深くお聞きしました。何が「分かりやすく」かといいますと、各事項について、それがどの程度評価されているのか、現時点ではっきりしていること、あるいは、不確定な部分が含まれこれからの解明すべき課題であることを、きちんと区別して、おっしゃっていたように思います。多くの一般むけ情報提供では、「よく・・・と言われている。」の様な言い方で済ませることが多く、「よく・・・」ということは、どう捉えるのか(どのくらいの真実、あるいは緊急度が含まれているのか)聞く方はわかりにくいだろうなあ、と、常々感じていたところです。

土曜開催、というのも、私にとっては嬉しいことでした。来年も休みの日にしていただけたら、と思いました。

当日のプログラムはこちらです。  http://www.nies.go.jp/sympo/2005/

会場でのすべての質問に対して、後ほど国立環境研究所のホームページに回答が掲載されるそうです。そんなやりとりがあるのか、楽しみにしています。                    

 

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