常々思っている事

2007年11月5日

 「学校で習った事なんて社会に出てから何の役にも立たないよ」

 などとほざいている輩は、学校で習った事を社会に出て活用出来ないのは、自分にその能力がないからだという事実に気付いていない、憐れな生き物だ。


 「数学は答えが一つしかないから面白くないんだよねぇ」

 などとほざいている輩に限って、文章を読ませても行間を読む事はおろか、文字通りの意味に解釈する事も怪しい。


 「どうしてコンビニの店員はこうもアホばかりなんだ?」

 と、頭の中で毒突きながら、ふと思い至った。
 コンビニの店員がアホなのではなく、アホだからコンビニの店員くらいにしかなれないのだ。


 公の場でのモラルのない行動を注意され、

 「天下の公道で何しようが俺の勝手だろ!」

 などとほざく輩に限って、ろくに税金を納めていない。


 スポーツ関係の番組、特にプロ野球中継は、やたらと意味のないデータを、さも偉大な発見でもしたかのように羅列し、視聴者を煙に巻こうとしている。

 「日本シリーズで3勝1敗としたチームの優勝確率は95%」、「○○と××がアベックホームランを打ったゲームの勝率は90%」、「□□と△△以外は全勝」などなど。

 有利な条件の側が勝ち易かったり、条件に当てはまらないデータを全て除けば残りのそれが全て条件に当てはまるのは、当たり前の事だと思うが・・・。


 スポーツ番組で思い出したが、日本のスポーツ実況を堕落させたのは古舘伊知郎だ。プロレスの実況だから通用したものを、何を勘違いしたかそのまま持ち込んだ。
 例えば、「音速の貴公子」などというアホなフレーズを使い出したのも彼だが、自動車が音速を出したら、どんな堅牢なモノコックに守られていようと、クラッシュしたら間違いなく即死する。
 音速がどのくらいなのか知らない人間のために補足しておくが、レーシングカーが一般的なサーキットで出す最高速はせいぜい音速の1/4強。
 最近のフジの四流アナの中には、「超音速バトル」などという表現を使っているのがいるが、ここまで逝くと過剰表現を通り越して、誇大妄想である。
 もっとも、民放のアナにアナウンス技術を求めるのは、テロリストに平和を説いたり、アメリカに正義を求める事と同義なのかも知れない。


 マイクロソフトのサポートサイトは何故、異常なほど文字サイズを小さく設定しているのだろうか?
 本気でユーザーをサポートしようとしているとはとても思えない。


 日本のマスメディアでは,「ネットカフェ難民」という言葉をやたらに使っているが、要するにホームレスの事だろ?
 そもそも、「難民」というのは戦争などで迫害を受けた人たちの事。言葉の誤用も甚だしい。


 言葉の誤用で思い出したが、「確信犯」という言葉を本来の意味で使っている人間を僕は見た事がない。
 ちなみに本来の意味で用いると、テロリストというのは(周りがどう見るかは別にして)、本人たちからすれば確信犯である。


 日本で内閣の支持率が調査される度に支持する理由の1位に挙げられるのが、「総理の人柄」。
 一体、日本の国民は総理大臣に何をして欲しいのだろうか?
 そもそも、会った事もない人物の人柄をどうして知っているのだろうか?
 これがマスメディアの捏造でないのだとしたら、こんな国は滅んでしまうのが世のためだ。


 日本のマスメディアはやたらと「格差社会」、「格差の拡大」などと騒ぎ立てるが、格差のない社会を望んでいる人間などどこにいるのだろうか?


 「不平等」をやたらと口にする輩は、「平等」の意味を知らない。


 「自由」をやたらと口にする輩は、「自由」がどれだけ「不自由」な事なのかを理解していない。


 選挙に行かない人間に政治に対して不満を口にする権利などない。


 こんなところに書いてある事を感心して読んでいる輩は、あまりまともな人間とは言えない。


 平日の昼間に会社のパソコンからこんなサイトを覗いている輩は、恐らく、ろくな人間ではない。


 平日の昼間にこんなサイトの更新をしている輩は、間違いなく、ろくな人間ではない。

気が向いたら、記事の追加するかも・・・
初版公開日:2007年11月5日 最終更新日:2007年11月5日
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